コミュニケーション

最後の砦 個人情報保護法

家族を通じて、

携帯電話の使用状況調査に協力することになった。

数日間、

通話やメール、

ウェブの使用状況を記録する。

「ためちゃうと大変だから、

毎日これに記入して。」

と、調査用紙を示される。

「ほい。」

素直に返事をして、

すっきりと忘れ去る。

数日後、

「回収するよ~。」

と声を掛けられ最初、

「ほえ?」。

瞬時に事態を察した家族が踵を返す。

すぐに、

プルプルしながら戻って来た。

「自分が置いたまんま!

全然触ってないでしょ!」

と叱られた。

「おっしゃる通りで、ハイ・・・・。」

一応、反省したふりでうつむく。

「まぁまぁ。」

と、別の家族が助け船を出してくれる。

「携帯に記録残ってるんだから大丈夫だよ。」

「そ、そうだよねっ!」

慌てて、携帯を取りに行く。

「すぐに書くから、用紙かして!」と

奪い取る。

「えっ・・・と。」

左手に携帯、

右手にペンを持ってチェックしていく。

「・・・・・・・はい、出来ました・・・・。」

「えっ?!もう終わったのっ?!!」

驚いて用紙を覗く家族。

「うそっ!

一週間通話ゼロ?!」

「大体メールでやり取りしてるからだよ!」

「確かにメールは一日2・3本来てるけど・・・。」

ジロッと私を見て、

「ちょっと携帯を拝借!」

「あ・・・・・・」。

「やっぱり!

全部宣伝メールじゃん!」

「何すんの~っ?!

人のプライバシーを!」

と頑張るが、

「これのどこが、

プライバシーなのっ?!」

と、返されてしまう。

お陰で、

「ガソリンスタンドのラッキーナンバーが

プライバシーとは・・・・・。」

と、家族中から憐みの視線が注がれてしまう羽目に。

「私は!

実際に会って深めるタイプなのっ!」

携帯って、

友達いない歴

が残ってしまうのね・・・・。


| | トラックバック (0)

ま た ひ と つ

年の瀬のお仕事を終えた。

年賀状を、書き終えたのだ。

かかったのは、2日。

といっても、かけた時間は正味2時間もないかもしれないが。

アドレス帳を取り出し、あいうえお順に書いていく。

以前はイラストから手書きだったが、年々ものぐさになって来て、この頃は干支の絵が半分近くを占めているものを購入。

あとは、文面も住所も全て手書きで仕上げる。

五十音も終盤。

やっと書き終え、ホッと一息。

ふ~ぅ。

友達少なくて、よかった~。

と、ゴロンする。

同年代の友人知人に聞くと皆、数十枚から百枚超えが多数。

聞いた中では、私より少ない人は一人もいなかった。

こんなに少ないのに、更に減らそうとする怠け者ゆえ、皆すごいなぁ~と心から感心する。

以前は、大げさに言えば「もらう年賀状の数の多さが自分の価値」みたいに考えていた。

が、今は少数精鋭で行くと、割り切っている。

そう思うに至ったのは、「手書き」が原因だと思う。

毎年デザインを考え、絵具やクレヨンを使ってレイアウト。

乾いたら、筆ペンで文面と住所を書いていく。

かいている間は、自然に宛名の人物のことを考えている。

そうしていると、「どうも儀礼的に書いているな」と感じてくるときがある。

小さな頃から外面を繕い、周りに気を使ってきたので、そろそろ解放されたい。

などと考え始めてくるのだ。

やがて、正直に出したいと思う人にだけ、書こう。

という気分になり、ある年、それ以外の人には、頂いたら返事を出す。

ことにした。

繰り返していると、相手にも通じ、程なくやり取りが途絶える。

住所録に横線を引いて、区切りをつける。

そうやってきても、なかなか会えないが、思い出すと優しい気持ちになる人が、まだ20人もいる。

いい出会いに、感謝。

有難や、有難や。

| | トラックバック (0)

出会う喜び 待つ楽しみ 

ご近所の方から、お野菜を頂いた。

見た感じは、ショウガのよう。

が、お芋の一種だという。

こちらも一緒にどうぞ。

と、プリントを渡される。

見ると、「菊いも」と書かれている。

ほほー。

血糖値を下げる、整腸作用、アトピー、お肌の若返り、そしてなんと、ダイエットにも効果があるという。

す、すごいもの頂いちゃったぞ。

早速、茹でて食べてみる。

ちょっとくずれやすいホクホクした食感と、甘味がある。

千切りして、サラダでも食べれたり、甘味を持つところが、「ヤーコン」に似ている。

一度に茹でておいて、少しづつ料理に加えて食べた。

今私の体内にて、菊いもちゃんの作用で大改造が行われているに違いない。

内側から、美しく。

効果が表面に出てくるのは、数週間後か。

楽しみだ。

別の方から、珍しいウリのお漬物を頂いた。

「ハヤトウリ」といって、ご自宅でたくさん収穫できるとのこと。

ハリハリ漬けのイメージでお作りになったというお漬物は、甘酸っぱくてシャキシャキして美味しい。

後日お礼と共に、感想を伝えると、現物を下さった。

おぉ!

そういえばこれ、台風の翌日道路に散乱していた。

熟す前の果実かと思っていたが、ウリだったのかー。

先日ご馳走になったお漬物の作り方も詳しく教えて下さったので、早速試してみる。

形状と質感は、黄緑色のアボカド。

硬い皮をスライサーで剥くと、白い果肉から分泌物が滲みだしてくる。

アクなのだろうか?

最初ちょっとかゆみを感じた。

乾くと手が、コーティングされたように膜が出来て、なかなか落ちない。

握ったり開いたり、擦ったりして、ポロポロと剥がしていく。

すごいなー。

どんな成分が含まれてるんだろ。

たくさんでき過ぎて、困る。

と、言う位パワフルなウリなんだから、体にも良さそうだな。

お酢と醤油とお砂糖を煮立てて、漬け汁を作る。

冷めるのを待つ間、食べやすい大きさに切るのだが、種がまた面白い。

ハヤトウリには、お尻のように割れ目があるのだが、そこに薄く挟まっている感じで入っている。

わわ、ひらぺったい形で、ちっちゃくなっちゃった、石けんみたい。

どうやって、播くのかな?

などと考えつつ、しゃくしゃく切っていく。

ジッパー付きのビニールに入れて、汁を注ぐ。

「水分が出て汁が薄まったら、足して」

ということなので、水位が上がって来るのを、楽しみに待っているところだ。

有難や、有難や。

| | トラックバック (1)

失 念 の 代 償

ピンポ~ン。

は~いとドアを開けると、ご近所さん。

「この間はおいしいものを、ご馳走様でした。」と、わざわざお礼を言いに来てくれた。

そして、「どうぞ」と、お菓子を下さる。

見ると、このエリアでは有名な、超美味品だった。

うわぁ~~!有難うございますぅ~!!

嬉しくなって、歓声プラス、満面の笑みで受け取り、

何度もお礼を申し上げつつ、お見送りする。

ちょとしたものを差し上げただけなのに、高級品を頂くとは、「わらしべ長者」みたい。

と、ホクホク。

早速、家族とご馳走になる。

ん?!ちょっと待って!!

口に入れかけたのを、戻す。

私、今来て下さった方に、おすそ分けしたこと、一度もないよっ!?

なんの手違いか誤解か、我が家にやって来たお菓子。

家族全員食いしん坊なので、もう半分も残っていない。

今にも、「すいません。間違えました。」と、お菓子を引き取りにみえられるかもしれない・・・。

当たり前だが、食べかけの半分を箱に戻しても、遅い。

ど、ど、どうしようっ?!!

家族と共に、顔を見合す。

じゃ、何で受け取ったのか?

と聞かれると、理由はちょっと複雑だ。

お礼に来られた方は、別のご近所さんと共に、度々我が家を訪問する。

お二人とも、役員さんだからだ。

お役目以外でも、そのお二人はとても仲が良い。

別のご近所さんには、確かにおすそ分けをした。

よって、そちらを通して、受け取られたのかと瞬間的に考えてしまったのだ。

しかしもしそうでも、「お礼」を受け取る資格があるのは、「別の」ご近所さんの方で、我家ではない。

超早とちりで、今年一番の大失態。

サザエさんかっ!

と、自分で自分に突っ込む。

あぁ、なんてことをしてしまったの・・・・。

空には、お月さま。

「助けて下さい・・・!」と心の中で泣きつく。

うろたえている場合ではない。

とにかく、お詫びの準備をしなければ。

食べてしまったお菓子の代わりにはとてもならないが、せめてもと家にあったお漬物の詰め合わせを用意し、ご近所さんが引き返して来た時の、準備をして待つ。

しかし、その気配はない。

んじゃ、こちらから。

と、思ったが生憎場所が分からないというか、お顔はよく存じ上げていているが、お名前がおぼろ。

役員名簿を見るが、確信を持てない。

そうだっ!

インターフォンの映像を、役員経験のある家族に確認してもらえばいいんだっ!!

ということで、家族を呼んで、再生画面を呼び出す。

しかし、思いっきり後ろを向いているショットが出てきて、ずっこける。

もう、ダメだ・・・・。

万策尽きて、その場にへたり込む。

直後急用が出来、家族にお詫びの品を託し、家を後にする。

運転中も、頭の中はそのことばかり。

信号待ちで見上げた月が、目に痛いほど輝いている。

慰めてくれてるのかな?

しょんぼりしながらも、フッと和む。

が、その直後、月光よりも蒼いひらめきが、私の中を駆け抜けた。

旦那さん経由だっ!!!!!!

不意に、家族におすそ分けを持たせた光景が、頭に浮かんだのだ。

その家族から、「旦那さんに渡した」と、報告を受けていたのを、すっかり忘れていた。

というか、持たせたこと自体、すっかり頭から抜けていた。

じゃ、あのお菓子は、正真正銘、我が家で頂いていいのね!

よかったぁぁぁぁっ!!

あぁ、お月さま、有難うございますっ!!

今年一番安堵した出来事だった。

すぐに携帯で、家にいる家族に知らせる。

あちらも、電話口でホッとしているのが、伝わって来る。

行きとは真逆の心境で、ルンルンとハンドルを握る。

帰宅し、何気なく、アットニフティの星占いを見てみる。

今日の乙女座。

不注意から物をなくしたり、身近な人との口論を招きそうな一日。忘れ物がないか、これは言っても良いことかと一つ一つの言動に神経質なほどに注意を払ってちょうど良いくらい。気が散漫にならないよう意識してみて。

怖い程、当たってます・・・・・。

| | トラックバック (1)

愚 ッ ジ ョ ブ!

人の話を聞くのが好きだ。

興味が湧くと我慢できず、あれやこれやとつい質問してしまう。

ある会議に出席した。

そこに、語り出したら、止まらない方も出席していた。

出席者全員が、そのことを承知。

話し出すと、かなり赤裸々なプライベート打ち明け話から、その場にいる人にとってすごく失礼な物言いまでが飛び出し、イライラハラハラさせられる。

そういう訳で、議題からかけ離れた内容になることも、しばしば。

聞いている方も、申し訳ないが飽きてくる。

「そろそろ本題に戻りたいんですけど」など横やりを入れたり、制止しようとする人を、「黙ってなさい!」「うるさい!」と一喝。

口調とは裏腹に、迫力はあまりないのだが。

しかし各々、大人の自制心で対立を避け、引き下がる。

延々と続く独演会は、終わる気配がが全くない。

配られたレジュメの内容が片付かないまま、どんどん時間が迫ってくる。

ということが、過去何度もあった。

そのうち、打ち合わせをした訳ではないのだが、自然にその方にきっかけを与えないよう話題を選び、サクサク議題をこなしていく傾向に。

その日、問題の方は、かなり危ないオーラをまとっていた。

ご家庭の事情から、今大変だと噂で聞いていたので、「今日は、くる!」と思った。

司会者さんが一通りの現状報告を終え、質疑応答の時間になった。

待ってましたと発言する、例のお方。

今回も、会議とは関係ない方面にまで話が逸れていく。

おや?

ふとした一言に、疑問が浮かぶ。

好奇心を刺激され、黙っていられなくなってしまった。

即座に話の腰を、空手チョップ。

「ということは、その内容に納得したんですか?」

不意を突かれ、「えっ!」と言葉に詰まる相手。

が、次の瞬間答えの洪水が押し寄せる。

ふむ、ふむと頷き、次の質問を繰り出す。

周りの空気が、「益々語らせて、どうする?!」と非難しているのが分かる。

そのうち、私達を放置したまま、粛々と進め始めた。

置いて行かれてるのは分かっていたが、聞きたいことが次々出てくる。

後で誰かに聞けばいいやと、納得するまで質問攻めにしてしまった。

たっぷり話して疲れたのか、それとも気が済んだのか、急にパワーダウンする相手。

そのまま本筋は穏やかにフィニッシュし、時間通りに閉会した。

席に残ってお茶を飲んでいると、別の出席者からポンと肩を叩かれる。

「ナイス!」と親指を立てた拳を付き出される。

「?」

何のことか分からず考え込む。

どうやら、円滑に話し合いを進めるための、作戦だったと思っているようだ。

単なる、好奇心なんですけど。

とは言えず、ジャパニーズスマイル。

日本人で、良かった。

| | トラックバック (0)

笑顔をどうぞ

ユニセフ・カードとギフト秋・冬号が届いた。

クリスマスカードや、年賀状の新デザインをチェックする。

来年は、寅年かぁ。と、しみじみする。

身近に寅年生まれがいないので、確かめたことはないのだが、「寅年生まれがいる家に、猫は居つかない」というのは、本当なのだろうか?

と、ぼんやり考える。

そのうち、去年の年賀状準備で、あたふたしたのを思い出す。

ボーッとしている場合ではない。

今年は、早めに準備しなければ。

昨年は、スポンサーの宣伝等がついた無料年賀状の抽選に応募していたので、結果が出るまで何もしないでいた。

見事にハズレ、慌てて郵便局に行くが、目当ての年賀状は既に売り切れており、方々探し回ったっけ。

という訳で、寅年の年賀状は、ユニセフで用意しようと、今品定め中だ。

それに、受け取った人のお楽しみに、切手の方でお年玉くじに参加できるよう、早めに富里郵便局に行かねばと、思っている。

それにしても、ユニセフのカタログは、相変わらず誘惑がいっぱいだ。

文具フェチなので、あちらのセンスのカードやステーショナリーに目を奪われっぱなしになる。

暇があると広げ、お風呂にも持ち込み、欲望対象を絞り込む。

そうしないと、大変な金額になってしまう程、魅力的なものがいっぱいなのだ。

ユニセフ通販の面白いところは、送料の計算方法だ。

普通の通販の多くは、金額と送料は比例しない。

荷物の大きさや地域によって、変わる。

加えて、大体において、金額が大きくなると、送料が無料になったりする。

ところがユニセフは、逆だ。

梱包・配送料が、購入金額が大きくなれば成る程、高くなるのだ。

一番安い区切りが4千円で、配送料は400円。

なので、「4千円内に抑えないと」と、つい考えてしまうのだ。

これって、たくさん買って欲しい側としては、どうなのだろう?といつも思う。

ともあれ、ここでしか手に入らないグッズが満載のカタログは、いつもほのぼのとした気持ちにされてくれる、癒しのカタログだ。

ペーパー製品だけでなく、ファッショングッズや、クリスマス商品も豊富。

クリスマスカードに挟んで一緒に送れる金のクリスマスオーナメントは、毎年利用させてもらい、相手の方に喜ばれている。

カタログはダイジェストだが、HPでは全てのグッズが見れるので、一度覗いてみて欲しい。

寄付込みなので、高めに感じるものもあるかもしれないが、おくられた相手だけでなく、見知らぬ「誰か」をも笑顔に出来るというのは、嬉しいではないか。

| | トラックバック (0)

城     壁

住み始めて十数年。

あちこちに不具合や寿命が来て、業者さんのお世話になる機会が増えた。

工事が入るとなると、あちこちをかたずけなくてはならない。

外回りなら、ゴロゴロと転がしてある植木鉢を隅に寄せたり、張り出した木の枝を切ったり。

中なら、作業しやすいように家具を動かしたり、脚立を用意したり。

大変な思いもするが、きれいになるという利点も、見逃せない。

おぉ!埃がこんなにっ!!

ピンポン玉大の埃が、箪笥の裏からフワリフワリと出てくると、妙に嬉しくなって、嬉々として掃除機をかける。

あっ!こんなところにあったー。

と、行方不明だったお気に入りのプランターが発掘されたりして、得した気分になる。

スッキリした場所に立ち、よろしくお願いしまっす!と、心おきなく業者さん達に入ってもらう。

邪魔をしないように、しかも、「ちょっといいですかぁ?」と声を掛けられてもすぐに駆け付けられるポジションを保ちつつ、自分の仕事をする。

すると、職人さんたちの会話が、聞くつもりがなくても耳に入ってくるときがある。

世間話では、当然ない。

「おい、○○どこだ?」

「あれ?普通ならこの辺にあるのにな」

「あっ!あそこだよ、ほらっ!」

「あーーっ(汗)」

「じゃ、○○○でやるしかないなー」

「なんで、こうしてあったのかなぁ?」

「分かんないけど、他にやりようがないべ」

など、思わず耳がダンボになる会話が飛び込んでくることがある。

その度、うちって、普通じゃないのかな・・・?

と、すごく心細くなる。

しかも、なんかすごく妥協しなければならない方法で工事を進めて、大丈夫なのかという心配も増す。

しかし、さすがはプロ。

工夫に工夫を重ねてやっていただいたお陰で、工事後に不調が出たことは、一度もない。

ありがとうございました!と深々と頭を下げ、「お車でどうぞ」と飲み物などをお渡しする。

車を見送って、ホッと一息つく。

たったこれだけのことなのだが、一人で気を遣いすぎてしまうのだろう。

夜に、ドッと疲れが来る。

来客嫌いなので、普段めったによそ様が入ってこない我が家。

スッキリと、いつになく片付いた部屋にポツンと一人。

大変だけど、お客さんが来てくれると、日々のゴチャゴチャがリセットされるんだな。

私には、必要なことだよね。

・・・・・・

でも、やっぱり人とは、外で会いたい。

| | トラックバック (0)

祈る心と 折る心

今年も、なのはな生協のピースアクション活動に、参加している。

協力できる千羽鶴の数を申請すると、その分の折り紙が届く。

締め切りまでに間に合うように、一日何羽折ればいいか見当をつけ、折り始める。

折るのは、就寝前。

ついているテレビを時々見ながら、ひたすら手を動かす。

本当は、一羽一羽、心を込めるものなのだろうに、申し訳ない限りだ。

今年は、いつもの年よりも、うんと早く終わりそうだ。

というのも、家族の帰宅を待つ時間が多いからだ。

送迎を受け持っているので、どんなに遅くても、起きていなければならない。

よって、はかどること、はかどること。

折りながら、知人の言葉を思い出す。

家族間のもめ事に消耗する日々。

やはり就寝前のひととき、一人黙々と手を動かす。

缶いっぱいになった折り鶴をみて、「それ、どうするの?」と聞かれる。

「捨てるんだよ」と、いつも答えるという。

明るくて、周りを元気にする彼女。

そうやって自分を慰め、やり場のない苦しみに耐えてきたんだと知り、ますます彼女を尊敬した。

静かで、凛とした美しささえ漂う、心のけじめのつけ方だと、心底思ったからだ。

それに引きかえ、自分はなんだ、と思う。

反省し、生協のお兄さんにも相談したが、「行為だけで、充分ですから」と、慰められた。

一羽一羽は無理でも、折り上がって糸でつなぐときに、平和への祈りを込めよう。

今夜も指先が、折り紙で染まる。

| | トラックバック (0)

振り向~かないで~♪富里のひ~と~♪

コピーをとろうとして、コンビニに行く。

先に来ていた人が、「たくさんあるので、先にどうぞ」と譲ってくれた。

有難うございますとお礼を述べつつ、「急がねば」と内心焦る。

こんな時に限って、「あ、あれ?あれれっ?!」

フリーズしちゃった・・・・。

待たせている人をも巻き込んであれこれ試すが、コピーは動かない。

「お店の人呼んできますね」と行こうとするのを制止して、「いえ、私が!」と駆ける。

何のことはない。

料金を入れていなかったのだ。

1枚10円ね。と、思ったことで、払ったつもりになっている、ご都合脳が情けない。

譲ってくれたのが、イケメンのお兄さんだったことも、恥ずかしさに追い打ちをかける。

この頃、万事この調子で、自分のお脳が、心底心配になる。

が、脳みその働きが鈍いのは、今に始まったことではないと、思いつく。

家族には、定期的に同窓会がある。

その度にいそいそと出かけていく家族を見送るが、複雑な心境だ。

羨ましいのでは、決してない。

あの家族でさえも出来ていることが、私には出来ないという事実を、認めたくないというか。

私は、例え自分の同窓会があったとしても、絶対に行かない。

いや、行けないのだ。

なぜなら、ほとんどの人が、私にとっては初対面の人だから。

つまり、クラスメイトのほとんどを覚えていないのだ。

特に、学校生活全般に渡って縁がなかった男子は、ほぼ壊滅状態だ。

例外は、極端な暴れん坊で、先生も手を焼いていたような、やんちゃな子。

もしくは、自分に敵意をむき出しにしてきた相手など、忘れたくても忘れられない子達だ。

しかし彼らのことは、脳みそが覚えているというより、心に焼き付いてしまったので、思い出せるという感じか。

さすがに女の子は男子よりも多く記憶しているが、仲の良かった子達以外は、時代が混同されている。

あの子、中学のクラスメイトだっけ。

それとも、高校時代の・・・。

もはや、カオスである。

幸か不幸か、幹事さん達に熱意がなく、お呼び出しは今まで2度だけだ。

もちろん、両方ともご遠慮したが。

「同窓会」というと、皆様どのような感情が呼び起されるのだろうか。

多くの方にとっては、マンガやドラマのように、新たなロマンスの始まりを期待させる、甘酸っぱいものなのだろうと想像する。

しかし、私にとっては、覗いてみたいが近寄れない、結界ゾーンのようだ。

では、家族にとってはどうなのだろうかと、考えてみる。

「いつ産まれても、おかしくない。」

家族のお腹は、一年中そんな状態だ。

そんなメタボディを堂々と昔馴染みに披露する。

考えてみたら、すごい勇気だ。

ロマンスなどというフワフワしたものなど、宇宙の彼方まで吹っ飛ばされるに違いない。

ということは私は、あの家族に、記憶力だけでなく、思い切りでも負けている。

・・・・・・全然悔しくない。

| | トラックバック (0)

お花見のとも

が眠る霊園では、春、モクレン、桜などが咲き誇り、それは見事な景観になる。

毎年、桜が満開になる頃を見計らって、父の墓参りを兼ねて、花見をする。

じようにレジャーシートを敷いて、お弁当を広げている家族連れも多く、お花見スポット化しつつあるようだ。

今年もそろそろと、身近にある桜の開き具合を気にしながら車を走らせる。

家族が仕事場の人と近所のお花見スポットに出かけたが、まだ3分咲きだったという。

仕方なく甘酒を飲んで帰ってきたというが、暖かくなるとパッと開いてしまうこともあるので、油断が出来ない。

去年は見込み違いで寂しい思いをしたので、今年は見頃ドンピシャをねらって、いつもよりも慎重に観察している。

ところで、花より団子は、お約束。

お花見にかこつけて、お弁当を、青空の下で食べに行くようなものだ。

お弁当は家から持参しないで、途中で買う。

空港が近いので、飛行機の音、小鳥のさえずりを聞きながら、ほおばる。

お天気がよくて、ぽかぽかと穏やかな日だと、本当に気持ちいい。

しかしこの時期、割と天候が安定せず、季節が後戻りしたかと思うほど冷え込むことが珍しくない。

以前、事務所主催で、夜桜見物に行った。

場所は、広大な某企業の敷地内。

ちゃんと許可は、頂いてある。

い出し係を仰せつかった私は、個人的な欲求に逆らえず、ケンタッキーフライドチキンの、バケツを抱えて合流。

さぞや盛り上がっているかと思いきや、シートの上の皆はおとなしい。

を抜いて上がり込むと、底冷えした地面から熱を奪われ、寒気がしてきた。

かな訳が、分かった。

しかし、救世主が舞い降りた。

上司が気を利かせて、梱包用のエアーキャップを持って来てくれたのだ。

あの、クッキーの缶などに入っている、プチプチだ。

きくビラリと広げた上に移動すると、ホンワカあったかい。

がぜん元気が出て来て、飲めや歌えと、大いに盛り上がった。

が買って来たチキンの樽も空っぽになり、ホッとする。

時間も遅くなり、そろそろお開きにと、片付けが始まった。

さて、「救世主」をどうしようか。

設置してあるごみ箱には、入りそうにない。

そこで、少し離れた場所で花見をしている方々に差し上げると、すごく喜こばれた。

えてみると、あったかい敷物という他に、急に天候が崩れて降ってきてもかぶって凌げるし、軽いし、エアーキャップは優れものだと思った。

以降、通販の梱包に大きめのものが入っていると、くるくる丸めて取っておく。

レジャーで出掛ける時はそれを、車のトランクの隅にスポッと差し込んで行く。

あと、凍らしたものを、これで2重3重にきっちりくるむと、以外に溶けないものだ。

少量で、クーラーボックスに入れる程でもないなら、エアーキャップで包むとかさばらない。

さくても、重ねて敷けば座布団代わりにもなる。

ただし、しっかりした丈夫なエアーキャップでないと、踏んだ時、体重でプチプチが割れてしまうという欠点があるが、お出かけのお供にいかがか。

| | トラックバック (1)

より以前の記事一覧