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迷 子 の 子 鴨

エディー・バウアーアウトレットに行ってきた。

いつもと違って、道はスイスイ。

去年の今頃よりも、秋物がいっぱい入荷していて、るんるん。

ネットではまだ定価で販売されているベストがぐんと割引になっていて、ラッキー!

そういえば、これの色違いを「渡る世間」で愛ちゃんが着ていたっけ。

待っていた甲斐があったな~。

と、ホクホクしながら、ハンドルを握る。

ん?

前方で渋滞が。

お巡りさんが道をふさぎ、迂回するよう誘導しているではないか。

この先で、事故でも?!

見ても、それらしき痕跡は見えない。

頭がの中が「?」のまま、前車に続いて道をそれる。

う回路など知らないので、途方に暮れながら。

とりあえず、同じ方向を目指していた仲間に、ついて行こう!

自車を挟んで、前後に5・6台づつの一団が、先頭の大型車を頼りに寂しい道を進んで行く。

大型車=プロ。

プロ=道を知っている。

と、勝手に想像して。

あぁ!裏切り者~!

途中で一抜け、二抜けで仲間が減っていくのが、心細い。

自分もただ追随するだけではなく、大まかにだが目指す方向からずれないよう、一応頭を巡らせつつ走る。

次に左に曲がる場所があれば、ママが右でも列を離れよう。など。

しかし、そんな機会などなく、どんどん行きたい方角から離れていく。

ナビがついていないのを、これほど悔んだことはない。

もう駄目だ。

このままでは、北海道まで行っちゃうよ。

ママ、私一人立ちしますっ!

と、先頭のトラックに別れを告げる。

と言っても、田舎道ゆえ、両側が田畑や林ばかり。

人~、人~と探しながら暫らく走ると、運送会社のような雰囲気の場所が。

丁度、制服を着た一人の男性が歩いている。

すいませ~ん!

と、呼び止め、窓越しに「成田方面には、どう行ったらいいですか?」とお尋ねする。

すぐにお答え頂けると期待したが、相手の方の反応はシビアだった。

成田っていっても広いですが、具体的にどこですか?

どこの建物とか、目印とか言ってもらわないと・・・・。

と、困惑顔だ。

突然なので、頭が働かない。

具体的、具体的・・・と、とにかく何か言わなければと、焦る。

あ、途中印旛沼を通るから、「印旛の方で・・・」と言うと、「印旛も広いですよね!」と跳ね返されてしまった。

やっと浮かんだ「具体的」を、口に出す。

「宗吾霊堂」へは・・・?

すると、相手のお顔が、パッと明るくなる。

間髪をいれず、縦板に水のごとく、スラスラと説明してくれた。

こちらが理解しているかどうか、試すように復唱してくれる。

自分の言葉で言い直すと、「そうそう!簡単に言えば、そうなるね!」と、喜んでくれる。

お礼を言って、今来た道を引き返そうと見ると、男性が出て来た建物が目に入った。

「自動車教習所」

おぉ!今の方は、教官さんだったのかー。

どうりで、道の説明がテキパキしてるはずだ。

具体的な情報を要求し、インプットすると、たちどころにルートを示してくれる。

まるで、ナビのようなお方だったな~。

と、振り返りながら走る。

しかし、どんどん寂しい道になってくると、「間違ったかな?」と不安になってくる。

が、とうとう見覚えのある場所が見えてきて、心底ほっとする。

先生っ!ありがとうごぜぇますだ!!

へへぇ~。

と、心の中で平伏。

ホッとすると、疲れが一気にくる。

こんな私を癒してくれるのは、あのパン屋さんしかない!

「本日都合により、お休みします」

ついているんだか、いないんだか・・・・。

とにかく、無事家に帰れてよかったが、ジェットコースターのような一日だったな。

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