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検  診  双  六

今日は、健康診断。

ここ数日、この日のために節制してきたつもりなのに、

前日の就寝前体重測定では、

目標値を大きく超えた数字でガックリ。

「いいじゃないか・・・・増えてたって。

今年から細かい数字にこだわらないようにしよう!」

と開き直りつつ出掛けた。

やや緊張ながら、受付を済ませる。

とはいうものの

数年続けて同じ会場での検診なので、

勝手も分かっている。

「ここまできたら、ジタバタしても始まらない。

とにかく

体重測定までに出来るだけ身軽になるぞっ!」

と、紙コップを目指して突き進む。

名前を呼ばれて振り返る。

(うぇっ?!)

心の中で思わず悲鳴を上げる。

なんと

「計測室」への呼び出しではないか!

「ちょと待って下さいっ!

ま、まだ紙コップが・・・・。」

とは言えず

しぶしぶ入る。

こちらの心中など知らず

「靴を脱いで

体重計に乗って下さい。」

とにこやかに促す担当者さん。

(も、

もう駄目っ!!)

目盛りを見る勇気もなく、

遠くに思いを馳せる。

が以外にも告げられた数字は、

去年と同じ。

(や、や、やったぁ~~~~!!!!)

天にも昇る心地のお陰か、

身長もやや伸びていた。

心底ホッとして部屋を出ようとすると呼び止められる。

「こちらで、視力検査をします。」

(へっ?!)

何度目かだが、初めてのパターンだ。

懐かしの黒いスプーンを片目に当てて

「上・右・・・・・・」

と、答える。

目の健康のために

極力勉強を避けてきたお陰で

成績はドン尻だが

視力には自信がある。

時には一番下も正解させ、

晴々と計測室を後にする。

ところで

すっかり忘れていたが、

トイレに行きたくしょうがなくなっている。

昨年うっかり出発前にトイレを済ませてしまい、

紙コップを満たすのに苦労した。

同じ轍を踏んではならぬと、

今年はたっぷり蓄えて乗り込んで来たのだった。

一刻も早く検体を提出したいのに、

一向に促される気配がない。

我慢できず、自分から所望する。

「あ、お待ち下さい。今お持ちします。」

(あとは、血液検査して

ドクターに聴診器をポンポンされて終わり~)

紙コップを手にし戻って来た担当者さんの姿を目にし、

ホッ。

が、思わぬところから声がかかる。

「レントゲン撮ります」。

(!!)

今年は、初めてがいっぱいだ。

レントゲン室から解放され、やれやれ。

(こ、今度こそ、トイレに・・・)

と思ったら、

トイレとは反対の方向からラブコール。

「心電図と聴力検査しますね~。」

紙コップをを素通りし、

ベッドに横たわる。

(や、やばい!

心電図は、ダメッ!)

若いころからずっと

不整脈を指摘されている。

良性だとのことだが、

あれから随分時が流れている。

ショックな結果を告げられるのではとドキドキ。

しかし技師さんは、お気楽モード。

手足や胸に電極クリップをつけながら

「急に寒くなりましたねぇ~」。

言い終わる前にスイッチを入れ

測定器からグラフ用紙が吐き出される。

「本当ですね。風邪ひきが多くなりそうですね。」

と返したら、

「はい、お疲れさまでした~。」

(へっ?!もう終わったの?!)

「では、聴力検査室に行きますのでついて来て下さい~」

身支度もそこそこに、

技師さんの後を追う。

(な、なんて忙しい健康診断なの~)

初めての体験づくしで

結果を気にする暇もなければ、

紙コップに到達することも出来ず。

右に左に歩かされ、

(あぁ・・・膀胱が・・・・・)。

トイレに行けなかったので、

一回休み。

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