« ブランデーブラッド | トップページ | カラカラになるまでまって »

磯野じゃなく田島です

家族が、私のお気に入りの切子のグラスを、壊した。

「うぬぅぅぅぅ~!!」

切子といっても、「工芸品」とも呼べる本格的なものではなく、

気軽に普段使い出来るお値打ち価格のものだったが、値段は関係ない。

「弁償してっ!」

と言ったが、家族のセンスを信用していないので、

「自分で選ぶからっ!」と付け足す。

とは言ったものの、季節柄、近所のお店にはガラス製品そのものが少なく、あっても高額な贈答用の切子ばかり。

ネットでも探したが同じくで、「むむ・・・。」。

そんなこんなで、マイグラスのないまま、数日が過ぎた。

ある日、「ピンポーン」。

運送屋さんから荷物を受け取った。

開けると、「内祝い」。

カタログから好きなものを選ぶ、お返しが届いた。

「わ~い。」

と、早速ページをめくる。

ブランド物から生活用品そして、「全国の名産品」のコーナーになった。

そして、「東京都」のページになんと、

切子のグラスがあるではないかっ!

「おぉぉ!なんて、タイムリーな!」

嬉しくって、即決。

「有難や~」と、

早速葉書を書いてポストに投函した。

「ピンポーン」。

2度目のチャイムが鳴って、待ちに待った切子のグラスが届いた。

「わくわく!」

「ガサガサ・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

失礼ながら、

(思っていたよりも、)

「ちっさっ!」。

よく見ると、「江戸切子ぐい呑み」とある。

ちゃんとサイズを確認しないで頼んだのだった。

でも、負け惜しみでなんでもなく、

純粋に「好き」と言えるお品だったので、

「美味しい日本酒買って来なきゃ!」

と、一人張り切っていた。

その夜家族が帰宅し、切子が届いたことを報告。

「どんなの?」

と言うので、

「これ。」と、見せる。

「こ・・・・・・これ?」

「これっ?!」

「これだけっっ?!」

「この一つだけ?!!」

と、「こ」の連発。

そして最後に

「これ一つで数千円もするんだ・・・・・!」

で締めた。

そう。

江戸切子は高い!

のだ。

届いたぐい呑みのメーカー江戸川区の「田島硝子株式会社」さんのHPに、行ってみる。

さすがにどれもうっとりする程素晴らしく、

それだけに、自分ではとても買えないお値段のものばかりで圧倒される。

同じものはないが、

同等品らしきもののお値段は、

思っていたよりもうんと「た、高いっ!」。

「今度こそ、大事にしなくちゃっ!」

と、決意。

しかし、私一人が注意してもダメだ。

今回の原因を作った家族を呼んで、田島硝子さんの商品ページを見せる。

「また壊したら今度は、これ買ってもらうから・・・・!」

「ひぇぇぇぇぇぇ~。」

これでよし!

と。

「では、今日からよろしくお願いしますね!」

真っ赤な切子を両手で包み、

末長いお付き合いを誓った。

|

« ブランデーブラッド | トップページ | カラカラになるまでまって »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 磯野じゃなく田島です:

» 三陸・東北の名産は非常においしいものばかり! [三陸・東北の名産は非常においしいものばかり!]
三陸・東北の名産の解説しています。 [続きを読む]

受信: 2011年3月12日 (土) 23時18分

« ブランデーブラッド | トップページ | カラカラになるまでまって »