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お腹は異常なし どこまで丈夫なんだ?!

チョコレートを摘まみながら、テレビ観賞。

ん?

箱の隅に、何か黒いものが?

と思って見ているとそれは、あっという間に箱の外に這いだした。

ぎゃっ!

と、一瞬凍りつく。

がよく見るとそれは、ゴキブリではなく、ホッ!

コガネムシの仲間のような形の黒い虫だった。

何でこんなところに?

疑問に思って、ネットで調べてみる。

が、正体を突き止めることは出来なかった。

席に戻って、ハタとチョコの箱を見る。

ここで、幾つかの選択肢が頭に浮かんだのだ。

皆さまなら、虫が入っていた箱のチョコはどうしますか?

ちなみに個包装ではなく、箱の中にむき出しのチョコが幾つか入っているやつです。

①無理無理っ!絶対に食べないっしょ!

②まず箱の中を良く見よう。「巣」的なものが見当たらなかったら、たまたま迷い込んだだけとか?大丈夫だと思うよ。

③ノープロブレム!虫も人も同じ生き物同士さっ!

このとき私の思考は、これっ!と一つを選べなかった。

まず瞬間的には、①。

でもすぐに、「もったいない」が頭をもたげて来た。

ということで、②を実行し、異常がなかったため、一応「セーフ」判定を出した。

(けど、目に見えない小さなフンとか・・・・?)

不安は完全に拭えない。

その心配を、③で吹き飛ばす。

そうしてまた、何事もなかったように食べ始めたのだ。

モシャモシャしながら、小学生のころを思い出す。

あれは、給食の時間。

当時庶民のメロンといえば、「プリンス」の時代。

しかし何故か高級品だった、皮が網目のメロンが給食に出たのだ。

小振りにカットされたそれを、児童達は大事に大事に食した。

そのときある班が、ざわめきはじめた。

見ると、ある男の子の足元に、メロンが落ちているではないか。

な、何とっ!

小学生にとっては、大事件だった。

が、良く見るとそのメロン、その役割を終え、皮のみだった。

よかった~!

他人ごとながら、ホッとしたのを今でも覚えている。

しかし、次の瞬間、落とし主は意外な行動に出た。

苦悶のうめき声を洩らしていた彼は、「もうぅっ!」と悲鳴に似た声を上げかたと思ったら、上半身を素早く床に向かって倒した。

目にも止まらぬ速さで皮を拾い、上半身が元に戻る前に、皮は彼の口の中に消えていた。

その行動にクラス中が、どよめいた。

特に女子は、「汚~~い!!」と大騒ぎ。

私は彼の執念にただ驚き、声も出せずに目を見開いていた。

今回私は、「彼」だったんだな~。

「虫」と「ゴミ、バイ菌」という違いはあったが・・・。

と、しみじみ。

あの時の彼の葛藤を自分で味わい、同じ結論を出した。

一人勝手に親近感を覚え、懐かしむ。

あの子今頃、どうしてるのかな・・・?

ん?

けど、待てよ。

彼のは、滅多に食べれない高級メロン。

しかし私のは、母にもらったごく普通のチョコ。

しかも、一度溶けて白くなった、ボソボソチョコだ。

そして何より彼は、「人の目」という巨大な壁も相手だった・・・・!

ハードルの高さ、全然違うじゃん!

いやー、ごめんねI君。

私のなんか、君の苦闘とは比べ物にならなかったね。

秋の風が部屋に吹きこんできて、ちょっとさみしくなった。

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