オカルト

K Y テ レ ビ

テレビ番組に、オカルトブーム到来との噂が。

成程。

年末の特番の中に、複数見られる。

予言、UFO、占いなど。

だいたい2時間の長丁場なので、録画して後で見る。

CMや、思わせぶりな演出を飛ばして見るためだ。

お茶とお菓子を用意して、わくわくと席につき、再生。

が、「なぁんだ」と、がっかりすることの方が多い。

何度も見聞きした映像や出来事の一部を、「新発見!」と銘打ちながら、実際はだた角度を変えて解説しただけというものばかりだからだ。

「事実」だけでは時間が持たないからか、「かたくなに信じない」おじさん達を応援に呼び、不毛なやり取りを繰り返させて、視聴者を不快にさせる番組も相変わらず健在だし。

終了してしまった「オーラの泉」のように、自分を反省し、「これからはがんばろう!」と思う機会を与えてくれる番組は皆無だし、期待はずれかな?

などと、思ってしまう。

テレビで見れないなら生でと、「癒しのヴォイス」を聴きに、美輪さんのコンサートに家族全員で行くことになった。

楽しみだ。

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稲川さん

さえ恐れる、心霊スポットに潜入するという番組をやるとのこと。

夏の「怖い話」に飢えていたので、家族全員固唾をのんでテレビの前に並ぶ。

2か所あり、最初の場所に起きる現象と、過去についてまとめたVTRを見せられる。

いよいよ潜入という時、電話が鳴った。

誰も立たないので、仕方なく私が受話器を取る。

自分の知人からで、少し話しこんだ。

電話を切って席に戻ると、なんとほぼ終わっているではないか。

ま、もう一か所あるからいいやと、気を取り直す。

2か所目は中断されなかったものの、見ているうちに今まで感じたことのないイヤな気分になった。

画面の暗闇から、こちらに向かって、何かがゴゥッと流れて来たように感じたのだ。

直後、ひどい肩コリと、頭痛が。

あらら、電波に乗って、来ちゃったかな?

時間も空間も関係なく、波長が合うと憑依(?)が成立するらしいし。

夜になっても、おさまらず。

それならば、これでどうだと、浴槽に清めのためにお塩を入れて、ゆっくり浸かる。

すると、布団に入る頃にはあらかたおさまり、次の日には綺麗さっぱり直っていて、ホッとした。

嬉しいことに、「ごきげんよう」にも、稲川さんがゲストで来ていた。

この番組ではゲストさんは、3日連続で出演する。

稲川さんの第一日目、皆が期待するお話がいよいよ始まった時、玄関のチャイムが鳴る。

いいところだったのに・・・・。

荷物を受け取って、急いで戻るが、核心部分は過ぎてしまったようで話が繋がらない。

2日目、またもや稲川さんのお話のときに限って、電話が鳴った。

鈍い私も、さすがに「おかしい」と思い始める。

稲川さんのお話から、遠ざけられようとしているのではないか?

むむ。

今再放送中の「ほん怖」傑作選。

赤いスカートに、ハイヒール。

下半身だけが学校の廊下を歩く。

一緒に見ていた家族が、引っ越す前の自宅で同じものを見たと言いだす。

そういえば、私も見たな、と思い出した。

家族はスカートの色から靴を履いていたところもはっきり見たらしいが、私はスカートと脚だけが空中をスーと移動したのを覚えているだけだ。

あの頃は、金縛りにも頻繁にあった。

ものすごい圧力で布団に全身が押しつけられた。

体が布団を突き抜けて、畳にめり込まんばかりの勢いで。

うっすら目を開けると、ハンガーに掛けてあった制服が、左右に大きく揺れている。

すごい耳鳴りがゴォーッと回転しながら部屋中に響く。

その頃は両方とも夢とか、勘違いと思い、あまり気にならなかった。

ところが、家族の友人達が泊まりに来た時の話を聞いて、やっぱり「その家」になにか原因があるのではと、思い始める。

数人の友人達と、二間続きの部屋に分かれて布団に入った家族。

翌朝、友人全員が「一睡も出来なかった」と、やつれた表情。

どうして?と尋ねた家族に、友人たちはおびえた様子で口を揃える。

誰かがずっと、歩き回っていた。と。

何度も自分達の上を、またいでいったという。

最初、家族がトイレにでも行ったのかと思ったらしい。

ところが見ると、窓際の布団に寝ている。

一人家族だけが、熟睡して、何も気づかなかったらしい。

友人達は、朝食もそこそこに、逃げるように帰って行ったという。

ほー。それは初耳ですな。

踏まれなくて、よかったよね。と、感じたことを素直に口に出す。

そういうことじゃ、ないでしょ。

と、一緒に聞いていた母に、たしなめられる。

それが引き金になって、「そういえば」と芋づる式にその家で体験した不思議話が、次々出てきた。

その家は、埋立地にあった。

水のあるところは、集まりやすいというし。

そういう事情もあって、実は私も体験してたのかもな。

テレビが物足りないからという訳ではないだろうが、「怖い話」を、思いがけず自給自足してしまった。

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禁 断 症 状

夏といえば、怪談。

なのに、この頃のテレビには、ぽつりぽつりと登場するだけだ。

しかも、フ ィクションがほとんど。

私が子供の頃は、必ず「あなたの知らない世界」をやっていた。

視聴者から寄せられた体験談を、リアルな再現ドラマにして見せてくれる。

その後、心霊研究家の新倉イワオさんなどが、現象や原因を解説、予想してくれる。

今でもまざまざと思い出すシーンもある程、本格的で力の入った番組だったと、懐かしく思い出す。

平日の昼間、ワイドショー枠の特集だったので、奥様向けだったのだろうか。

子供心に、人の心の奥や裏側を見せつけられるご家庭の事情も含まれていおり、だから余計に真実味を帯びて怖かった。

しかも、3.4日連続で、たっぷりと見せてくれる。

よって、放送がある日は、プールにも行かず、テレビの前にくぎ付けだった。

そして、必ずトイレに行けなくなる。

というパターンを、毎年繰り返していた。

現在は、「ほんとにあった怖い話」の雑誌で取り上げられたお話を、再現ドラマに仕立てて放送することがあるが、一度見たお話ばかりなので、全く見る気がしない。

たまにある、「潜入!」ものは、感度の良い女性タレントさんを、心霊スポットに連れて行って、泣き出したりする様子を見せられるだけというパターンで、うんざりする。

私が求めているのは、現象の原因に、納得のいく説明がされる番組だ。

江原さんや、西塔恵さんのように、霊を「人」として尊重し、冷静にみることができる霊能者さんがいると、そういう結果を得られる。

よって、女性タレントさんについているとする「霊」に対して、高飛車で責めるようなことばかり言い、ただ追い出そうとする霊能者さんなどは、ご遠慮したい部類のお方だ。

そういう意味で、宜保愛子さんが亡くなってしまったことは、私にとって大きな悲しみだ。

テレビで霊現象を語る草分け的存在だったので、ずいぶん叩かれもしたようだ。

しかし、視えるものに対するあたたかな眼差しは、相手の悲しみも受け取っているようで、おっしゃることに、思いやりと説得力があった。

一度、宜保さんらしき女性を、千葉駅で見かけた。

すれ違いざま、目を細め、お顔をしかめて、じっとこちらを凝視する。

ご本人だったとしたら、何が見えていたんだろう?

すごく、お聞きしてみたい。

超能力捜査官も、大好きだ。

最近めっきりやらなくなってしまったのが、残念でならない。

もしや、警察関係から、手を回されたのか?

などと、つい勘ぐってしまう。

老若男女問わず、「最近面白いテレビないねぇ」という声がよく聞かれる。

ここで僭越ながら関係者の方々に、「夏は、ベタに、いってみてはいかがか」と、提案させて頂きたい。

普通の人が見えないものを視る人。

に、長年の習慣から、今の季節、猛烈に飢えている。

という訳で、テレビが満たしてくれないなら漫画でと、家にある「ほん怖」コミックを読み返す、今日この頃なのだ。

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あるけど みえない

ほんとにあった怖い話。

唯一購読している雑誌だ。

奇数月の下旬に発売されるので、今月は楽しみにしている。

中でも楽しみなのは、「能力者」がご登場するシリーズだ。

最初は、「隣の霊感少女」だったのが、能力を磨き、困っている方々をお救いするところにまでなっている方もおられる。

毎号、読者からの投稿を漫画化したものも数編あるが、「あれは、何だんだろう?」だけで終わってしまうか、こじつけで締められてしまうものが大多数を占める。

しかも、パターン化していて、どっかで読んだような気がして、新鮮味がない。

それとは対照的に、霊能力で相談事を解決したり、疑問を解消できる方が登場するお話は、読んでいて考えさせられる教訓が含まれており、単に「怖い話」では終わらないのがいい。

他にも、「ヒプノセラピー」という手法で、相談者の心の問題や体調不良を改善するシリーズも、興味深い。

ヒプノとは、催眠のことで、相談者の潜在意識から問題の根本を見つけ出し、解決に導く。

前世がらみのことが多い。

とても他人事とは思えない悩みも取り上げられ、気持ちを切り替えるきっかけを得ることもある作品だ。

「ほん怖」は表紙が、ときにはおどろおどろしい。

よって、ただの怖いもの見たさを満たす軽い内容と取られがちかもしれないのが、残念でもったいない。

自分の要求を聞き入れてもらい、満足して成仏する。

それは、生きている私たちも日々経験していることだ。

理解や共感を得られて、心にずっとあったしこりが、とけるなどと同じではないか。

死しても、人は人で、肉体の有無の違いだけだということが、能力者を通して伝えられる「事情」を知り、実感できるのだ。

能力者さんたちが、聖人君子でなく、普通のお姉さんなところも、いい。

六法全書に則り、しゃくし定規的な判決が出て、納得がいかない裁判にモヤモヤする。

が、次の日、ワイドショーで「それはないだろう!」と人情剥きだしで、反発するコメンテーター。

裁判官を、聖人君子とは言わないが、「ほん怖」の霊能お姉さん達は、完全に後者だ。

悪いものは悪い!と、ビシッとお仕置きしてくれる、必殺仕置人なのである。

読後、「あー、スッキリしたー!」ということ、しばしばだ。

ほとんどの人が感知するだけの、「みえない世界」が、日々の生活にどのようにかかわっているかが分かって面白い、「ほん怖」。

一度、お手にとって見ては。

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