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ジャパニーズ・刷毛筆

友人に誘われて、日本舞踊の発表会を見に行ってきた。

国立劇場で、プロの踊りを見られるという。

考えてみたら、踊りの中で一番身近なはずの日舞を、ちゃんと見たことがない。

普段芸術とは縁がない私などは、映画やドラマのシーンの短い時間で、チラリと垣間見る程度だ。

席について、会場に入るときもらったパンフレットを開くと、演目は10以上ある。

一つづつ解説や作品の背景などが簡単に書かれているので、ざっと目を通しておく。

そして終わりのページには、出演者の方々のお写真がズラリ。

ほほー、お美しい方ばかりですな。

と、見とれているうちに、幕が開いた。

一つの演目は、30分弱位と、思っていたよりもずっと長い。

そして今回初めて知ったのだが、「日舞」にはいろいろなジャンル(?)が存在する。

生演奏も雅な舞台で、長唄と共に舞う美女や、歌舞伎を題材にしたものなど、バラエティに富んでいる。

加えて、シンプルな中にも品がある舞台演出で、見ている側を引きつける。

はー、さすがプロ!

と、あっという間に時間が過ぎた。

幕間、一人勝手に考える。

日本の伝統芸能の代表、歌舞伎や狂言は男性の世界だ。

伝統を守るための厳しいしきたりが存在し、新しいことを初めてするとなると、大変なご苦労があるという。

それに対して日舞は、女性も男性も参加可能で、人気のある演目ならジャンルを問わず取り入れ、新しい踊りにしてしまう柔軟さがある。

日舞のしたたかさは、「男性世界」を反面教師にした女性が、引っ張っているからだろうか。

そしてもう一つ、日本の伝統に感服したことがある。

それは、メイクだ。

この間「ハリウッド・エアー」なる、スプレー化粧品にびっくりしたが、もっと上手がいたのだ。

かわゆい子守娘さんに、藤娘たん♪

どんなお譲さんが演じていたのかな?

と、パンフでお顔を拝見して、目玉が飛び出る。

何と、プロの中でもベテラン級の「お姉さま方」だった。

それが、幼い仕草に、乙女の恥じらいを見事に演じ切るプロの実力なのだが、数十年分の時間を巻き戻す、メイクテクニックの役割も大きい。

お二人ともどうみても、女の子だった!

ビバ!ニッポン!!

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