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ラ テ ン 気 質

サエコのエスプレッソマシーンを購入して、2か月が過ぎた。

ボタンひとつでス○バ並のコーヒーが飲める喜びに、

使用頻度は高まるばかり。

おかげでコーヒー豆の消費量もうなぎ昇りで、

外お茶代は皆無になった分、

豆代が増えたのが玉に傷だ。

しかし、豆の質をマシンの性能でカバー出来るので、

限度はあろうが

よりお値打ちな豆に変えて釣り合いをとることもできよう。

ところがある日、

指に乗るほどクリーミーな泡立ちを実現する

付属の「ミルクアイランド」が不調に。

ちっとも、泡立たなくなってしまったのだ。

取り説や付属のお掃除マニュアル通りにやってみたが、

ダメ。

家電の不調すらストレスになる小心者なので、

(明日には直るかな・・・・)

などと布団の中で悩む日々が続いた。

しかし、願いは叶わず。

とうとう最後の手段、

サエコのメンテナンスセンターに相談する決意をする。

お電話をすると、関西なまりのお姉さんの美声。

開口ズバリ

「つけ置き洗いは、なさいましたか?」

ジャーと水道の水流で洗い流すばかりだったので、

聞かれてしどろもどろ。

「あ、あの・・・

昨日初めてやりました・・・・。

でも、やっぱり駄目だったんです・・・・。」

「でしたら、もう一晩やってみてください。」

そして、更に詳しいメンテナンス方法が書かれたものを、

送って下さるという。

取り説の「一日の終わりのメンテナンス」

を、ずっと無視していたのを叱られると思ったがそうではなく、

ホッとした。

またお姉さんは、こうもおっしゃった。

「ミルクは、高級なのは使用しない方が。

低脂肪乳もダメです。

普通の、安いものの方がいいです。」

ということは、

なのはな生協で配達してもらっている

低温殺菌牛乳は、適していないのだろうか?

だが、ちゃんと泡立ってたけど?

とにかく、

「思い切って電話して、良かった・・・・!」

ところで、ミルクアイランドが直るまで、

ラテやカプチーノはお預けかというと、

そうではない。

もうひとつ蒸気の吹き出し口があるので、

コップについだ牛乳に差し込み、

おなじみの

「ブシューッ・・ジョボジョボボボ」

である程度泡立つので、家族からは不満が出なかった。

お姉さんから、約束のラブレターが届いた。

早速開いて見ると、

ちょっとした小さな穴や、

ゴムのピロピロした部分が

いかに大事だということを実感。

写真で、パーツの分解したどの部分がチェックポイントかが

よくわかり、有り難い。

また、一緒に歯間ブラシも写っていたので、

家にあった新品で、

チョコチョコとやってみる。

そうして全てを自分なりにやり、

組み立てた。

(これでもダメだったら、どうしよう・・・・?)

祈りを込め、スイッチオン!

すると、

なんということでしょう・・・・・。

ミルクが泡立って、水位がどんどん上昇していく。

「や、やった~~!!」

数日ぶりに、

ぷわぷわの泡が浮かんだコーヒーに口を付け、

家族全員白い口髭をたくわえる。

マシン同様、ミルクアイランドもかなりデリケート

というか、「ちょっとしたこと」だ。

ラブレターには、

こう書かれてある。

「牛乳カスを取り除くと必ず初めみたいなきめ細かいミルクフォームが出来上がりますので、

根気よく試行錯誤して下さいませ。」

「・・・・・・・・。」

日本の製品なら、

「こうなったら、こう!」

とはっきりしているが、

製品のメンテナンスを、消費者の腕の見せ所とばかり

下駄を預けてくるのが、

なんだかイタリアのラテン精神lっぽくて面白い。

そして、

最後の言葉に、

「私だけじゃなく、皆頑張っているんだなぁ。」と、励まされる。

「コツを掴むまで、少し時間はかかりますが、頑張って下さいませ。」

「はぁ~い!」と、

思わず素直に返事をしてしまった。


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