趣味

将  軍  様  の  功  績  

秋で ある。

今年は信じられないことに、いつまでも居座る夏がさっさと引き上げた。

覚悟していただけに、肩すかしだ。

でも、嬉しい。

やっと来た過ごしやすい季節のお陰で、

暑さに対処する気力や体力が、「やる気」に転化される。

と言う訳で、乗馬体験に行ってみた。

きっかけは、近所に出来た乗馬クラブ 「クレイン」さん。

スーパー入口でニコニコと近づいてきたお兄さんから、

オープンのお知らせを渡された。

一人一人に配っているのかと思いきや、他の人には外の仮設テントで渡している。

家に帰り、家族に言う。

「どうして、分かったのかなっ?!」

実はその数日前、唐突に家族に宣言。

「私、自分の仕事が軌道に乗ったら、乗馬やるっ!!」

何故か急に、「暴れん坊将軍」のオープニングが浮かび、

発作的に叫んでしまったのだ。

あのニコニコお兄さんには、それが分かったのか?

ピンポイントで狙ってきたのだから、大したものだ。

感心しながらパソコンの前に座り、メールボックスを開く。

すると何と!

今度はカード会社から、「乗馬体験キャンペーン」のお知らせが!

「えぇぇ!また乗馬っ?」

驚きつつ見るとなんと、

さっきチラシをもらった「クレイン」さんのキャンペーンではないか!!

スゴイ偶然に、「これはもう、やるしかないんじゃない?」。

でも乗馬にかかる金額は、私にとっては大きなハードルだ。

「う~~~ん」。

だが、それだけでは終わらなかった。

とある無料ゲーム。

恥ずかしながらこの年でまだ、ゲームを楽しんでいる。

その夜、私のキャラのレベルが上がり、

「馬に乗り換えましたっ!!」とのポップが飛び出したのだ。

その瞬間、意思が固まった。

諸々の問題を無視し、

すぐにカード会社のキャンペーンに、申し込んでしまった。

翌日、「クレイン」さんから連絡が来て、体験日があっさり決まる。

長ズボン、靴下着用で、持ち物は軍手。

楽しみだが、不安でもあった。

実は数年前に1度、引き馬に乗せてもらったことがある。

その時は怖くて怖くて、馬の背から飛び降りたい衝動を抑えるのに必死だった。

一緒に行った友人から「表情が硬いよ~!」と野次られても、

視線を向けることすらできない程ガチガチに緊張。

しかし、あら不思議。

サークル2周目になると、スッと怖さが引いたのだ。

風を感じながら、

いつもと全く違う視点から見渡した景色に、知らず知らず顔がほころぶ。

気付いたら、子どものようにニコニコと、馬の背の振動に身を任せていた。

乗り始めの時が嘘のように、いつまでも乗っていたいと思ったものだ。

(あの怖さを、また味わうのではないだろうか?)

そう思うと、ドキドキ。

さて、どうなることやら・・・・。

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乙女達の園

コミックシティに行って来た。

コミケの親戚?

位の知識で行ったので、女性の多さ、控え目な雰囲気に、少々面食らう。

コミケでは名物のコスプレも、禁止だという。

各サークルさんの並べている品物を見て、納得。

見目麗しい男性のオンパレードだ。

お馴染のイケメンキャラが、個性豊かにデフォルメされて、圧倒される。

オリジナルと思われる美男子もたくさんいて、目の保養になる。

R18の品もあり、素人としては、せめて服は着ていて欲しいなどと思ってしまった。

意外だったのは、売り子さん達。

声高に宣伝するでもなく、うつむいて本やパンフを開いて、座っている。

初めて足を踏み入れた異空間に馴染めず、半ばボー然と歩いていると、ドッシンと人にぶつかる。

あ、すいません!

と謝ると、自分の母の年代に近い女性で、驚く。

重そうなトランクを引きずり、手には、ぎっしりと書き込まれたリストを持って、買いまくっているのがありありだ。

ところでトランクは、ここでは必需品だ。

入場券代わりのパンフレットでさえ、ズッシリと重い。

お気に入りの同人誌などを数冊購入したら、かなりな重量になり、歩きにくくなる。

それにしても、凄い数の女性達。

この女性達を目当てに、男性も集まるのではと見回すが、それらしい姿はない。

それもそうか。

彼女たちは、現実の男性よりも魅力的な人を、その胸の中にもっている。

キムタククラス位でないと、目もくれないのでは、と思ってしまう。

なんて勝手な想像をしながら、場違いなところに来てしまった気遅れに、遠慮がちに進む。

思わず目を惹かれる、プロ級の作品もあり、見ごたえがある。

せっかく来たのだから、何か買って帰りたい。

と思ったが、一つに絞れず、手ぶらで会場を後にする。

あなたの知らない世界。

まさしく、そんな感じだった。

高校の頃だったら、ハマってたかも。

あぶないあぶない。

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ハンド マシン

手先は不器用な方ではないと思う。

いろいろな手芸の体験をしてきたが、わりと無難にこなしてきたと思うからだ。

その都度、出来あがった作品を家に持ち帰る。

、その後の感慨がなにもない。ほったらかしだ。

の文化祭などを見学すると、様々な作品がたくさん並んでいる。

プロ並みのものも多数あり、すごいなー!と心から感動する。

そして、思うのである。

あそこまで上達するのに、どれくらいの作品を手掛けてきたのかなー、と。

そんで、作ったものをどうしているのか、聞いてみたい。

、自分の趣味といえるものに、長く残る「作品」を作り出すものはない。

園芸、読書、料理、通販ぐらいであるからだ。

ることは、楽しい。

しかし、作った後のことを考えてしまう。

時間もお金も投資したものを、ケチな私が簡単に処分できるとは思えない。

る?いや、家の中はすっきりした方が好きだし、ものが増えると掃除が大変になるだけだ。

自分の作ったものに愛着が湧くことがほとんどない故、かわいそうだが不用品の位置づけになってしまうだろう。

それに、はっきり言ってしまえば、ハンドメイドよりも、マシンメイドが好きだ。

そして、素人のものよりも、プロの仕事の方がいい。

に例えると、キチッと真っ直ぐな直線が好きだ。

所々曲った線を、「味」と認識する程、優しくないということだろう。

これは、母の影響かもしれぬと、最近気づく。

は今まで、手芸のブームに、必ず乗ってきた。

えば、煙草のパッケージで、傘などを作る。

お酒のボトルに、金糸などを巻きつけ、だるまにする。

けんを包んで、白鳥などに飾り付ける、香りの置物。

その他、折り紙のくす玉や、梱包紐で作るバッグ、新聞チラシで作る鍋敷きなど、数えたらきりがない。

夢中になると、際限がない母である。

どのようにして集めるのか、札束のようにまとまった未使用の煙草のパッケージを、山のように積み上げる。

家中がパッケージと、傘だらけの期間は、始終ボンドの臭いがしていた思い出がある。

けば傘につまづき、傘の骨にする爪楊枝をばらまいてしまい叱られた。

なまじ器用であるため、人様にあげれば喜ばれたりしたのが、ますます熱中する結果になる。

ダルマの時は、材料を仕入れるのに、蒲田のユザワヤに何度通ったか知れぬ。

その都度荷物持ちに連れ出された。行けばそれなりに楽しかったのだが、正直いつまで続くのかなと思っていた。

ところで、プロとアマの分かれ道は、発展性だと思う。

じものからスタートしても、ある時閃いて、工夫したものを形にしていった作品が、人に受け入れられたら、プロだ。

は、一つ一つきちんときれいに仕上げるが、ほぼ同じものを量産していた。

最初は「すごいなー」と感心するが、次第に「あんなに作ってどうするのかな?」に変わる。

ご近所や、知り合いには、とっくに配り終えてしまったし。

の勝手な想像だが、たぶん母にとって作ることは、現実を忘れて熱中できる時間だったのだと思う。

出来の悪い娘が、始終心配事を持ち込むし、仕事は忙しいし・・・。

一心不乱に作り続ける母は、何を思いながら手を動かしていたのか。

いや悩みが何かを作らせるのだとしたら、いくつこしらえても、終りがなかったのかもしれない。

その母の手には、ジグソーのピースが握られている。

ある日玄関の戸を開けると、ド派手な「七福神」がお出迎えしてくれ、ずっこける。

部屋に入ると、虎と竜がすごい形相で戦っている。

にお線香をあげ、ふと横を見ると、原色の着物をなびかせた美女が、蛇の目傘を手に体をくねらせている。

もっと心安らぐトーンの作品に挑戦して欲しいと思うが、黙っている。

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黄昏の風景

家族のMP3を、洗濯した。

洗濯機を回し始めたところ、「カタン…カタン…」と硬い音がする。

から覗くと、スウェットのポケットから、時々黒い箱状のものが見える気がする。

やってしまった」と、「もう、どうせ間に合わないや」が同時に浮かんだが、取り合えず中止して取り出す。

イヤホンも付いたままだ。

自分の不注意もあるが、これは違反だろう。

いっぱしの値段がする家電が、何故こんなに軽くて、存在感がないのだ?

お陰で、スウェットを持ち上げた時全く気付けず、この有様だ。

責任転嫁している場合ではない。とりあえず、やれるだけのことをやろうと、陽の射す窓辺に干しておいた。

やってみるものである。

の水分が乾いたと思われる数日後、充電してみると、いつも通り反応した。

ある曲名が文字化けしていたが、それ以外は無事で家族は大喜び。

無駄な出費をせずに済み、私もホッとした。

その家族がある日、プレステ2の不調を指摘した。

画面が全体に赤っぽい」と。

が家のプレステは、購入から数年、働きっぱなしだ。

信長の野望オンラインで毎日数時間使用し、合間にDVDの鑑賞や「遥かなる時空の中で」などのオフラインゲームで酷使される。

家族は「アルトネリコ2」の感動のエンディングが、色目が狂っていて台無しだ!」と憤慨している。

ふーむ、寿命かな?と思った。

小難去って、大難きたる。

なんと、テレビ画面の方が原因だったと判明したのだ。

お相撲の中継にチャンネルが合ったとき、どの関取もサウナから出たてのように血色が良い。

に日に赤味が増して来て、どの画面も夕焼け空だ。

ててサービスに電話すると、ブラウン管の不調だと数万単位の修理代金がかかると言われる。

あのー、ちなみにブラウン管テレビの寿命って、どのくらいなんですか?」と訊ねる。

年ぐらいですね。」

!!

保証書の日付は、ちょうど8年前だ。

数万かけて修理したとて、他の部分の不調が出てくる可能性もあるという。

しかし解せぬ。昔のテレビは、10年は軽くもった気がする。

家族に言うと、「売れるように、壊れやすくしてあるんだろう。」と無責任に言い放つ。

しかし、一理あるかも。メーカーの部品保管期間って、だいたい7年前後だもんね。

い替えるしかないか、という雰囲気になった。

地デジ移行後も、チューナーを設置してそのまま使おうと思っていたのに、思わぬところで大出費だ。

早速、51号線に出来たばかりのコジマ電気に行った。

テレビのコーナーをうろうろしていると、コジマ電気のマスコット、コジマくん(?)がにこやかに話しかけてきた。

く見ると、笑うと目がなくなる福相をお持ちの、好青年の営業担当者さんだ。

らを「テレビっ子」というだけあって、投げかけた質問に、生き生きと返してくれる。

オーディオにも趣味が深く、音響にこだわりたい家族の相談にも乗ってもらう。

コジマくんお勧めのプラズマテレビと、リンクできるDVDレコーダーも購入する。

コジマくんが来月のボーナスで買うと決めているテレビと同機種で、一回り小さなものだ。

家電を知りつくした人が自ら目を付けているものだというので、安心して決める。

それにしても、かつてアキバで鬼のように値切りまくっていた自分は、もういない。

この頃は、心を尽くしてくれた人に、恩返しする気持ちで買い物をするようになっている。

コジマくんが「20年もつ」と太鼓判を押すプラズマテレビが、もうすぐ我が家にやってくる。

しみである。

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無 賃 乗 車

久々に会った伯父の車が、フォレスターになっていた。

そういえば前回、我が家のフォレスターの周りをぐるりと歩きながら熱心に観察し、「これ、どこのなんて車?」と聞いていたっけ。

ほー。スバリスト誕生か?

知人たちの行動から、ある法則を見つけた。

いつも現地集合の仲間が、その日に限って「迎えにいくよ」と言う。

かあるなと思っていると、迎えにきた車が新車だった。

ー、やはり。

しかし、車が好きであるから、心の底から大喜びで乗せてもらう。

あれやこれや質問して、あちこち目につく端から称賛の嵐を吹かせる。

いいなー、いいなーを連発するので、相手の鼻は、天井を突き抜けて遥か彼方だ。

家族の古い友人と、家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっている。

いっても、近所ではないので、会うのは数年ごとだ。

ある日突然電話が鳴る。

久しぶりー。久しぶりに遊ばない?」と明るい声。

場所は、その友人の自宅とのこと。

んでおじゃまする。

なんと、新築だ。

なるほどー。

しかし、新しいお家には、我が家にはない最新設備と、新素材がひしめいている。

しいもの大好きな私は、大興奮で質問攻めに、褒めまくりだ。

友人夫婦の幸せそうな表情に、こちらまで嬉しくなり、たんまり御馳走になってほくほく帰る。

しかし、あるポイントに少々驚かされた。

設備や、電化製品の目立たないところに、手作りの日付シールが貼ってあるのだ。

もしやと思って聞いてみるとやはり、購入もしくは、使い始めを記録しているという。

まめだな~と、ちょっと呆れてもいたが、それには訳があったのだ。

に負けず新しいもの好きな彼は、新商品を買うのが大好きだ。

よって、少しでも早く買い替えるために、使用年数を把握しておきたいのだ。

もう5年使ってるし、そろそろ・・・・」と奥様を説得する材料にするらしい。

の家では、我が家のように「気づいたら10年使ってた」などということは起こりようがないのだ。

それから数年経って、再びその友人から電話が来た。

ぼ~!」

今度は、公園でバーベキューだという。

ち合わせの場所に到着し、新車の前でポージングする彼を見て納得した。

そういう訳か―。

エスティマを気に入っていた奥様は、浮かぬ顔だ。

い替えの理由は、「愛娘の自転車が積めない」からだとのこと。

からそれでは、お嬢さんがお嫁さんに行ってしまったら、何を買って気を紛らわすやら。

冒頭の叔父も、実はいつもと違う行動パターンをとって我が家の前に車で来たのだ。

が見つけた法則は、「男はそれとなく、見せびらかしたがる」だ。

本当の目的を隠して会うのだが、バレバレで、「それとなく」が成立していない。

わいいではないか。

女性の皆様、気持ちよく、のせてもらいましょうぞ。

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今ほしいもの

ドライブレコーダーのついた車                                        毎年交通事故死亡者数が全国でも上位になってしまう地域で、毎日運転している。事故が多発してしまうのには、それぞれのお国事情と、県民性も絡んでくると思う。我が国では、道路の整備が、自動車数に追い付いていない印象だ。千葉県民は、静岡県民と並んで、穏やかな気性だと言う人がいた。気候が温暖だからという理由らしいが、ほんとかな。全体的に、テンションが抑えめなのは感じるが。  

 道路上の優先順位や、パッシングの使い方など、「ご当地ルール」なるものがあるらしい。初めて行った土地でそれに直面して、戸惑うこともあるかもしれない。もし、それが理由で事故に直面してしまったときには、ドライブレコーダーがつよーい味方だ。いつも見られてると思うと、自然に運転が慎重になり、いち早く導入したタクシー会社では、事故が大きく減ったと聞いた。また、事故の当事者でないにしても、レコーダーを使用して、正確な目撃者となり、被害者救済に大きく貢献した例もあるそうだ。すごいな。いいな。私もほしい。 

 ホンダが搭載車を発売すると発表した。「次はホンダだ」と思った。

録画機能付きドアフォン                                       ガスコンロと同時に、毎日働き続けたドアフォンの、カメラの調子がよくない。訪問者が、紫の霞に包まれているように映る。ときには得体の知れないものしか映らない。        それにしても、10年の間に日本は何と進歩してるんだと、驚く。家庭用に、カラーで多機能のドアフォンがたくさん売られている。留守中に来た訪問者も、録画し、帰宅してから確認できるという。「録画します」のシールを貼っておけば、犯罪抑止にもなる。すごいな。おもしろそうだな。「支払に行ったけどお留守だった」が常套句の自治会費を払わない人に、証拠としてつきつけられるな。などと、意地悪に考える。

マンガ喫茶に行く時間 どうも足が洗えない。洗うつもりもないが。              精神科医で、受験のカリスマといわれている和田秀樹さんが、著書のなかで、「漫画なら少女マンガがよい。」と書いておられた。確かに、単に娯楽の域を超えた作品がたくさんある。世界史のテストで、まったく勉強をせず、「王家の紋章」を読んでいたおかげで、108点満点のうち、102点とれた。なかでも、大きく配点された、「クレオパトラの人生相談コーナー」では、満点をとった。この部分は「王家」とは違う範囲だが、先輩からまわってきた過去問対策のみに打ち込めたことが大きい。他にも、「エロイカより愛をこめて」で世界情勢を知り、「ポーの一族」や「11人いる!」で神秘やSFに目覚め、私のなかの知識と興味のきっかけの大半は、少女マンガからもらったものだ。花の24組の皆さまには、いつまでもお元気で創作を続けていただきたい。先生方のご本は、購入して、自宅で愛読している。                                          

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