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災害シュミレーション

夕食の支度をしていたら、突然暗闇に。

一瞬、「ブレーカー?」と思ったが、落ちる程使っていないし、「バチン」という切れる音もしなかった。

じゃ、雷かな?

音も光もなかったが、遠方の落雷が影響することも考えられる。

いつも通り、すぐ点くでしょ。

呑気に構えていたら、とんでもなかった。

結果として、2時間程か。

その間、今までにない経験をさせてもらった。

停電してまず、緊急用のミニ懐中電灯が点灯。

なので、家族全員慌てずに済んだ。

いつもコンセントに差しっぱなしで充電しており、停電を感知するとパッとつくので、心強い。

足元灯としても使える切り替えスイッチもついているとても便利なもので、お勧めだ。

夕食の支度はというと、なんとか終えることが出来た。

グリルの魚が焼きかけだったが、我が家のコンロは電源式ではなく、電池式。

なので、停電中でも使用できる。

ただ、換気扇が止まってしまうので、窓を開けるなどが必要だが。

調理は無事終わり、懐中電灯の明かりで盛り付け配膳をする。

ろうそくがあれば雰囲気バッチリだったろうが、非常用の食料と共に外の物置の中に入れてしまって、後悔。

こんな時のために室内にもいくつかは必要だろうから、買い足しておこうと思った。

さて、明かりはもちろん、テレビもない。

食事が終わっても、パソコンもDVDも見れない。

シーンとした室内に、時折外から事態を把握しようと集まった人達の声が聞こえる程度だ。

遠くから、サイレンの音。

各地区の消防団の方達だろう。

何もすることがないので、自然と会話が始まる。

いつになく弾み、笑い声も起きる。

こういう時間も、いいなぁ。

と、しみじみ。

その時、窓に張り付いていた家族が、歓声を上げる。

「ホタルだっ!!」

えぇーーっ?!

どれどれっ?!

と、一斉に駆け寄る。

すると、いるいる!

青い光が、スーッと移動している。

おぉぉぉっ!!

「富里のほたるを守る会」の皆さまのお陰だろうか。

何年ぶりかで、身近でホタルを見ることが出来て、一同大はしゃぎ。

していると、「コンコン」

と、ドアをノックする音が。

こんなときに、誰っ?

真っ暗な玄関に、恐る恐る近寄り「どなたですか?」と声をかける。

「宅配便でーす!」

荷物を受け取るとき、停電の範囲を聞いてみる。

すると、「広いですよ」と、漠然としたお答えが。

とにかく、こんな真っ暗な夜に、届けて下さって有難うございました。

と、お見送り。

それにしてもこの状態は、いつまで続くのか?

そもそも、原因は何なのか?

やっと家族が重い腰をあげ、情報収集に出掛けて行った。

すると、隣接する幾つかの団地も同じ状況であると判明。

やがて東京電力の車が復旧に向けて努力中であることをスピーカーで知らせてくれる。

程なく、消えた時と同じに、何の前触れもなく、明かりが戻った。

なにも出来ないし、もう寝ちゃおう。

などと、思っていただけに、せっかく電気が使えるようになっても、あれこれする気力が湧いてこない。

わっと散って行った家族とは対照的に、一人ソファでゴロゴロする。

「今のは、警告に違いない。

不測の事態に対しての、備えが足りないことを教えてもらったんだ!」

と、一人呟く。

(明日買うのは、ローソクと、懐中電灯用の乾電池をたっぷりそれに・・・・。)

程なく、いつまでも動き出そうとしない私に、厳しい声が飛んでくる。

しぶしぶ起き上がりながら、「暗い時間」を振り返る。

面白かったなー。

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