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日  本  人  なら

なのはな生協のピースアクションが、やっと終わった。

いつもなら5月中に終わらせ生協に提出するのだが、今年はドラマに見入ってしまい、遅くなった。

今年もこうして無事に折り終えたことに感謝しつつ、一羽一羽糸に通す。

このときいつも迷うのは、色合わせだ。

一本の糸に50羽と決まっているのだが、色についての決まりはない。

なので、出来るだけきれいに見えるように10羽づつ同じ色を揃え、一本の糸につき数色づつ組み合わせて、とじるようにしている。

ところで、ピースアクションに参加するまで知らなかったのだが、千羽鶴には決まりというか流儀のようなものがある。

皆さま御存じと思うが、最後まで折って「鶴」にしてはいけない。

首としっぽを折りあげたら、首の先っちょを曲げて顔を作ってはいけないし、お腹も膨らませないようにする。

ちょっと細めのチューリップ型のまま、羽や首を重ねるようにして糸に通すのだ。

そうすると、バラけたりかさばったりせず、ピシッと仕上がる。

今年はキャンペーンとして、一人一羽づつのご協力が呼び掛けられた。

チラシの端に点線があり、そこを切り取って鶴にして提出するというものだ。

早速家族に、「鶴折って」と渡す。

点線に沿って切り、折り始める家族。

早くも、最初の手順から間違っている。

教えてあげようとするが、負けず嫌いの家族は、自分ですると拒否。

じゃ、これ。

と、折り紙のパッケージにあった、「鶴の折り方」を見せる。

あ、そうか!

と、納得の家族。

しばらく経って、「ここからどうするんだっけ?」と見慣れない形になったものを差し出す。

「それ、どうやって折ったの?」と、嫌みたっぷりに聞き返す。

私が最後までやっては意味がないので、途中まで折り直し、「あと少しだから仕上げて。」と返す。

「出来た!」

と渡されたものを見て、無言になる。

やけに、太った鶴なのだ。

この4か所を折って、首としっぽになるところを細くするの。

と、また返す。

あぁ、成程と頷きながら、続きを折る家族。

やれやれ、鶴一羽で随分手間取っちゃって。

日本人なら、鶴を折れないと!

と、説教を始める。

海外行って、これやってごらん。

周りから、拍手喝さいなんだよ。

と、かなり前小耳にはさんだ話題を、偉そうに語る。

不服そうに黙って手を動かす家族。

今度こそ、出来たよ!

と、差し出されたものを見て、また無言。

しっかり首が折られ、お腹もぷっくり膨らんでいる。

またもやダメだしされた上、「千羽鶴ってね・・・」と、決まり事をひけらかすように言われ、ふくれる家族。

でも、ありがとね。

と、一応お礼を言ってフォロー。

ということでなのはな生協さん、

ヨレヨレなのは、家族の努力と汗の結晶だからです。

皆さんのと一緒に、広島、長崎に連れて行って下さいね。

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