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こんどはひもでくくっとけ

家族が外出先で、メガネを失くしてきた。

「な、なんですとぉぉぉっ?!」

大騒ぎしている私と対照的に、当の本人は「そろそろ新しくしたいと思っていたんだ。」と、サラリ。

「ま、まぁ自分の責任でやってくれるなら文句はないけど・・・・。」

とは言ったものの、なんだかもったいない。

(保険で、何とかならないかな?)

と、早速あちこちに電話する。

するとそういうものは、火災保険の「携行品損害特約」で、保証されると聞かされた。

生憎我が家は、火災は火災でも保険料のお安い「共済」の契約。

残念がっていると、担当者さんから思いもかけないことを聞かされる。

それは、「お隣」のことだ。

自分の家から火事を出し、近隣に燃え移ってしまっても法律上、こちらが弁償する義務はない。

とはいえ、周囲に多大な迷惑をかけたままそこに居座ることは、かなり図太い神経の持ち主でないと無理だろう。

そこで、その部分を保険でカバー。

「類焼損害特約」なるものを契約しておけば、免責なしで1億円まで保証してくれるという。

「ほほ~、それはすごい。」

「けれどお宅は、建物も家財も、限度額一杯共済で掛けてますよね。」

「あ、そうでしたっけ・・・?」

「例えば家財を少し減らして、その部分を新しく「保険」の方で掛け、同時に「携行品」と「類焼」の特約を付けるということも、可能ですよ。

「な、成程ー。」

そうすれば、紛失や失火の折りは、安心だ。

私の独断では決められないので、一旦電話を切って家族に相談する。

私自身は大変乗り気で話したが、以外にも家族からは一蹴。

「そんなの、いらないよっ!」

「な、なんで?!人様に迷惑かけっぱなしで、住み続けられるの?!」

「保険があろうが無かろうが、火事だしたら即、別の所に引っ越すもん!!」

「それに眼鏡だって、保険料として払う金額を貯金しておいたら、いくつも買えるじゃない。」

(おぉ、一理ある・・・・・。)

例えお支払いをしたとて、償いきれないこともあろう。

それにメガネ歴10数年、失くしたのは今回が初めてだし・・・・。

家族のきっぱりとしたもの言いに、いつになく共感。

(いやでも、引っ越すにしたって・・・・。)

と、あれこれ考えていると、電話が鳴った。

出ると、先ほど相談にのってくれた保険関係の担当者さん。

言いにくそうに、切りだす。

「すいません・・・。調べたら、『携行品』の免責品目に眼鏡も入っていまして・・・・。」

「ということは、例え保険を掛けていても、メガネを失くしたら保険はおりてこないんですか?」

「はい・・。他にコンタクトレンズに電子機器など。例えば、ビデオカメラなども対象外になっているようです。」

(そうかぁ~。

よく失くしがち、ちょっとしたことで壊れがちのものを一々保証してたら、赤字だもんね。)

家族にきっぱり言い切られたことと、「免責」について聞かされ、先ほどまで光り輝いてた

両「特約」の魅力が、みるみる色褪せていくのを感じる。

「そうでしたか・・・。

その件も踏まえ、よく家族と相談してみます。」

と、電話を切った。

トホホ。結局自腹か・・・・。

もしメガネ保険があったら、

入るのに・・・!

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