住まい・インテリア

バウらー掃除法

私にとって、大掃除の山場は、なんといっても換気扇だ。

これが終わると、肩の荷が、ドッと下りる。

今年は、時間管理法や勉強法によくある「締め切り効果」を利用してみた。

毎年その日の気分で掃除の場所や量を決めていたが、いつも2日間かけてやるところを、一日で片付けようと決意。

その代わり、あいたもう一日はご褒美として、エディー・バウアーのバーゲンに行こう。

するとあら不思議。

いつも休みながらダラダラやっていたのに、頭が勝手に効率的な計画を立て始める。

まずは大御所の換気扇。

先日届いた、エディー・バウアーのハッピーバッグが入っていた大きなビニールに水を入れ、穴が開いていないのを確かめる。

大丈夫そうなのでそこにフィルターを入れ、重曹を多めに加えお湯を注いで漬け置き。

こうしておくと油が溶けて、漬け水が茶色になる程だ。

厚く固まったところは溶けないまでも、柔らかくなって、簡単に擦り落とせるようになる。

次に、障子を張り替えるためにはずして水で濡らし、古い紙がはがれやすくしておく。

その間門扉を水洗い、空気清浄機のフィルター掃除と、どんどんこなしていく。

自分でも驚くほど、体が動く、頭が回る。

真っ白な紙が張られた障子を元に戻し、最後は漬けておいて、油が緩んだフィルターの仕上げ。

汚れがひどい部分は雑巾で大まかに落とし、残っているところをお湯を流しながらたわしでこすり洗い。

これでスッキリピカピカだ。

エディー・バウアーのお陰で掃除もはかどり、袋も大活躍。

お礼がてら、お買い物しよう。

と、翌日出掛ける。

アウトレットはよく行くが、ストアは久しぶりだ。

ららぽーと全体がバーゲンということで、大賑わい。

ネットやカタログでみて欲しかった服も試着出来て、大満足で帰って来た。

この調子で年内に、アウトレットのバーゲンも覗きに行こうと、今たくらんでいる。

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若 さ の 証

知人の慈善団体事務所にためこまれている、不用品の処理を頼まれた。

地域で催されるバザーのために集められた品々のうち、長い間売れ残っていたものらしい。

寄付して下さった方の善意や、「もったいない」という気持ちから、処分を考えつつ出来ないでいたらしい。

冷静な第三者の目でみて、不要になったものをバッサリ捨てて欲しいという。

了解。

私も同じように、使わないものを処分出来ずにいる。

捨てたいのに捨てられないジレンマとストレスを、知人のものを思う存分処分することで晴らせると、内心ワクワクしていた。

張り切って、倉庫に入らせてもらう。

言われていた通り、天井まで積まれた荷物が、一区画を占領している。

ほぇ~。思ったより、多いな。

と、一瞬くじけそうになる。

とりあえず、一番手前に重ねられている段ボールの中身を、次々開けてチェックする。

衣類、文具、おもちゃ・・・・。

うむむ。

確かに、売れ残るのも納得の品々・・・。

パッと見て、新品でなおかつ時代遅れでないものを避けていくと、ほとんど捨てることになりそうだ。

待てよ。

どうせ捨てるために運ぶのなら、リサイクルショップに持ち込むというのはどうかな?

少し前にテレビで見た特集を、思い出す。

洋服のリサイクルショップでは、売り物にならないものは、キロ単位で引き取ってくれるということだった。

ということは、衣料のお持ち帰りはないと考えていい。

そうすれば、焼却場に持ち込む量は、かなり減りそうだ。

よし!車に積めるだけ積んで、一度運んでみよう!

そうと決まれば、早い。

シートを倒して、どんどん詰めこむ。

後ろが見えない程、ぎゅうぎゅうに押し込み、一番近いリサイクルショップに向かう。

台車を借りて、4往復分。

査定を、お願いする。

「量が多いので、お時間かかっちゃいます。」

と言われたので、終わったら連絡してもらうようお願いして、倉庫に戻る。

待っている間も休まず、第2弾の準備のため、荷物を仕分けする。

お店が連絡をくれた時確認すると、買い取り不可能なものは、段ボール一つ分あると言われた。

おぉ!思ったよりも、少ないぞっ!

「ということで、またお願いしますっ!」

同じ量を、再度運び込む。

「か、かしこまりました。」

お店の方の笑顔が、ひきつっている。

3度目は申し訳ないので、後の分は他のお店にお願いしよう。

地元の富里始め、お隣の酒々井、成田のリサイクルショップをはしごして、あらかた片付けた。

そして夕暮れ。

あぁ~~、スッキリした!

気持ちいい~~!!

いい汗かいて、見違えるように広くなったスペースに、大満足。

ほとんど悩まず、「捨てる」ことに専念できると、こんなに効率よく動けるのねー。

と、意外な発見をした。

戸締りをして、知人に報告しに行く。

はい。

とお金を渡すと、「?」という顔をされる。

なにこれ?

いらないの全部、うっぱらっちゃいました。

知人は最初はびっくりしていたが、大喜び。

「バザーで売っても、こんな売り上げにはならなかったよ!」

と、感謝される。

私も、「思う存分処分」する清々しさを体験できて、大満足だ。

帰りの車を運転しながら、考える。

不用品の処分に困っている人同士が、お互いの家の片付けをやり合うのはどうかな?

きっと今回のように、テキパキと進むはず。

でもそれって、余程気心が知れた同士でないと、恥ずかしいかも・・・・。

あら、こんな趣味があったのね・・・・。

なんて、意外な感想持たれちゃったりして。

帰宅後、いいことをしたからか、ご褒美が待っていた。

就寝時間近くに、体のあちこちが痛くなってきたのだ。

おぉっ!筋肉痛が、その日のうちに来たぞっ!!

有難や有難や。

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ト ド に つ ま づ い て 

冬までに、ごろ寝スペースを作ろうと計画している。

といっても、大げさなことではない。

フローリングに敷くものを、探しているだけだ。

床暖房なので、直に座っても冷えはしない。

しかし、硬いところでゴロゴロしても、あちこちが痛くなって、疲れるだけだ。

掃除が面倒。

という理由で、なるべく床の上に物を置かないよう我慢してきた。

しかし、一昔前と比べると、新しい素材や繊維が開発され、自宅で手入れが出来、値段もお手頃なものが沢山出てきている。

マイクロファーバーというのが、その代表格だと思う。

去年、無印良品で、マイクロファイバーの膝かけを買ってみた。

軽くて、肌に気持ち良くって、たちまち家族と奪いあいになった。

今年は更に、小さめで掃除機をかけるとき動かしやすいラグを敷いて、ごろ寝しながらドラマを見たい。

ということで、いろいろなカタログをつぶさに見る。

中綿がたっぷり入って、厚みが4㎝以上のものもある。

いいなぁ、気持ちよさそう。

と思っても、他の部屋に行くために突っ切る場所に敷くので、それを置いたらつまづきそうだ。

かといって、薄過ぎても意味がない。

やはり去年、見た目気持ち良さそうだなーと、毛足の長いマイクロファイバーの敷きパッドを購入。

暖かくていいのだが、毛足が長いだけにゴミが絡むと、取れにくい。

いくらも使わないうち、まるで昭和から使っていたような年季の入った様相を呈し、がっかりしてしまった。

気持ちいいけど、毛足の長すぎるものは注意、と勉強させてもらった。

ううむ、どれがいいかなー。

お風呂、トイレにまで持ち込んでは、楽しく悩んでいる。

そのせいで、どのカタログも、ごわごわヨレヨレだ。

家族からは今年も、コタツを強く所望されている。

いつも使っている食卓は、実は家具調こたつのテーブルだ。

あとは、押し入れの天袋にしまってあるこたつ布団を出して、セットすればいいだけなのだが・・・。

食事もそこでするので、どうしても汚れやすいし、そうするとお掃除もこまめにしなければならない。

やっぱり、面倒。

その代わりに、ふかふかのラグ用意するから、ねっ!

と、誤魔化している。

冬って、寒いけどあったかい。

楽しみだな。

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ふわふわ ばっじゃん! 

合成洗剤の、人体や環境への害を知ってから、ずっと粉せっけんで洗濯してきた。

が、界面活性剤ゼロの洗濯用洗剤が登場。

その名は、「バジャン」。

環境だけでなく、お肌にも優しく、香料等の余計なものは、無添加だ。

いつも買い物をしている、安心安全なお品物満載の「なちゅらるふーずリトルガーデン」さんで紹介されていたので、早速試してみた。

バジャンの理想的な使い方は、洗い12分、すすぎ何と、1回。

しかし、我が家の洗濯機は、融通の利かない、外国製。

一度スイッチを押すと、途中の変更は出来ず、ためすすぎを何度も繰り返して終わる。

ものぐさゆえ、洗剤をバジャンに替えただけで、いつものように洗濯していた。

すると、「今までと、変わらないかも」という感じ。

ところが、購入先の「なちゅらる」さんのユーザーさん達が、こぞってバジャンを褒めている。

ほほー。

これは、一度きちんと検証してみなければ。

そういう訳で、洗濯機に張り付いてみた。

まず、ダイヤルをガチャガチャと回して、普通洗いコースを、じっくり洗いコースに変更。

そして、最後の一回のすすぎが始まった時の、ダイヤルの位置に印を付ける。

次回からは洗いが終わり、すすぎが始まると駆けつけ、ダイヤルを印まで進め、仕上げすすぎの一回で終わらせるようにする。

すると、何と!

洗い上がった洗濯物が、フワフワしているではないか。

翌日は、アルカリを中和するため柔軟剤代わりに入れていた、クエン酸を止めてみる。

結果は、入れなくても、ふわんふわん!

おぉぉ!すごいぞっ、バジャン!!

もちろん、重要な汚れ落ちも、バッチリ。

普通の洗剤だと、どうしても避けられない再汚染で黒ずんでしまっていた、化繊のカフェカーテンも、真っ白。

シャツの襟の「汚れの首輪」は、ただ洗っているだけなのに、段々薄くなるのだから驚きだ。

箱の説明には、タンパク質汚れに際立った効果ありと、ある。

成る程。

続けて使用していると、洗濯槽も綺麗になり、カビも発生しないとある。

ほほー。

これは、いいですな!

効果を実感して以降、全自動洗濯機なのだが、上記のように、半自動で洗濯しているので、ちと不便になったか。

その代わり、洗濯にかかる時間が大幅に短縮されたから、電気代が安くなるのは確実だ。

もうひとつ困ったというか戸惑うのは、お風呂の残り湯が、余ってしょうがないということだ。

トイレを流すのに利用したり、玄関洗いに利用したりで用途を広げ、使い切るように奮闘している。

もうひとつ重要な「コスト」は、残念ながら通常の洗剤より高くなってしまうと思う。

我が家の場合は、1.2キログラム入り一箱は、20回分。

一回にかかる費用は、定価だと75円位か。

今まで使っていた粉せっけんは、きちんと計量しないで使っていたので数字は出せないが。

でも、洗い上がりの気持ちよさと、汚れ落ち、環境面への影響も考えると、使い続けたいなと、思っている。

お試しになりたいと思われたなら、下記の「なちゅらる」さんで一箱1,480円で販売されている。

他にも、食品から日用雑貨、お肌に安全な化粧品まで揃った、楽しいお店なので、是非この機会にご覧頂けたらと、思う。

http://www.littlegarden.co.jp 

お勧めだ。

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堅     牢  

家を空けるときに備えて、防犯グッズを見に行った。

まず、外回りに敷いてある防犯ジャリが、工事が入ったためあちこちに散り、踏み砕かれてしまったので、補充する。

窓には、振動や、こじ開けに反応する警報装置を選ぶ。

貼り付け式だけでなく、必要な時にだけ取りつけられるよう、吸盤式のものもあり、感心する。

種類も増え、全体的にお値段が、以前よりお値打ちになっている印象で、嬉しくなる。

一つづつ手に取り、じっくり見ていると、後ろに人が立ち止まる気配。

お盆の帰省シーズンが目前なので、皆気にしているのだろう。

場所を独占しては申し訳ないので横にどくと、数人が入れ替わり立ち替わり。

ケチで慎重というか、失敗したくない症候群の性で、最後まで粘りに粘る。

散々迷って、やっと選んだのは、たった一つ。

時計を見ると、あらら、もうこんな時間。

母と約束をしているんだったと、慌てて車に乗り込む。

母は、地元の人材センターに登録して、あちこちに派遣されて仕事をしている。

今は、お盆に向けて、お庭のお手入れの依頼で、引っ張りダコだという。

成程。

ここは、田舎&故郷。

「帰ってくる」人も、「帰る」人に負けずに多い、帰省先なのだ。

旧家のお屋敷や、農家さんの大邸宅にお住まいの方々は、ご自身でお庭のお手入れまで手が回りにくい。

そこで、家族や親戚が集まるまでに、庭木の枝の整理や草取りを、委託するのだ。

「家政婦は見た」

じゃないが、高い塀で囲まれて、普段外から様子を垣間見ることが出来ない大邸宅に、仕事で呼ばれた母に、「中、どうなってるの?」と聞けるのが楽しみで、行く。

一本数十万円で植えた木々の話や、意匠を凝らした細工の施された金具、昔造りの贅沢な建築様式。

ほ~~~。と、ため息をつきながら聞き入っている。

が、羨ましいというよりは、「大変そうだな」というのが、一番に浮かぶ。

だって、そういうお宅は、メンテナンスにお金がかかりそうだ。

何でもそうだが、初期投資で奮発すれば、あとは楽、ということはないからだ。

かけた分に比例して、お手入れにもお金がかかるものなのだ。

ということを、家を手に入れてから悟った。

もちろん、我が家はローコスト住宅。

「かかった」などと愚痴れば、大きなお屋敷に住む方からは、笑われてしまいそうだが。

そういうお家は、防犯も大変だろうなぁ。

窓もいっぱい。

お金があることがバレバレだから、目をつけられることも多そうだ。

警備会社と契約したりも。

「うちは、プチハウスでよかったな。」と、呟く。

「そうでも思わないと、やってられないよねー。」

ズバリ言われて、ムッとする。

いつか、母の毒舌に免疫を獲得するのも、目標だ。

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陽気な 脳天気

洗濯機が置いてある脱衣所は、フローリングだが、たまに水洗いする。

デッキブラシで、床の上にたまった水を、浴室に向かってかき出す。

大まかに水がきれたら、乾いたバスタオルを何枚も広げて、残りの水分を吸い取る。

木に湿気が良くないことは、さすがの私にも、分かる。

やりたくて、やっているのではない。

ちょっとしたミスで、洗濯機から溢れるのだ。

我が家の洗濯機は、イタリアからやってきた。

当時、ドラム式の国産機がなかったので、工務店さんが扱ったことのある機種を入れてもらった。

タイミングが良かったのか、購入直前に、価格が10万円程下がった。

嬉しいが、安かろ悪かろでは、困る。

早速販売会社に、電話を掛けた。

ドラム式の使い勝手や、汚れ落ちの具合をあれこれ質問し、唐突に切り出す。

どうして、こんなにお安くなったんですか?

不意を突かれたからか、一瞬口ごもる相手。

思いついたように、「リラが暴落したからです!」と言い切った。

ユーロでないとこが、今思い出すと、時代を感じさせる。

理由はともかく、他に選択肢もないしと、こちらの洗濯機を設置してもらった。

心配した「悪かろ」もなく、思いの外運転音が静かで、毎日大活躍だ。

国産のように、タイマーやきめ細かい配慮には欠けるが、シンプルイズベストの使い心地に、満足している。

メンテナンスもしっかりしており、電話をするといつも、翌日には来てもらえる。

その時に、来て下さった方に、あれこれ質問すると、興味深いことや、取り説にはない使い方などを教えてもらうことがあって、楽しい。

国産メーカーのように、しょっちゅう新製品が登場することもないので、修理を依頼しても、部品の在庫がないというようなこともなさそうで、あと10年以上はお世話になりたいとおもっている。

が、最近、それは無理かも・・・。と思うことが続いた。

お風呂の残り湯を、洗濯に利用し始めてからだ。

給水口に、節水ポンプのホースを突っ込んで、洗濯が始まる水位まで待つ。

ついている訳にはいかないので、キッチンタイマーをセットする。

鳴ったら、ポンプを止め、洗濯機のスイッチを入れる。

これで洗濯が始まり、すすぎの音がし始めたらまたポンプのスイッチを入れに来る。

だけのシンプルさながら、うっかりすることがある。

キッチンタイマーの音を聞き逃し、ポンプのスイッチを止め忘れてしまうのだ。

すると、洗濯機内に、お風呂の残り湯がどんどん溜まる。

途中に、オーバーフロー用の逃げ口がないので、満水になると、給水口からどんどん溢れ出すのだ。

で、気づいたら、脱衣所が水浸し、という訳だ。

初めてこの有様を目にしたときは、パニックになった。

とにかくポンプのスイッチを切り、バシャバシャと水音を立てながら必死に、床の水を減らす。

床の処理が終わってから、ようやく洗濯機の方に気が向く。

とにかく、中の水を抜かなくちゃ!とスイッチを押す。

が、ウンとも、スンとも動かない。

機械部分まで、水が入り込んでしまった可能性もある。

もしかして…壊れちゃった?!

動かなければ、中の水は排水されない。

しかも普段は、洗濯槽に水がたまっているときは、扉は絶対に開かない。

あぁ!絶体絶命!!

と、一瞬思考停止。

とにかく、やれることをやらなくちゃ!と気を取り直し、ダメもとで扉に手を掛けた。

すると、ちょっとの抵抗の後、開かないはずの扉が開いた。

ジャーッと、勢いよく飛び出す、水。

慌てて、閉めた。

せっかく拭いた床が、また水浸しに。

が、これで水が抜けると、心底ほっとした。

下にバケツを置いて、何度かに分けて入り過ぎた水を抜き、スイッチを入れてみた。

動かなかったら、どうしよう。

と心配したが、なんと、何事もなかったかのように、動き出したのだ。

ほーーー。

私のしたことなど、想定内だったのか。

以降、いつものように、働いてくれている。

イタリアにも、私のようなドジな人がいるのかも。

と、安心したのがいけなかったのだろう。

反省したはずなのに、何度か同じことをやっている。

「いい加減にしてよっ!」って、そのうちスネてしまうかもしれないと、ヒヤヒヤしている今日この頃なのだ。

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いかずちの置き土産

ごく近所に、落雷があった。

その衝撃の興奮も冷め、いつもの毎日が始まった。

ところが、どうもおかしい。

業者さんに相談すると、早速見に来てくれた。

なんと、雷の影響とみられる、電気系統の異常が見つかった。

このままでは、暑い夏を乗り切ることができない。

ということで、修理見積もりをお願いする。

金額を見て、目玉が飛び出る。

範囲が広いため、数十万円もかかるではないか!!

ど、どうしようっ?!

困ったときには、なのはな生協。

すぐに、電話する。

向こうから私は、よろず相談と間違っているのではないかと思われているに違いない。

しかし、いつも気持ちよく迅速に対応してくれるので、つい相談してしまうのだ。

保険担当の方に代わってもらい、ことの次第を説明する。

すぐに契約状況を確認してくれ、「大丈夫、保険で保証されますよ。」とお返事を頂き、ほっとする。

しかも、火災保険だけでなく、自分の病気やけがに備えて入っていた共済からも、「お見舞金」として、いくらか頂けるとまで教えてくれる。

おぉ!有難や~!!

送ってもらった書類に、目を通す。

ん?

「他の保険に加入していますか」と問われて、考え込む。

すぐに保険証書を出して、契約内容を確認すると、建物の保証額がやけに低い。

こ、これはもしかして・・・・!!

そう。

ローンの借り換えのときに、火災保険の見直しをしていなかったのだ。

以前借りていたところは、ローンの部分の火災保険加入が契約条件だった。

よって、向こうの言うままに保険の契約をしていたので、こちらは残りの部分にのみ保険を掛けていた。

その時も、なのはな生協さんに相談していたので、その時のやり取りが、おぼろげながらよみがえってきた。

新しいローン契約には、火災保険の加入条件がなかったので、今の今まで、建物の大部分が、無保険状態だったわけだ。

ゾゾーーッ!!

万が一火事になっていたら、大変なことになっていた。

慌ててまた、なのはな生協さんに電話する。

「保険契約、今すぐ変更したいんですっ!」

ということで、変更届の書類を送付してくれることになった。

書類が来て、記入して、送り返して、変更手続きが済んで・・・。

それまでの間に、何かあったらどうしよう?

不安でいたら、電話が鳴った。

「今すぐ口頭で変更を受け付けてくれるそうです。」

と、なのはな生協さんからだった。

引き受け先の全労災に、連絡を取ってくれたそうで、涙が出るほど嬉しかった。

雷さん、なのはな生協さん、全労災さん、ありがとう!!

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泥 々 の 野 望

バラが、こちらを向いて咲いている。

すごく、嬉しい。

毎年一番乗りの白いバラ、オドラータだ。

以前は台木として使われていた品種らしい。

それ程丈夫で、グングン枝を伸ばす。

隣の木の枝に自分で寄りかかり、丁度窓の前で枝垂れている。

根元から咲き進んだ花が、こちらを向いてほほ笑んでいる。

いつも、太陽の方向を向いて咲くので、後姿ばかり見せられているのに。

だからこの頃は、カーテンを開けるのが楽しみになった。

まん中のうっすらピンクも可愛く、香りも強い。

側で見ようと窓を開けると、甘い香りに、思わずにっこりだ。

いつか広い土地に移れるならと、唐突に妄想が始まる。

家は、小さくてもいい。

庭を広く、と思う。

そして家は、土地の南寄りに建て、北側に大きく庭をとる。

そうすれば、いつも花達を、正面から眺められる。

そのためには、北側だが大きな窓。

憧れの3重サッシをはめ込み、家の中から絵画のように美しく整った庭を眺める。

叶えるには大金と、尽きることのない庭仕事をこなす努力が必要だ。

うーむ。

夢のまた夢だと、溜息をつく。

とりあえず今出来ることをと、日々庭を這いまわる。

いつもなら、とっくにライバルが登場して、追いかけっこが始まっている時期だ。

が、今年はまだお目にかからずに済んでいる。

その代りなのか、足首をダニに噛まれて、かゆくてしょうがないが。

強風が続くため吹き飛ばされたか、それとも・・・・。

チラリと、庭の隅に差し込んである、モスキートキラーライトを見る。

もしかして、君のお陰なの?

太陽光で蓄電し、夜になると点灯する、UVライト。

蚊などをおびき寄せ、電撃で退治するとの触れ込みなので、使ってみた。

ちゃんとついているか不安で夜覗くと、紫色の光がぼんやり灯っている。

頼りないような、弱々しい照明に、「大丈夫だろうか?」と不安に思っていたが、思いのほか活躍してるのかもしれないと、見直す。

バラの手入れをしていたら、「いつもきれいね」と、お褒めの言葉を頂き、嬉しくなった。

もうすぐ、バラの季節。

「満開になったら、写真撮らせて」と頼まれていることだし、いつもよりも念を入れて世話をする。

順ぐり咲き出したクレマチスを切り、部屋に飾る。

そんな毎日が、たまらなく楽しい。

あぁ、幸せ。

いいや、このまんまで。

望は全て叶った。

そんな気になる程、春が幸せだ。

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はい チーズ

以前から調子の悪かったドアフォン。

時々、呼び出しチャイムがならなくなって、家族が立ちあがった。

前々から目をつけていた、録画機能付きドアフォンを、買いに出かけたのだ。

幸い、近所のホームセンターで、特売をやっていた。

定価よりも、数千円安く手に入り、ホクホクしながら帰る。

「取り付けは、いかがしますか?」と、お店の人に確認されたが、家族がきっぱり断る。

どうやら、資格を有した人でないといじれない手順の取り付けらしい。

普段あまり活かされていないが、実は家族は電気系だ。

ポケモン、ではない。

30分で、終わる。

というなり、ブレーカーをバチッと、切る。

たちまち家中が真っ暗になった。

この状態では、居ても何もできないので、外出する。

30分程して戻ると、家に明かりが。

玄関の前に立つと、ピカピカのチャイムに代わっている。

恐る恐る、押してみる。

おぉ、今までと、同じ音だ。

早速、家の中のモニターを見てみる。

「大丈夫かな?」と心配そうなアホ顔の私が、カラーでドアップ。

うわっ!

自分の顔に、自分で驚く。

ダッシュで消去した。

カメラの性能の良さを、嫌な形で思い知らされて、落ち込んだ。

しかし、外から見ただけでは、録画するドアフォンかは、分からない。

メーカーによっては、「録画します」のシールが付属しているが、うちにはない。

来訪者がチャイムを押すと、自動的に録画し、帰宅した折に確認できるのは、共通だ。

ということは、これからは、チャイムを押したら姿勢を正し、おすまし顔を作らないと、とんでもない恥のかき捨てになりかねないと、気付く。

いろいろな場所で、監視カメラの設置台数も増えているし、家から一歩出たら、油断が出来ない時代になった。

が、家の中でも、安心できぬと知り、衝撃を受ける。

最近よく取り上げられる、「盗撮、盗聴」問題だ。

まさか、我が家にはあるまいと思うが、もしあったら、大変恥ずかしい。

けっして、上達したとは言えない、二胡の腕前。

変な歌を即興で作って、大声を張り上げるアホぶり。

入浴後、素っ裸で練り歩く、メタボディ。

みんな、みんな、筒抜けかもしれないなんて、何と恐ろしいことか。

家の中でも、おりこうさんでいるなど、とてもできない。

えぇ~い!もう、バレたっていいやっ!!

と、開き直るしかないと、決める。

・・・・・・。

誰も・・・みてないけど・・・・ね。

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秘 薬 と 秘 策

これ、なんだろう?

の奥から出て来た、白いポリタンク。

ラベルを見て、思い出した。

数年前に、なのはな生協さんが仲介してくれた、シロアリ駆除業者さんが置いて行ってくれた、木酢液だ。

害虫駆除に使われる薬剤は農薬と同じで、虫だけでなく人体にも有害に作用する。

実家が普通の業者さんにやってもらったとき、遊びに行って大変臭いがきつくて、苦しかった。

毎日過ごす自分の家でやったら、どうなってしまうのかと、大変心配していた。

しかし、さすが、なのはな生協さんのお勧めする業者さんは、自然からのものを使ってくれるので、安心してお願いできた。

具体的には、床下などはヒノキから抽出した成分のものを散布し、外回りは木酢液を撒いてくれる。

わった後、具合の悪くなるどころか、家中ほのかにヒノキの香りがして、癒された程だ。

ったから置いていきますね。」

めて散布すれば虫を寄せ付けないし、植物にもいいと教えてくれて、木酢液が入った容器を残してお帰りになった。

しかし当時、三浦グリーンビジネスさんから極上の木酢液を買い置きしたものがあったので、すぐには手をつけないでいるうちに、しまい込んでしまったのだ。

その頃、木酢液も、焼成の温度が足りないと、ダイオキシンが含まれたり、不純物の混じった粗悪品も流通していると聞き、用心していた。

業者さんのは、10ℓ程の容量タンクだろうか。

の周りに撒いただけでなく、当時空家だった隣家の切り株に巣を作っていたシロアリを見つけ、そこにもたっぷりとかけて下さった。

しげもなく使っておられたのを見て、申し訳ないが、そういいものではないのでは、と思ってしまったのだ。

それで使いそびれたという訳なのだが、数年ぶりに蓋を開けて、匂いを嗅いでみる。

つんっとした独特の臭いは、使っても問題なさそうだ。

やりの時に混ぜようとジョーロに注いだ時、透き通った色に、驚いた。

極上品」のそれだったのだ。

なんと、またしてもお宝を発掘してしまった。

過去の私の見る目がなかったことに、あきれながら感謝だ。

天然由来のものゆえ、効き目は穏やかだ。

だが、侮れぬ。

頻繁にバラを中心に噴霧器で散布していた年は、アリの大群を見かけない。

去年などさぼっていたので、家の周りをぐるっと一周大群の行列が巡り、ちょっと怖かった。

駆除業者さん曰く、「黒アリがいれば、シロアリをやっつけてくれるから大丈夫ですよ。」。

しかし、家の中にまで入ってこられることもあるので、困る。

よーし、今年はやるぞ!

みゆきさんお勧めの焼酎のトウガラシ漬けもあるし、どんどこ撒こうと決意する。

いつも極端ゆえ、やり過ぎないようブレーキをかけつつ。

ならまだ、天敵の蚊はいない。

の居ぬ間に、だ。

は今年、天敵に立ち向かうために、新兵器も用意してある。

UVライトで夜、虫を引きつけ、高圧電流に接触して、退治するガーデンライトだ。

太陽電池式で、暗くなると自動点灯する。

本当に点いてるかな?と先日確かめたら、ほのかに紫色に灯っていた。

効果のほどはまだ検証できていないが、楽しみだ。

ふっふっふっ、どこからでも、かかってきなさい!

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