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命 が け の 訪 問

この季節になると、毎日お客さんがやってくる。

というか、

入ってくる。

人ではない。

カメムシ君達だ。

つかまりやすいからか、

布の感触が好きなのか

洗濯物や干した布団のあちこちにポチポチとくっついている。

その場でデコピンよろしく指で弾き飛ばすのだが、

気付かずに招き入れた諸君は

その都度窓を開け

「ピン」。

一回だけでは済まず

何度も繰り返し、全員にお帰り願う。

しかし、それでは完ぺきではない。

最後まで気付かれず、長居する羽目になるカメ君達もいる。

明かりを消した布団にもぐり込む。

(なんじゃこれ?)

固いものが足に当たった。

反射的につまんで、部屋の隅に投げる。

アッと思った時は遅く、

指に独特の匂い。

家族はTシャツの背中にくっついていたのに気付かず袖を通してしまい、

1日中背中が臭かったという。

ところで

同じ場所で10年以上暮らして分かったのだが、

昆虫の世界にも流行というか

繁栄衰退がある。

最初はとにかく、テントウムシだった。

家の外壁は、テントウムシだらけ。

真冬大きな石をひっくり返すと

びっしりくっついて冬ごもり中。

鳥肌が立つこと度々だった。

それがいつの間にかある種の毛虫にとって代わられ、

住民が一丸となって退治し続けたのが功を奏し、姿を消した。

その後も

トンボや、カマキリ、クモと続きここ2・3年は、

カメムシ君達が大発生。

最初はレンズ豆によく似た小粒のカメムシ君が主流だったが、

今年は親指の爪程の立派なカメムシ君達が加わり始めた。

数が増えたらその分臭いだろうと思ったがそうではなく、

個体数が増えると匂いの強さは反比例。

気付かずに刺激してしまっても、

以前ほどの被害にならなくなった。

今朝も床で固いものに当たって

足を持ち上げる。

ペッタンコになったカメムシ君がポロッ。

「ご、ごめんね・・・・!」


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