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ち        ぃ

母の猫が、いってしまった。

20年近く一緒にいたので、「いない」ということに

慣れない。

大変穏やかで、ほとんど自己主張しない控えめ猫だった。

冬、コタツに入りくなると

布団のふちにやってきて、こちらをじっと見上げる。

何となく気配を察して見ると、

「中に入りたいの」と目で訴えられ

慌てて布団をめくる。

気付かないままだったら、

どの位見つめ続けていたんだろう?

ときに気まぐれに、人の膝の上で丸まりたがる。

のそっと近づいて来て

「この上で寝てもいい?」と言っているように

私の顔を見ながら、遠慮がちに上がってくる。

ふわふわの毛玉を撫でながら

テレビに夢中になってしまうと、後が大変。

重みで痺れ、すぐに動くことが出来なくなっている。

そうやって、亡き父の膝の上でも

安心して眠っていたっけ。

一番大好きだった父とは、

もう会えただろうか?

「久しぶりだなぁ!」

となでなでされ、

今頃、茶色い毛玉になっているかもしれない。

ながい

ながい間

有難うね。

また、会える日を楽しみにしているよ。

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