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体 の お か げ

安保徹さんの、免疫学の本が面白い。

何冊か持っているが、「安保徹の免疫力を高める食べ方」に、最新の説が書かれている。

それによると、全ての病は、「適応」の結果だというのだ。

自律神経によって、精密にコントロールされている、人体。

環境、生き方、考え方などの全てが、そのコントロール機能に影響する。

例えば、健康の象徴、「サラサラ血液」。

その反対の「ドロドロ血液」は、主に循環器系の病気につながるとのことで、目の敵にされている。

が、安保氏によるとそれも、体の防御反応の一つだというのだ。

ドロドロで血の巡りが良くなければ、出血しにくい。

ある条件によって、体がその危機を感知。

もしもの時の被害を、最小限にするため、先回りしてその状態にするらしい。

ほほー。

そこまでして、私達を守ってくれてたとは・・・・。

と、とても驚いた。

その説に照らして、日本人の死因トップのがんについても、安保氏の解説が綴られている。

なんと、がんは、細胞レベルでの先祖返りだというのだ。

私達の体のエネルギー生成は、2本立て。

一つは、糖を分解してエネルギーにする「解糖系」。

もう一つは、酸素を使ってエネルギーをつくりだす「ミトコンドリア系」。

酸素のない環境にいた、私達の先祖は、解糖系で生きていた。

やがて、大気中に酸素が満たされた頃、「酸化」という現象が起き、生命体にとって絶体絶命の危機となった。

しかし、元凶の酸素を使ってエネルギーを作り出す、ミトコンドリア生命体に寄生されることによって、安定して生きられるようになった。

がんは、頑張り過ぎて体が発したSOSを無視し続けた結果、最後の手段として起こした変化。

それが、酸素を必要としなかった、「解糖系」への、先祖返り。

ストレスにさらされると、人の体は血の巡りが悪くなり、その結果酸素不足になる。

酸素のない環境で生きるには、「解糖系」に戻らなければ。

と、体が判断。

そうして生き残るため、全力でそれを実行する。

と、いうことらしい。

私の父も、がんで命を落としている。

誰よりも気を使う、優しくて繊細な人だったからな・・・。

と、思い返し、心配のかけ通しだった自分を責めた。

もっと早くに、知っていたらな、とも。

そしてご本には、がんをなおすための4カ条が書かれている。

一、温めること

二、深呼吸すること

三、カリウム40をとること

四、恐怖から逃れること

三の「カリウム40」は、ミトコンドリア生命体を活性化させる働きがあり、野菜、キノコ、海藻などに多く含まれている。

そして、毎日を気持ちよく暮らすためには、何事もバランスが大事。

ミトコンドリア系に行きすぎると今度は、突然死に繋がることもあるので、要注意とある。

このご本には、四カ条についての詳しい解説と、「何をどのくらい食べたらいいか」などの目安等、詳しく、具体的に書かれてある。

中でも、私が実行して、即効果を実感したのは「0時前に寝る!」だ。

学生さん達が研究したところ、睡眠時間は同じでも、就寝する時間によって免疫力が変化するとのこと。

ベストは、日付が変わる前に、布団に入ることだという。

ならばと、早速やってみる。

なんと、目覚めた時の感じが、全然違うので、びっくりした。

体が軽いのだ。

1日中それが持続し、活動的に過ごせた。

体って、すごい!

読むと、感謝の気持ちが湧いてくると同時に、「体」というもう一人の自分を意識するようになる。

他にも、心の不安をできるだけ取り除く方法なども書かれているので、お読みになることを、強力にお勧めする。

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