オカルト

嬉 し く な い 力 作

以前よりも大分少なくなった、

オカルト番組。

しかし、たま~に番組表で見つけると、

わくわくしながらチャンネルを合わせる。

昨日もそうだった。

どうやってランキングをつけるのかいつも不思議なのだが、

一般からの投稿や番組中の不可思議映像が

順位と共に流される。

が!

この手の番組は

「使い回しばっかじゃんっ!!」

と、プルプルする結果になることが多く、哀しい。

高性能の家庭用ビデオが普及し、

携帯の録画機能も充実したためだろう。

「いかにも」

という「作品」で溢れている。

面倒くさがりで

撮影嫌い

だからかもしれないが、

投稿された作品のシュチュエーションがまず、疑わしい。

暗がりを徒歩または

車で移動中から

カメラ撮影を始めるというのは

あまりないと思うのだが。

「何かある」

というのを確信していないのに、

何もない景色を延々撮るため

カメラを構え続けるのは

バッテリーも気になるし

視野は狭くて危なっかしいしで

かなり不自然な気がするのだが、偏見だろうか。

やがて、

暗闇の中にぼんやり

白い人影。

「あれ?」

と思ったら消え

次の瞬間すぐ近くに立っていた!

というのが、大体のパターンだ。

これが「マジ」なら、

悲鳴を上げつつカメラを放りだし

逃げるのが普通だろう。

しかし彼らは、

ブレつつも対象物を

ファインダー内に収め続ける。

その時撮影者の視界は

小さな四角に切り取られた状態で、

周りほとんどが死角になる。

人がその状態で本物の恐怖に耐え続けるなど

防衛本能が機能してないとしか考えられない。

という理由から

「ブラブラホームビデオ系」は内容を知る前にもう

「作品」だと思って見始める。

「作品」の中には、何度も使いまわされ続け、

そのため映像が悪くなっている部分があり、

笑える。

またこれらの中に、ちょっとした「法則」を発見。

幽霊役は、「メンバー1の美女を使う」

ということだ。

意地悪ばかり書いてしまったが、

ホームビデオでも、

運動会などの家族ものは

これよりも信頼性があり、真面目に拝見している。

そして私が一番本腰を入れて見るのは、

「監視カメラ」系だ。

これも、やろうと思えば細工出来ようが、

同じ風景を撮り続けるうち

不可解な現象が映り込んだ。

というのがワザとらしなく

素直に受け止められるのだ。

自分の周りに不思議がないので、

夏「恐怖」が足りないテレビに

欲求不満。

けど今月は、

「HONKOWA」発売月だから、

もう少しの辛抱だ!


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手 放 す こ と も 必 要

家族は、いろいろなものを家に持ち帰るようだ。

ものに入っていたり、ときには自分がいれものになったり。

先日も、例によってお持ち帰りしたよう。

帰宅するなり深いため息をつき、「はぁ~、疲れたぁ~~。」と一言。

私はそれを聞いて内心「えっ?!」と、ちょっとびっくりした。

かなり重量オーバーのメタボディながら、けっこうフットワークは軽く、活動的な家族。

どんなに強硬なスケジュールをこなしても、「疲れた」という溜息交じりの泣きごとを言うのを聞いたことなど、今までなかった。

「疲れ」は口にするのではなく、「早く床に着く」という行動で表現するの常だ。

(ほ~、珍し。先生にキツイことでも言われたのかな?)

その日は病院からの帰りだったので、ふとそう思ったが深くは追求しなかった。

しかし、それからが、大変だった。

家族の持病の発作が、20数年振りに起こりそうになったのだ。

兆しは、ちゃんと分かるという。

起こってしまうとかなり痛みを伴い、入院する羽目になる。

「あらら、それは大変だね。」

こっちがうろたえると、かえって悪影響なのは経験で分かっているので、冷静に受け止める。

家族は兆しがなくなるまで絶食するので、飲み物や具のない汁物などしか口にしない。

心配しつつも日常生活はいつも通りにこなし、仕事にも出掛けた家族。

しかし家にいた私は、気が気ではなかった。

それは、「家族が心配のあまりに」

というのとは、ちょっと違う。

なんだか、家中がいつもと違って、落ち着かない感じだったからだ。

何かをしていて、部屋の隅や2階から、物音がする。

普段からぼ~っとして、そういうのはあまり気にしないタチなのだが、その日はかなり頻繁なのでちょっと気になってきた。

ゴトン。

(あれ、何の音?ま、いっか。)

何かのついでに音のしたところを通って見ると、立てかけてあったものが倒れている。

(さっきの、これか。)

と、納得。

バタン!

(やだ、また何か倒れたみたい。後で直せばいいや。)

カチッ。

パラン・・・・。

バサッ。

ミシシッ。

キン!

(今日はなんか騒がしいなー。)

ゴトッ!

ズン・・・。

(なんかおかしい・・・・?)

そうして家のあちこちからいろいろな音が30分毎位にしてきて、首を傾げる。

とはいっても、音がする度確かめるのも面倒で、放っておいた。

しかし、あるものを見て、ハッとする。

きちんと止めてあった写真が、床に落ちていたのだ。

(これ落ちるってこと、あり得なんだけど・・・。)

写真に写っていたのは当の家族ではなく、別人だが。

「これは、何かある・・・・!」

と思ったら、発作が起きそうな家族のことが思い出された。

(む、虫の知らせ・・・・・ってやつ?!

それとも、ポルターガイスト?)

とりあえず神棚に手を合わせ、仏壇を通して父やご先祖様に家族の無事をお願いをした。

「何も連絡ないってことは、今のところ大丈夫みたいね。」

自分が出来ることはやったと、別のことに取りかかる。

そうして夕方、家族が帰宅。

兆しが霧散霧消したと報告を受け、ホッとした。

安心したところで、遠慮なく追求する。

「ところで昨日、何かすごいの持って帰ったでしょ!」

「?」

「今日一日家の中が、それは賑やかだったんだから。

発作が起きそうになったのも、そのせいじゃない?」

「・・・・・・・・。」

考え込む家族。

実は昨日、家族が何かを買って帰ったのを知っている。

それは、中古のおもちゃ。

ブックオフなどに足繁く通って集めたそれらは、もはや数千点に及ぶと思われる。

「それに何か入ってたんじゃないのっ?!」

「人形寺とかに持って行って、供養した方がいいんじゃない?」

「前の持ち主の念とかが残ってるものだって少なからずあるだろうし、この際整理したら?」

と、普段思っていることをここぞとばかりに畳みかける。

いたたまれなくなったのか、思い当たる節があったのか。

無言のまま、部屋に入り籠ってしまった。

神棚と仏壇に、家族の無事にお礼を申し上げつつ、願い事。

これをきっかけに、収集癖が納まりますように!

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涼   み   方

日本の夏の風物詩の一つといえば、怪談。

なのにここのところのテレビは、何だ?

年々、少なくなっているではないか。

たまにやるというから、「やった」と思ってチャンネルを合わせて見れば、見たことのある映像ばかり。

それも、明らかに「作り込んだ」と思われる映像がほとんどだ。

オウム事件から、テレビ業界全体で自粛ムードになったというが、やり過ぎではないか。

以前だったら、実力のあるとされた霊能者さんが登場。

怪奇現象の理由を解き明かし、迷える魂を浄霊。

その過程を見ているうち、肉体はなくとも、心は私達と同じと分からせてくれる、ただ怖がらせるだけでない、骨のある番組がいくつもあったのに。

国内外を問わず疑わしい映像を、しかも何度も使い回すとは・・・・。

現在の番組は、見終わると、空しさだけが残る中身のないものとなっている。

たまにフレッシュな内容のものがあるが、お笑い芸人さんに頼っているのが、最近の傾向だ。

話芸に秀でたプロの方達に、演出効果たっぷりのスタジオで語らせる。

けれど、元祖稲川淳二さんには、申し訳ないが遠く及ばない。

稲川さんは、ご自身が体験者であることが、何よりの強みだからだ。

それが更に、その手の話題を引き寄せるようで、話に事欠かない印象だ。

以前はよくあった、「再現ドラマ」も絶滅状態だ。

やはり、見ているお子さん達が受ける印象が、強くなり過ぎるからだろうか。

とにかくこの手の番組に、女性タレントさんの泣き顔は、もういらない。

パニック状態で時間を稼ぐより、目に見えない世界なら尚のこと、ちゃんと筋道立てて説明できる人にご登場願いたい。

「あなたの知らない世界」

が、

ただ、懐かしい。

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長靴にキッス

本日発売のコミック雑誌「ほんとにあった怖い話」3月号巻頭カラー、「視っちゃんシリーズ」が面白かった。

体調不良に悩む相談者の自宅周辺をきれいにするために、野槌(のづち)をつかう、視っちゃん。

数珠に宿った野槌を、悪い気を発する土地に置き、野槌に「耕してもらう」ことで浄化するという。

ほほー。

野槌とは山野の精で、みえる人には、巨大ミミズのように見えるらしい。

地域の伝承によると、直径15㎝、長さ90㎝程で、鹿を丸呑みにし、人を見ると転がって来るという。

転がって来た野槌に当たると死ぬともいい、逃げるためには高いところに登れとある。

恐ろしやと思う前に、「懐かしいなぁ」という思いが湧きおこる。

ゲーム「遥かなる時空の中で」で、敵として何度も出て来たからだ。

その土地に足を踏み入れると、お約束の戦闘が起こる。

芋虫の兄弟のような、愛嬌のあるビジュアルだったノヅチ。

数え切れないほど、殴ったっけ・・・・・。

封印までしちゃったりして。

本当は、こういう姿をしてたのね。

と、ちょっと驚いた。

マンガの中で、穢れた地を浄化して戻って来た野槌が、すんごく可愛い。

土地の毒気に当てられたのか、全身が剛毛で覆われた、ワイルドな姿になって帰って来たのだ。

お疲れ様です!

ところで先日、プチ野槌ならぬミミズのことで、意外な事実を知って驚いた。

ミミズといえば、土をふかふかにしてくれる有難い働きをする益虫というのが、一般的だ。

ところが、植木鉢のミミズに関しては、そうではないらしい。

我が家の全てのバラのお父さん、日本ばら園の園主高取さんが、「農薬嫌いなガンコ親父のバラ栽培技術書」の中で、書いておられた。

鉢のように限られた量の土にミミズがいると、糞の排出で土が微細化されてしまい、水はけが悪くなるという。

おぉ、そうなのか。

そういえば我が家に、何鉢か思い当たる鉢がある。

最初コガネムシの幼虫のせいかな?

と思ったが、コガネムシの場合は土が粘土状にベタッとなり乾きにくくなるので、土の表面に青苔のようなものが生えてくる。

しかしそうではなく、土が砕けて落ち、根っ子の繊維だけが残ったような状態になっている鉢がいくつかあるのだ。

鉢底から流れ出て来た土をすくうと、そこから必ずミミズが出てくる。

成程ー。

と、納得した。

ご本では、鉢にミミズが住みつかないよう、石灰を片手一杯もしくは、硫安30gを鉢に撒き、絶滅させるようアドバイスがある。

これがお庭なら、その必要はないのだが、その代わりにモグラが来るという。

そうなんだよねぇ。

朝窓を開けると、モグラの穴があちこちにあいている。

バラの根っこが傷んで、困っていた。

ところが、更に深刻な害が連鎖的に起こるとある。

それは、野ネズミの存在だ。

モグラのトンネルを利用して行き来し、通行に邪魔なバラの根を食べてしまうという。

な、な、なんとっ!!

それでこの間、ネズミがブロック塀から飛び出して来たんだー。

側に、モグラの穴があった場所だ。

むむむ。

そういうカラクリだったのかー。

と、遅ればせながら、どうしたらいいのだろうかと、悩む。

ミミズを減らすっていってもなー・・・。

土の中からうどんのように太ったミミズが飛び出してくると、妙に嬉しいんだよね。

と、夏の水やりを思い出す。

米ぬか農法の本で、選定をしたりした枝葉などは捨てず、全てその場にすき込み、その上から米ぬかをうっすら播くとあった。

そうすると、奪われた養分が再び土に戻り、豊かになるという。

なら、チクチクのバラの枝で、お仕置きしよう!

と、思い立つ。

という訳で、モグラたたきならぬ、「モグラ&ネズミバラムチ大作戦」決行中。

穴という穴に、小さく切ったバラの枝を埋め込むのだ。

そしてその上に、米ぬかをパアッと播けば、害虫忌避効果に、土の栄養補給で一石二鳥。

ふっふっふ・・・。

女王様を怒らせたら、後が痛いよ!

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K Y テ レ ビ

テレビ番組に、オカルトブーム到来との噂が。

成程。

年末の特番の中に、複数見られる。

予言、UFO、占いなど。

だいたい2時間の長丁場なので、録画して後で見る。

CMや、思わせぶりな演出を飛ばして見るためだ。

お茶とお菓子を用意して、わくわくと席につき、再生。

が、「なぁんだ」と、がっかりすることの方が多い。

何度も見聞きした映像や出来事の一部を、「新発見!」と銘打ちながら、実際はだた角度を変えて解説しただけというものばかりだからだ。

「事実」だけでは時間が持たないからか、「かたくなに信じない」おじさん達を応援に呼び、不毛なやり取りを繰り返させて、視聴者を不快にさせる番組も相変わらず健在だし。

終了してしまった「オーラの泉」のように、自分を反省し、「これからはがんばろう!」と思う機会を与えてくれる番組は皆無だし、期待はずれかな?

などと、思ってしまう。

テレビで見れないなら生でと、「癒しのヴォイス」を聴きに、美輪さんのコンサートに家族全員で行くことになった。

楽しみだ。

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稲川さん

さえ恐れる、心霊スポットに潜入するという番組をやるとのこと。

夏の「怖い話」に飢えていたので、家族全員固唾をのんでテレビの前に並ぶ。

2か所あり、最初の場所に起きる現象と、過去についてまとめたVTRを見せられる。

いよいよ潜入という時、電話が鳴った。

誰も立たないので、仕方なく私が受話器を取る。

自分の知人からで、少し話しこんだ。

電話を切って席に戻ると、なんとほぼ終わっているではないか。

ま、もう一か所あるからいいやと、気を取り直す。

2か所目は中断されなかったものの、見ているうちに今まで感じたことのないイヤな気分になった。

画面の暗闇から、こちらに向かって、何かがゴゥッと流れて来たように感じたのだ。

直後、ひどい肩コリと、頭痛が。

あらら、電波に乗って、来ちゃったかな?

時間も空間も関係なく、波長が合うと憑依(?)が成立するらしいし。

夜になっても、おさまらず。

それならば、これでどうだと、浴槽に清めのためにお塩を入れて、ゆっくり浸かる。

すると、布団に入る頃にはあらかたおさまり、次の日には綺麗さっぱり直っていて、ホッとした。

嬉しいことに、「ごきげんよう」にも、稲川さんがゲストで来ていた。

この番組ではゲストさんは、3日連続で出演する。

稲川さんの第一日目、皆が期待するお話がいよいよ始まった時、玄関のチャイムが鳴る。

いいところだったのに・・・・。

荷物を受け取って、急いで戻るが、核心部分は過ぎてしまったようで話が繋がらない。

2日目、またもや稲川さんのお話のときに限って、電話が鳴った。

鈍い私も、さすがに「おかしい」と思い始める。

稲川さんのお話から、遠ざけられようとしているのではないか?

むむ。

今再放送中の「ほん怖」傑作選。

赤いスカートに、ハイヒール。

下半身だけが学校の廊下を歩く。

一緒に見ていた家族が、引っ越す前の自宅で同じものを見たと言いだす。

そういえば、私も見たな、と思い出した。

家族はスカートの色から靴を履いていたところもはっきり見たらしいが、私はスカートと脚だけが空中をスーと移動したのを覚えているだけだ。

あの頃は、金縛りにも頻繁にあった。

ものすごい圧力で布団に全身が押しつけられた。

体が布団を突き抜けて、畳にめり込まんばかりの勢いで。

うっすら目を開けると、ハンガーに掛けてあった制服が、左右に大きく揺れている。

すごい耳鳴りがゴォーッと回転しながら部屋中に響く。

その頃は両方とも夢とか、勘違いと思い、あまり気にならなかった。

ところが、家族の友人達が泊まりに来た時の話を聞いて、やっぱり「その家」になにか原因があるのではと、思い始める。

数人の友人達と、二間続きの部屋に分かれて布団に入った家族。

翌朝、友人全員が「一睡も出来なかった」と、やつれた表情。

どうして?と尋ねた家族に、友人たちはおびえた様子で口を揃える。

誰かがずっと、歩き回っていた。と。

何度も自分達の上を、またいでいったという。

最初、家族がトイレにでも行ったのかと思ったらしい。

ところが見ると、窓際の布団に寝ている。

一人家族だけが、熟睡して、何も気づかなかったらしい。

友人達は、朝食もそこそこに、逃げるように帰って行ったという。

ほー。それは初耳ですな。

踏まれなくて、よかったよね。と、感じたことを素直に口に出す。

そういうことじゃ、ないでしょ。

と、一緒に聞いていた母に、たしなめられる。

それが引き金になって、「そういえば」と芋づる式にその家で体験した不思議話が、次々出てきた。

その家は、埋立地にあった。

水のあるところは、集まりやすいというし。

そういう事情もあって、実は私も体験してたのかもな。

テレビが物足りないからという訳ではないだろうが、「怖い話」を、思いがけず自給自足してしまった。

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禁 断 症 状

夏といえば、怪談。

なのに、この頃のテレビには、ぽつりぽつりと登場するだけだ。

しかも、フ ィクションがほとんど。

私が子供の頃は、必ず「あなたの知らない世界」をやっていた。

視聴者から寄せられた体験談を、リアルな再現ドラマにして見せてくれる。

その後、心霊研究家の新倉イワオさんなどが、現象や原因を解説、予想してくれる。

今でもまざまざと思い出すシーンもある程、本格的で力の入った番組だったと、懐かしく思い出す。

平日の昼間、ワイドショー枠の特集だったので、奥様向けだったのだろうか。

子供心に、人の心の奥や裏側を見せつけられるご家庭の事情も含まれていおり、だから余計に真実味を帯びて怖かった。

しかも、3.4日連続で、たっぷりと見せてくれる。

よって、放送がある日は、プールにも行かず、テレビの前にくぎ付けだった。

そして、必ずトイレに行けなくなる。

というパターンを、毎年繰り返していた。

現在は、「ほんとにあった怖い話」の雑誌で取り上げられたお話を、再現ドラマに仕立てて放送することがあるが、一度見たお話ばかりなので、全く見る気がしない。

たまにある、「潜入!」ものは、感度の良い女性タレントさんを、心霊スポットに連れて行って、泣き出したりする様子を見せられるだけというパターンで、うんざりする。

私が求めているのは、現象の原因に、納得のいく説明がされる番組だ。

江原さんや、西塔恵さんのように、霊を「人」として尊重し、冷静にみることができる霊能者さんがいると、そういう結果を得られる。

よって、女性タレントさんについているとする「霊」に対して、高飛車で責めるようなことばかり言い、ただ追い出そうとする霊能者さんなどは、ご遠慮したい部類のお方だ。

そういう意味で、宜保愛子さんが亡くなってしまったことは、私にとって大きな悲しみだ。

テレビで霊現象を語る草分け的存在だったので、ずいぶん叩かれもしたようだ。

しかし、視えるものに対するあたたかな眼差しは、相手の悲しみも受け取っているようで、おっしゃることに、思いやりと説得力があった。

一度、宜保さんらしき女性を、千葉駅で見かけた。

すれ違いざま、目を細め、お顔をしかめて、じっとこちらを凝視する。

ご本人だったとしたら、何が見えていたんだろう?

すごく、お聞きしてみたい。

超能力捜査官も、大好きだ。

最近めっきりやらなくなってしまったのが、残念でならない。

もしや、警察関係から、手を回されたのか?

などと、つい勘ぐってしまう。

老若男女問わず、「最近面白いテレビないねぇ」という声がよく聞かれる。

ここで僭越ながら関係者の方々に、「夏は、ベタに、いってみてはいかがか」と、提案させて頂きたい。

普通の人が見えないものを視る人。

に、長年の習慣から、今の季節、猛烈に飢えている。

という訳で、テレビが満たしてくれないなら漫画でと、家にある「ほん怖」コミックを読み返す、今日この頃なのだ。

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あるけど みえない

ほんとにあった怖い話。

唯一購読している雑誌だ。

奇数月の下旬に発売されるので、今月は楽しみにしている。

中でも楽しみなのは、「能力者」がご登場するシリーズだ。

最初は、「隣の霊感少女」だったのが、能力を磨き、困っている方々をお救いするところにまでなっている方もおられる。

毎号、読者からの投稿を漫画化したものも数編あるが、「あれは、何だんだろう?」だけで終わってしまうか、こじつけで締められてしまうものが大多数を占める。

しかも、パターン化していて、どっかで読んだような気がして、新鮮味がない。

それとは対照的に、霊能力で相談事を解決したり、疑問を解消できる方が登場するお話は、読んでいて考えさせられる教訓が含まれており、単に「怖い話」では終わらないのがいい。

他にも、「ヒプノセラピー」という手法で、相談者の心の問題や体調不良を改善するシリーズも、興味深い。

ヒプノとは、催眠のことで、相談者の潜在意識から問題の根本を見つけ出し、解決に導く。

前世がらみのことが多い。

とても他人事とは思えない悩みも取り上げられ、気持ちを切り替えるきっかけを得ることもある作品だ。

「ほん怖」は表紙が、ときにはおどろおどろしい。

よって、ただの怖いもの見たさを満たす軽い内容と取られがちかもしれないのが、残念でもったいない。

自分の要求を聞き入れてもらい、満足して成仏する。

それは、生きている私たちも日々経験していることだ。

理解や共感を得られて、心にずっとあったしこりが、とけるなどと同じではないか。

死しても、人は人で、肉体の有無の違いだけだということが、能力者を通して伝えられる「事情」を知り、実感できるのだ。

能力者さんたちが、聖人君子でなく、普通のお姉さんなところも、いい。

六法全書に則り、しゃくし定規的な判決が出て、納得がいかない裁判にモヤモヤする。

が、次の日、ワイドショーで「それはないだろう!」と人情剥きだしで、反発するコメンテーター。

裁判官を、聖人君子とは言わないが、「ほん怖」の霊能お姉さん達は、完全に後者だ。

悪いものは悪い!と、ビシッとお仕置きしてくれる、必殺仕置人なのである。

読後、「あー、スッキリしたー!」ということ、しばしばだ。

ほとんどの人が感知するだけの、「みえない世界」が、日々の生活にどのようにかかわっているかが分かって面白い、「ほん怖」。

一度、お手にとって見ては。

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