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2009年6月

鬼にも 蛇にも なりまする

今日のお昼は、ガーリッククッペ。

なのはな生協で買った。

グリルで軽く温めて、サラダと共に食卓へ。

いただきまーす!と唱え、頬張る。

痛たたたたたっ!

顎の片方に、電流が走ったかのような痛みが。

思いもかけない衝撃に、ガーリッククッペが、手からポロンと落ちた。

恐る恐る、口を開けてみる。

やはり、ビリリという感じの痛みで、いつもの半分も開けられない。

これは、もしや・・・・。

「顎関節症」

複数の女性芸能人がなったと、報道されている。

20~30代の女性がなりやすいこともあり、日本では「美人病」という俗称もあるらしい。

がくかんせつしょう。

美人には似つかわしくない響きが、ご本人たちとはミスマッチゆえ、報道で初めてに耳にしたときのインパクトがすごかった。

私も、美人のはしくれだったのね。

そうはしゃぐ余裕もない程痛い。

しかも、お腹はぺこぺこなのに、一口も食べられないのだ。

このまま口が開かなくて、やせ細っちゃうのかな?

空想が飛躍する。

負けてたまるか。

痛くない方の顎で、食べるぞ。

クッペを小さくちぎって、わずかに開く口に、押しこむ。

大好きなタモリさんの笑顔に集中し、噛む度に襲ってくるズキズキを押しのける。

お陰さまで完食した。

さすがに負担だったのか、しばらくは何もしてなくても、顎がズキズキ痛んだが。

それから数日は痛みがあったが、徐々になくなり、今はいつも通りになった。

やっぱり、美人じゃないから、病の方で逃げて行ったのかな。

すぐにお医者さんに駆け込まないで、自分で何とかしてみようと無茶をする。

このパターンで、深刻なピンチに陥らず、のらりくらりと今までやってきた。

それにしても、凄まじき我が食欲。

色気よりも、食い気。

痛みをこらえ、般若の形相でにんにくのパンを口に押しこむ様を、タモリさんはずっと見せられていたのだ。

心から、同情する。

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次郎を見習って

エビちゃん達の水槽に、クーラーを設置した。

設定温度よりも水温が上昇すると、ブォ~ンと運転が始まる。

狭い玄関にあるため反響するのか、思ったよりも大きな音をたてる。

そのうち、ガタガタと洗濯機の脱水時のような振動も伴い始める。

驚いて、駆け付ける。

もう、故障?!

慌てて、取説を手に取る。

ポロン。

不要なパーツなのか、小さめのものがいくつか入った、ビニール袋もくっついてきた。

ん?

ふにゃふにゃと、柔らかい。

もしや・・・。

設置した家族を、呼びつける。

運転音が大きいのを不審に思い、「防振マット、ちゃんとつけたの?」と何度も確認したのに、「最初からついてるんでしょ。」と、取り合ってもらえなかったという、経緯がある。

これ、何?

顔に、凄みが宿っているのが、自分でもわかる。

渡されたものが、スポンジ状のものだと分かると、「しまった」という表情になる家族。

クーラーに直行して、うんしょと持ち上げ、脚にくっつけている。

以降振動は、ピタリと止んだ。

真夏日になった昨日。

昨年までだと、氷を放り込んだり、アイスノンを取り換えたり、バタバタしていたろう。

が、今年は余裕だ。

家族がオークションで手に入れたエビちゃん達が、我が家にいたエビちゃん達に加わり、ちょっとにぎやかになった水槽。

赤と白の縞々がいっちょまえの、赤ちゃんエビも、たくさん見える。

パラダイスの復活も近い。

ホウレンソウに群がる様子を見ていると、自然に笑が浮かぶ。

ふと水槽に、家族のしゅんとした様子が映り込んでいるのに、気づく。

エビちゃん達のように、私も家族を大事にしないといけないな。

反省。

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トライ トライ!

「このごろニキビが増えてきた。」と言い出す家族。

若さを強調したいのかとも思ったが、一応相談にのってあげる。

テレビのCMで、盛んに流れている商品名が、頭に浮かんだので口にする。

ほら、「お試し」ってあるじゃない。

申し込んでみたら?

早速ネットで申し込もうとする家族。

が、お試しセットは、ないらしい。

最初にトライアルセットを購入し、60日間試して、効果がなければ返金するシステムになっているようだ。

あら、「ド○○○ン○○クル」や、「○ず○」などと混同していたのか。

試したいなら、取り寄せてみれば?

と、画面を覗き込む。

お値段を見て、「!」。

気軽にGOサインを出せる価格ではない。

普段お化粧は一切しない、私。

よって、数千円のモイスチャークリームや、ウン万円する美容液がお手元にある方々はそうでもないのかもしれないが、お手入れ用品のお値段相場に、免疫がない。

・・・・。

急に黙り込んでしまった私を、恐る恐る振り返る家族。

「却下」の気配を悟り、自分の部屋に籠ってしまった。

本当に、効果あるのかな?

空いた席に座りこみ、使った人の声を、ネットで集めてみる。

すると、大方は好感触で、熱烈にお勧めしている人も少なくない。

ほほー。

が、刺激が強いと言う人や、「いい匂い」を気に入っている人もいるので、「いろんなもの」が入っているに違いないと、警戒心をもつ。

使用を止めると、またニキビが出始めるという声も複数あり、気になった。

2か月使ってみて、効果が実感できなかったとしても、散々使った後だけに、「お金返して」とは言いにくい。

それ以上に、家族の肌に合わず、深刻なトラブルが起きてしまうことの方が怖い。

お金をかけず、しかも安全な方法があるはずだと、ない知恵をしぼる。

そうだ!と思いつき、お風呂上がりの家族をつかまえて、提案する。

「洗顔は、全身用の竹炭シャンプーでやってみて。」

普段は洗髪にしか使っていないが、馬油から作ったもので、お肌にマイルドなことは確かだ。

しかも竹炭が、いろいろな不純物を吸着してくれるだろうし。

「そんで、洗顔後は、冷蔵庫に入ってるラベンダー水をスプレーね。」

ラベンダーは、オイリー肌にいいと聞いたことがある。

これでしばらく、様子見ようよ。

と、説得する。

今一つ不安が残るのだろう、複雑な表情でうつむく家族。

もうひと押しと、更に続ける。

「ね、思い出してみて。家族にも親戚にも、しつこいニキビで悩んでいる人、一人もいないでしょ。」

「きっと、そのニキビも、一過性のものだよ。」

ゴマすりのセールスマンのような作り笑いを浮かべ、まくしたてる。

これは、提案などではなく、もはや命令。

そう、悟ったのだろう。

とうとう、複雑な表情を浮かべた顔を、縦に振る家族。

相手の気の変らぬうちに、「じゃ、これで解決!」と、勝手に締めくくる。

ちと、可哀そうだったかも。と、内心反省。

が、これがダメなら、また次の手を探せばいい。

アバウトで、ごめんね。

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子供にもどって

小さな頃、横断歩道の両側に、黄色い旗が置いてあると、大喜びで手に取った。

見せびらかすようにかざしながら、嬉々としましまの上を歩いたっけ。

押しボタンの信号も、大好きだった。

他の人に押されまいと駆けつけ、えいっ!と指に力を入れる。

すると、どの車も止まって、私を渡らせてくれる。

大人の人が、自分の意のままになるような優越感を味わっていた。

しかし、いつからだろうか。

「私のために、申し訳ない。」と、思うようになったのは。

今月のジャフメイトの「事故ファイル」は、「ボタンを押さない歩行者」という題名だった。

昨年の12月に、実際に起こった事故の詳細が、書かれている。

小雨が降る夜の、悲劇だ。

普段から、歩行者の少ない農村地帯の道路。

運転手が、押しボタン式の信号機が、「赤」になったところを見たことがない程だ。

案の定、信号は「青」。

対向車線にマイクロバスが停車しており、横断歩道に人気はない。

そのまま通り過ぎようとした瞬間、右から来た黒い物体。

ブレーキをかけるひまもなかった。

停車中のバスから降りた男性は、バスの後ろから道路を横断しようとして、車と接触。

亡くなってしまった。

押しボタンを、押していれば防げた事故。

記事には、歩行者側の立場からみた、押しボタン式信号機への、代表的とも言える意見が挙げられている。

「ボタンを押してもすぐに変わらないので、もどかしい。」

「自分のために車に止まってもらうのは、申し訳ない。」

普段私は、ほとんど運転手の立場だ。

しかし、そうなる前の頃を思い出すと、2つの意見を、もっともだと感じる。

そうはいっても、命は大事。

ずうずうしくなって、どんどん押してください!と言いたい。

立て続けに押しても、一定時間をあけてから反応する設定になっているため、すぐには変わらない。

また、車の通行を円滑にするため、隣接の信号機と連動された押しボタン式信号機もあり、やはり待たされることも。

お急ぎなのも分かるが、やっぱり命の方が大事!

指一本、青になってから渡って下さい。

あと、これをドライバー側からお願いするのは大変恥ずかしいが、大事なことなので言わせていただく。

青になったから大丈夫とは、限らない。

信号を見落とすことも、ごく稀にですが、あるんです。

左右の安全を、きっちり確かめてから、横断してください。

ご高齢の方、「渡りきれるだろう」と予測なさっても、車のスピードは、思いの外速いものです。

渡るなら、車がどこにいようが、とりあえず押してください。

子供の頃、大人が口をすっぱくして言っていたことは、とても大事なことだったと、改めて気づいた。

右見て、左見て、もう一度右を見て。

人も車も、お互いにルールを守って、それぞれの人生を、しっかり渡っていこうではないですか。

黄色い旗と、緑のおばさんがいた通学路が、ほんわか浮かんできた。

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まごうかたなき 大人

食料品の大部分は、なのはな生協で購入しているが、足りないものが出てくるときがある。

そうすると、近所のスーパーに、その都度買い物に行く。

うちの子今、「セルフレジ」が、マイブームなの!

と、知人に言われて、最初は「?」だったが、あるスーパーに行って、納得した。

レジ係さんがいないレジが、4台並んでいる。

各々が、自らバーコードを読み取らせて、支払いを済ませている。

おぉ、これのことかー。

早速、自分も挑戦してみる。

やってみると、なかなかバーコードを読み取ってもらうのが、難しい。

新人のレジ係さんの列に並んでしまって、「しまった」と思っていた自分が、申し訳ない。

それにもう一つ、セルフレジのシステムを知らなかったので、まごまごしてしまい、次の人を待たせてしまった。

良く見ると、会計を始めるために買い物かごを乗せる部分が、秤になっている。

そして、会計が終わった物を、袋に入れる台も。

かごから取って、バーコードを読ませたら、買い物袋に入れる。

そうすると、かごの重量が減った分、買い物袋の重さが増える。

かごと袋の重さのトータルが変化すると、次に進めないようになっているらしい。

軽い物のバーコードを先に読ませてしまったので、「重い物を先に袋に入れよう」と他の場所に置いておいたら、エラーになってしまった。

バーコードを通したら、必ず袋が置かれている台に乗せなければならないのを、知らなかったのだ。

困っていると、係の人が飛んできて、教えてくれる。

慣れると面白い。

お子さんがハマるのも分かる。

私のような不慣れな人がいなければ、普通のレジよりも早く済むのもいい。

難点は、値札が訂正された見切り品や、バーコードのついていない品物、例えば、バラ売りのコロッケなどは、セルフでは会計できないことだ。

ある日、料理用に買っておいたお酒を、家族がいつの間にか飲んでしまっていたことに気付いた。

そのスーパーに、買いに行く。

セルフレジでバーコードを読ませると、いつもと違う画面になる。

お酒、煙草は二十歳から。

という訳で、「成人識別」が必要なのだ。

「あなたは成人ですか?」の問いかけと、「はい」と、「いいえ」の選択肢が出てくる。

ここで、「いいえ」を押す人って、いるのかな?

「いいえ」を選択したらどうなるのか見てみたい気もしたが、正直に「はい」を選ぶ。

あくまでも形式的なもので、有効性はゼロのシステムだ。

別のスーパーで、恵比寿ビールの期間限定品を見つけた。

白い缶に、おなじみの恵比寿さまがほほ笑む爽やかさに惹かれ、買うことに。

そこは、セルフレジではない。

レジのお姉さんが、恵比寿さまをレジに通すと、音声が流れてきた。

やはりここでも、「成人識別」が必要なのだ。

お姉さんが、私をチラリと見る。

小さな声で、「確認しました。」と呟いて、作業を進める。

まるで、「見るまでもない」と言われてしまったようで、プチショック。

まあ、お客さんをじろじろ見る訳にもいかないだろうし、「本当に成人してますか?」とわざとらしいお世辞を期待している訳でもないが・・・・。

じゃ、どうしたら満足するのか?

自分でも結論が出ないまま、お店を後にする。

ハワイのABCマートで、買い物かごのビールをいきなり没収されてしまった頃が、やたら懐かしい、夕暮れだった。

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スイカ づくし

富里名物、スイカの季節がやってきた。

スイカをどっさり積んだトラックが、よろよろと走る姿を、あちこちで見かける。

富里の1大イベント、「スイカロードレース」がいよいよ今度の日曜日に開催される。

それに向けて、道端を走るランナーの姿も、多くなった。

先日の日曜日は、あいにくの天気だったが、「スイカまつり」がにぎやかに開催され、元気モリモリ知事も駆け付けた。

母からゴロンともらったスイカは甘く、今年もいい出来だと、ニンマリ。

広報で募集があった、スイカの品評会の一般からの審査員にぜひなりたかったが、他に予定が入っていて応募出来ず、とても残念だった。

何十個も、無料で味わえたのになー。

来年も機会があったら、今度は絶対にトライするつもりだ。

スイカが冷蔵庫にあると、扉を開ける度に、幸せな気分になる。

おやつは全部スイカになり、ちょくちょく取り出しては切り、塩を振っていっぱい食べる。

家族がいるときは一応「スイカ食べる?」と聞いてあげる。

あちこちから、「食べる!」の声が返ってくると、ちょっと残念だ。

食べやすいようにという名目で、極力薄く切る。

お皿に並べると、自立できずに、パタンと倒れるほどに。

それに対して自分の分は、ドカンとダイナミックにいく。

お皿の上で、赤富士のごとく、堂々とそびえている。

「海の精」という、すごく美味しいが、ちょっと高いお塩を振って、スプーンを入れ、大胆に頬張る。

ことスイカに関しては、あからさまに不公平になっているが、家族から文句は出ない。

というか、言わせない。

スイカはこの時期しか食べれないのだ。

スイカの街、富里市民の特権として、各自が好きなように好きなだけ食べていい!

よって、この家で一番のスイカ好きが、一番多く食べる権利がある!

と勝手に決めて、ほとんど、一人占め状態だ。

ここで逆らうと怖いと、家族はよく分かっていて、したいようにさせるしかないと諦めている。

ところで、富里でスイカに会えるのは、この時期だけではない。

秋の産業祭りに行くと、スイカの赤ちゃんに会える。

間引いたスイカを、お漬物にしたものがあるのだ。

お醤油やショウガで漬け込んであり、よく見ると、スイカの縞々がちゃんと見える。

数に限りがあるが、農協の産直センターでも、手に入る。

他に、スイカの葛ゼリーも、人気だ。

小さな一口カップに入っていて、気軽に口に出来る。

市役所周辺を通行止めにしてコースを用意し、給水所にはカットスイカがどんどん補給される、ロードレース。

富里の太っ腹の見せどころだ。

スイカをかじりながらの応援も可能だ。

ぜひ、おいで下さい。

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多 重 仁 覚

臓器移植法の改正が、いよいよ現実化されようとしている。

年齢制限の撤廃で、お子さんの移植が国内で認められる見通しだ。

「脳死」が人の死であるか、未だ結論が出ないまま、助かるかもしれない命にのみ、スポットが当てられ続けている。

街頭インタビューを見ていると、自分が脳死になったら、提供してもいい。

が、自分以外の家族の場合は、戸惑うという意見が大方だ。

以前、本屋さんで手に取って衝撃を受けた本を、もう一度読み返す。

黄色いカードが、街中のあちこちで目にされ始めた時期だった。

「持ってはいけない!ドナーカード」

人道的精神に逆行する、強いメッセージに、思わずページをめくる。

そこには、題名を凌駕する、ショッキングな事実がぎっしり詰まっていた。

まず、臓器移植とは、「脳死」を人の死としないと、成り立たない医療行為であることを頭に入れて読むと、怖さが増す。

死後の臓器では、生着率が著しく悪くなるからだ。

「脳死」と判定された人の視床下部から、ホルモンが分泌されていることが発見され、ならば、低レベルながら、意識があることを否定出来ないと、主張する医師がおられる。

それを裏付ける事例として、脳死患者が出産をした例が、複数あるのだ。

分娩は、体内ホルモンの分泌から、全身の機能が複雑に、正確に働くからこそなされるはずだ。

驚くことに、この日本でも、脳死とされた人の出産が、報告されているとのこと。

私がこの本で一番最初に受けた衝撃は、臓器を摘出するために、体にメスを入れた瞬間に、血圧が急上昇し動いたため、慌てて全身麻酔や、筋肉弛緩剤を使ったという部分だ。

大分前に読んだ、梅図かずおさんの作品に、同じようなシーンがあった。

それと重なり、心の底からぞっとした。

その事実を、「法的脳死判定マニュアル」では、「脊髄反射」と片付けてしまっているが、それでは「脳死者の出産」の事実は説明がつくまい。

そもそも、脳死判定の中に、「無呼吸検査」なるものがあり、一定時間人工呼吸器を外すのだ。

その時点で、患者にとっては、致命的なダメージになる。

判定の名の下の、「殺人」といわれても、仕方がない。

医者の売名行為のために、強引になされた不必要な臓器移植での、犠牲者もいる。

また、障害をもった患者さんの治療を勝手に打ち切り、家族が拒否したにも関わらず、無理やりに臓器を取り出した病院もある。

この本を読んで見えてくるのは、移植でしか助からない患者のためと言いつつ、己の実績をあげたい医療関係者達のおぞましさだ。

「提供しない」という意思を明確にしても、病院という密室では、なにが起こるか分からない怖さ。

人体を、「資源」ととらえ、良からぬことを画策する者の出現も、危惧される。

では、移植によって、助かるかもしれない命を、どうすればいいのか。

自分が脳死となり、人工呼吸器で命を長らえるだけとなってしまったら、使えるものは使ってほしい。

とも、思う。

が、脳死状態でも、意識があり、痛みを感じると知った上で臓器などを提供すると、「生を放棄」したこと、すなわち「自殺」になるのだろうか?

スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんのご本にも、臓器移植に関するコメントが出てくるが、いつも言葉少なだ。

「逃げか、逃げでないか」とだけ、書かれてることがほとんどだ。

いつも、何が逃げで、何がそうでないのかが分からないで、読んでいる。

分かりやすく、的確な言葉を駆使して書かれているご本の中では、珍しく曖昧に終わっている。

生と、死。

無縁である人など、一人もいないのに、無意識に避けて通ってしまおうとする。

結論をもし出すとしたら、出来るだけの手を尽くして、「事実」を知ること。

そのうえで、各々が真剣に考え、出すしかない。

だから、答えは一つでは、ない。

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チュー チュー 獲れ イン

夕方、庭に水まきをしていた時のこと。

塀の隅にホースの水が、勢いよくかかった瞬間、黒い影が目にもとまらぬ速さでこちらに飛んできて、フリーズしてしまった。

マイ動体視力が辛うじてとらえたシルエットから、ネズミと思われる。

飛んできた後は、音もなく消えてしまったので、もしや近くに巣穴でもあるのかと草をかき分けたりするが、それらしきものもない。

周辺で生息しているのは、フンなどの痕跡から分かっていたが、姿を目にしてしまうと、さすがに怖い。

庭に埋めている生ごみを食べに来てるのかな?

しかし、土を掛けて踏み固めたところを掘り返した跡もなし。

散歩の途中だったのかな?

思いもかけず水を浴びてしまい、さぞ驚いただろう。

でも、こっちも負けずに驚いた。

それから数日後。

コーヒーカスを、庭にまいていた時のこと。

そう量がある訳ではないので、今度はこの辺りかなと、その都度位置をずらす。

今日はここにと、花咲かじいさんよろしく、勢いをつけて飛ばす。

あら、あんなところにロープが?

だらんと無造作にぶら下がった綱のようなものに、コーヒーカスがビシッと命中。

よーく見ると、蛇だ。

あらら、青大将君、ごめんね。

見ていると、怒った様子もなく、ゆっくりと移動していく。

そういえば、丁度そこは、先日ネズミが飛び出してきた場所だ。

やっぱり、巣があるのかな?

ネズミは、青大将君の大好物らしいから・・・。

でも、あんなにゆっくりしてる青大将君が、どうやってすばしっこいネズミ君を捕まえるのか不思議だ。

とにかく私は、外の物置の非常食を、全部ネズミに食べられてしまった遺恨もあり、断然青大将君の味方だ。

全部、食べていいからね。と、ネズミ君たちにはかわいそうだが、声を掛ける。

翌日、駐車場にいると、久しぶりに「ボス」の姿を見かけた。

このエリアを縄張りにしている野良猫を、勝手にそう呼んでいる。

堂々とした身のこなしに、貫禄たっぷりの風貌で、「ボス」と呼ぶに相応しいオス猫くんだ。

そういえば、ネズミ君に遭遇してしまったのは、我が家の庭にあった、「ボス」の通り道をふさいでからだな。

ボスの勢力が及ばなくなって、ホッとしていたが、今度は青大将君に追われているのか。

ちょっとネズミ君達が、気の毒になった。

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あにきの おやじ

与作はぁ~木ぃ~を~切るぅ~~♪

今日の「うちくる」のゲストは、山本譲二さんだった。

番組中、何度も「おやじ」こと北島三郎さんのお話をされていた。

そういえば、今日は「父の日」だ!

慌ててオランダ家に行くが、案の定お目当ての「大黒柱」は売り切れていた。

仕方ない、自分で作るか。

太めのロールケーキを作ればいいんだもんね。

早速取りかかる。

「木」と「黒」だから、生地にココアを加える。

泡立てた生地は、油分を加えると、どんどん泡が消えていく。

ココアにも、ココアバターという油分があるので、入れないよりも生地が薄く焼き上がる。

よって、同じものを2枚焼いて使い、ド迫力「大黒柱」にしようと目論む。

ブッシュドノエル風にしようかとも考えたが、倒れていたのでは「柱」ではないと、却下。

いつもの倍の太さに何とか巻き上げ、冷蔵庫で落ち着かせる

ついでに、太巻き寿司も作って、「柱」だらけにしてやれ。

出来上がったものを、父の仏壇にお供えする。

黒い円筒状のものばかりが並んだ、父の仏壇は、ちょっと不気味だった。

いつも、ありがとうね。

線香をあげて、拝む。

無事父の日を祝えて、ホッとする。

さぁ!食べるぞー!

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心に火をつけて

毎回ドキドキの、二胡のレッスン。

何故なら、上達の兆しがさっぱり見えないからだ。

レッスン開始冒頭の音合わせには、先生が各自の席を回り、内弦と外弦の微調整をしてくれる。

これが終わると、楽譜を見ながらの全体指導が、始まる。

2・3小節づつ区切り、丁寧に進めて下さるので、皆さんは余裕だ。

「はいでは、それぞれここまでを繰り返して弾いて下さい。」

その一言で、ドキドキスイッチが、オンになる。

はい、大変いいです。

そうそう、いいですねぇ。

他の生徒さん達に好評を口にしながら、先生が私の席に近づいてくる。

ど、どうしよぅ・・・?

とうとう、自分の横に、先生が立つ。

あわわ!

緊張も最高潮に達しているのだが、顔に出さないように、とにかく弾く。

・・・・。

いいとこ探しの名人が、ピタリと無口になる。

そして、未だに基礎的な手の形などを直され始める。

やっと解放してもらうと、ドッと疲れが出る。

レッスン中、これが何度も繰り返されると、段々集中できなくなり、益々先生に注意される。

はい、今日はここまでにしましょう。

次のレッスンまでに仕上げておく課題が伝えられ、解散。

ふ~~、やっと終わった。

ぐったりしながら、帰路に就く。

ヨレヨレなのに、ハンドルを握る危なっかしさ。

奇跡的に家に着くと、しばらく何も手につかない。

またか。

という目で、家族が見る。

こってり絞られてきたのが分かるのだろう。

そっとしておいてくれる。

気持ちよく昼寝をしていたとき、私が二胡を弾き出すと、文字通り飛び起きた、失礼な家族。

だからこその思いやりが、かえって辛い。

決して安くはない、初期投資だったゆえ、後戻りはできない。

私のケチを知り尽くしている家族には、痛いほど分かっているのだろう。

お腹が空いた。

いい加減に立ち直らせて、早くご飯を作ってもらわにゃ。

と考え、励ましの言葉を口にする。

皆と同じレッスン料なのに、人一倍個人レッスンしてもらってるんだから、いいじゃないか。

もっと他に、言いようがあるでしょ。と、ムッとする。

でも・・・、そうだよね。

そう考えたら、なんかすごく得してるかも。

と、ケチが心の導火線に火を点ける。

ファイヤーーッ!

一気に立ち直り、ご飯を作り始める。

メニューは、中華。

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英語で日記を書いてみる

という本が、「表現集編」を含め、2冊ある。

ずっと、ずっと、本棚に飾られたままだ。

これでは、いかん。

そう思ってここ最近、一言日記を、英語で書いている。

本屋さんで、「手帳」を英語で書くという、シリーズ最新刊が出ているのを見かけた。

大分前に発行されてからも、ちょくちょく店頭の特集コーナーに積まれているので、人気があるのだろう。

確かに、分かりやすい。

読むと、「英語って、こんなにシンプルだったんだー。」と驚くほどだ。

もちろん、あくまでも基本的な部分を中心に解説されているからなのだろうが、マスターすれば、言葉をちょっと置き換えるだけでかなりいろいろな表現が出来そうだ。

と言いつつ、全部を読まず、必要と思われる部分を拾い読みしているだけなのだが。

とにかく、毎日書くこと。

自分で自分にそう課したものの、たった一言が、英語だとこんなにまごまごするのかと、情けなくなる。

中学から高校の頃に、海外文通していた経験で、英文は山のように書いていた。

半分は自己流だったが、英語の読み書きに親しんできた経験が、今の私には遠い過去の物語のようで、現実には、ちっとも身になっていないことに、愕然とする。

使わないと、錆びちゃうのは、頭も同じなのねー。

改めて、実感した。

やっぱり、とっておいて、よかった。

と、あの時使っていた英和、和英辞典と、「英語で・・」のご本をひっくり返しながら、その日の一文を作り上げる。

山形の伯父が、今年もサクランボをたくさん送ってくれた。

それを英語にしたものを、家族に添削してもらう。

「その書き方だと、通説的な意味になっちゃうから、この方がいい。」

などと注意されて、「へへー。ありがとうごぜぇやす!」と頭を下げる。

成程、ちょっとたことで、違うニュアンスになるのか。

シンプルなようでも、奥が深いな英語って。

それにしても、よくこんなこと知ってるね、と見直したり、家族の意外な一面も覗けて、面白い。

今日は、何を日記に書こうかな?

その日の夕方には、気になりだす。

なるだけ簡単な表現で書ける出来事を、一日を振り返って探し出す。

お風呂の中で、そうだ!あれにしよう!と、思いつく。

早速出てから、机に向かう。

ん~~?

あれれ?この辺に、マネしようと思った文があった気がしたのに、どこいっちゃったんだろう・・・。

などと、おろおろしているうちに、すっかり体が冷えてしまう。

やっと書きあがって、家族にノートを渡し、その間にまたお風呂に戻る。

出てから、家族の採点と寸評をもらう。

ふー。やっとお布団に入れる。

英語のお陰か、最近寝つきがとてもよい。

普段、いかに頭を使っていないか分かってしまい、情けない。

いつか、英語で夢を見たいなー。

というのが、目標だ。

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陽気な 脳天気

洗濯機が置いてある脱衣所は、フローリングだが、たまに水洗いする。

デッキブラシで、床の上にたまった水を、浴室に向かってかき出す。

大まかに水がきれたら、乾いたバスタオルを何枚も広げて、残りの水分を吸い取る。

木に湿気が良くないことは、さすがの私にも、分かる。

やりたくて、やっているのではない。

ちょっとしたミスで、洗濯機から溢れるのだ。

我が家の洗濯機は、イタリアからやってきた。

当時、ドラム式の国産機がなかったので、工務店さんが扱ったことのある機種を入れてもらった。

タイミングが良かったのか、購入直前に、価格が10万円程下がった。

嬉しいが、安かろ悪かろでは、困る。

早速販売会社に、電話を掛けた。

ドラム式の使い勝手や、汚れ落ちの具合をあれこれ質問し、唐突に切り出す。

どうして、こんなにお安くなったんですか?

不意を突かれたからか、一瞬口ごもる相手。

思いついたように、「リラが暴落したからです!」と言い切った。

ユーロでないとこが、今思い出すと、時代を感じさせる。

理由はともかく、他に選択肢もないしと、こちらの洗濯機を設置してもらった。

心配した「悪かろ」もなく、思いの外運転音が静かで、毎日大活躍だ。

国産のように、タイマーやきめ細かい配慮には欠けるが、シンプルイズベストの使い心地に、満足している。

メンテナンスもしっかりしており、電話をするといつも、翌日には来てもらえる。

その時に、来て下さった方に、あれこれ質問すると、興味深いことや、取り説にはない使い方などを教えてもらうことがあって、楽しい。

国産メーカーのように、しょっちゅう新製品が登場することもないので、修理を依頼しても、部品の在庫がないというようなこともなさそうで、あと10年以上はお世話になりたいとおもっている。

が、最近、それは無理かも・・・。と思うことが続いた。

お風呂の残り湯を、洗濯に利用し始めてからだ。

給水口に、節水ポンプのホースを突っ込んで、洗濯が始まる水位まで待つ。

ついている訳にはいかないので、キッチンタイマーをセットする。

鳴ったら、ポンプを止め、洗濯機のスイッチを入れる。

これで洗濯が始まり、すすぎの音がし始めたらまたポンプのスイッチを入れに来る。

だけのシンプルさながら、うっかりすることがある。

キッチンタイマーの音を聞き逃し、ポンプのスイッチを止め忘れてしまうのだ。

すると、洗濯機内に、お風呂の残り湯がどんどん溜まる。

途中に、オーバーフロー用の逃げ口がないので、満水になると、給水口からどんどん溢れ出すのだ。

で、気づいたら、脱衣所が水浸し、という訳だ。

初めてこの有様を目にしたときは、パニックになった。

とにかくポンプのスイッチを切り、バシャバシャと水音を立てながら必死に、床の水を減らす。

床の処理が終わってから、ようやく洗濯機の方に気が向く。

とにかく、中の水を抜かなくちゃ!とスイッチを押す。

が、ウンとも、スンとも動かない。

機械部分まで、水が入り込んでしまった可能性もある。

もしかして…壊れちゃった?!

動かなければ、中の水は排水されない。

しかも普段は、洗濯槽に水がたまっているときは、扉は絶対に開かない。

あぁ!絶体絶命!!

と、一瞬思考停止。

とにかく、やれることをやらなくちゃ!と気を取り直し、ダメもとで扉に手を掛けた。

すると、ちょっとの抵抗の後、開かないはずの扉が開いた。

ジャーッと、勢いよく飛び出す、水。

慌てて、閉めた。

せっかく拭いた床が、また水浸しに。

が、これで水が抜けると、心底ほっとした。

下にバケツを置いて、何度かに分けて入り過ぎた水を抜き、スイッチを入れてみた。

動かなかったら、どうしよう。

と心配したが、なんと、何事もなかったかのように、動き出したのだ。

ほーーー。

私のしたことなど、想定内だったのか。

以降、いつものように、働いてくれている。

イタリアにも、私のようなドジな人がいるのかも。

と、安心したのがいけなかったのだろう。

反省したはずなのに、何度か同じことをやっている。

「いい加減にしてよっ!」って、そのうちスネてしまうかもしれないと、ヒヤヒヤしている今日この頃なのだ。

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天    秤

エディー・バウアー アウトレット店でもらった割引券が、いつまでも財布の中に残っている。

それも、3枚も。

使用期限がどんどん迫っているので、焦る。

使うつもりで、何度も訪れた。

が、アウトレット店は太っ腹。

正規の値段から値引きしたアウトレット価格から、条件付きで更に安くしてくれる。

割引券などなくても、いつも、「3枚買うと、1000円引き」。

「5枚買うと、3000円引き」

「期間限定、ボトムス、値札より20%引き」

などのセールをやっている。

行くと、あれもこれもと手に取って、レジに行く。

これを使いたんですが。と割引券を見せる。

お店の人は、条件をクリアすると適用される割引と、割引券を使用した場合とどちらがお得かを電卓で計算してくれる。

結果はいつも、割引券を使わない方がお得な状況になっている。

よって、財布の中に券が残ったままお店を後にすることの、くり返しだ。

今日こそは、余計なものに目をくれず、目的のものだけを割引券を使って買うぞ!

という意気込で乗り込むのだが、毎度目移りして初志貫徹できず、すごすごと帰る。

期限直前、崖っぷち。

今日を逃すと後がないと、鼻息も荒く、目はギラギラ。

お店の人は、さぞ怖かったろう。

ところで、ちょくちょく通ううちに、お気に入りの店員さんが出来た。

出しゃばらず、優しくて、内気な私でも、あれこれ話しやすいお姉さん。

ラッキーなことに、その店員さんがいる日だった。

お姉さんの方も、「山のように試着するが、いつも少ししか買わないお客さん」として覚えているのだろう。

「どうぞご自由に」とのニュアンスが含まれた笑顔を向けてくれる。

欲しいものだらけで、脂汗を垂らしながらの苦渋の決断で、やっと3点に絞る。

今日も3点で1000円、5点で3000円引きだ。

レジで対応してくれたお姉さんがすかさず、「あと2点で3000円引きになりますが、Tシャツなどよかったら・・・」と勧めてくれる。

いつもなら、2枚で2900円のものなどを、サッと選んできてしまうが、今日はグッとこらえ、「いえ、いいです」と断る。

そして、お姉さんが優しいのをいいことに、厚かましいお願いをする。

あの・・・。3点バラバラで会計してもいいですか?

割引券を使いたいので・・・。

どうぞ、どうぞ!

満面の笑みに、救われる。

目出度く3枚とも使い切り、ここ数カ月心に引っかかっていたものがなくなり、スッキリ。

いいものが、うんと安く買えた。

それにしても、本当なら有難い割引券なのに、こんなに苦労するとは。

考えてみると、持ってなかったらこんなに通うこともなかった。

むむ。

やられたわい。

でも、エディー・バウアーになら、貢いでもいいか。

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KY

千葉市長選挙の、結果が出た。

仲間が各候補者にお願いした公開質問状に対する回答にも、思いやりにあふれ、真摯な姿勢が現れていた、熊谷俊人氏が当選。

やったね!と、嬉しくなった。

31歳という、全国最年少市長は、早速市長の給与と退職金などの大幅カットの意向を、明言した。

「まず、自ら」という姿勢に共感し、千葉市民ではないが応援したい気持ちになる。

しかしこれは、市井の人々が納得する、当たり前の感覚だ。

が、国を動かしている人たちに、圧倒的に欠けている感覚の一つでもあると思う。

鳩山前総務大臣の更迭を、65%の人が「必要ない」と回答した世論調査の結果が、今朝の読売新聞の一面を飾った。

報道で見る限り、ポッポたんは、庶民感覚をもつ、数少ない政治家の一人だ。

任務を全うしているのを、「死神」呼ばわりれされ、憤慨しているところも、草なぎさんの逮捕騒動の時の切れっぷりも、言葉の選び方はともかく、本音丸出しで好感大だった。

なにより嬉しかったのは、「かんぽの宿」売却問題。

「それはおかしい!」と、断固として譲らなかった。

心から、拍手であった。

裏からあの手この手で引きずられて、国民が納得のいかぬまま、なし崩し的に進められる、変な国策。

今までそれらを、いやというほど見せられてきたので、ポッポたんの駄々っ子振りは、希少な庶民感覚を発揮してくれてて、見てて気持ちよかったのだ。

それを、よりによって、疑惑を晴らさないままの西川氏をそのままにして、ポッポたんを切り捨てるとは・・・。

内閣支持率の急降下は、当然だと思う。

自民党の推す候補者が連敗で、総選挙を前に大いに焦っているはずなのに、まだ気づいていないのだろう。

僕たち、私たち、K・Y軍団!

自民党の足元をすくおうと、やんやの野次攻撃の民主党。

いいところまでいきそうに見えて、後ろから膝カックンで、いつもコケてしまう哀しさ。

中身がないから、逆に足元をすくわれるのだということにも、まだ気づいていない。

あなたも、私も、K・Y党!

このままじゃ選挙の投票までに、書きたい名前がなくて、また困りそうだ。

「いい加減に、目覚めなさい。」

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お 魚 喰 楽 部

を、なのはな生協の商品案内で、見つけた。

お魚のプロが、旬のとれたてを数種セレクト。

食べやすいように、切り身や柵に加工してパックしてくれてある、お勧めセットのようなものか。

私は、「プロ」というのに、弱い。

なのはな生協の品質管理も、信用している。

ので、その商品案内で取り上げられているお魚のプロも信頼できるし、セットは、きっといいものに違いない。

と、早速注文してみた。

配達してもらって、早速開封する。

3種入っていて、「メジマグロ刺身用柵」九州産。

「かます丸もの1本」鹿児島産。

「金目鯛切り身」三崎産。

じゃ、お刺身からいただこう。

料理法に加え、お魚豆知識も書かれている。

なんと、メジちゃんは、クロマグロの子供とある。

ほー。マグロにも幼名があるのかー。

解凍方法が、丁寧に書かれている。

その通りにしたら、身崩れせず、きれいに切れた。

大根でツマを作って、庭のシソと共に、盛り付ける。

口に運ぶと、赤身とトロの中間の味と食感で、とても美味しかった。

かますと、金目鯛は、一緒に調理して、ご馳走になった。

お勧めの塩焼きにしたかますは、衝撃だった。

今までのかますは、何だったの?!と思う位、味が濃い。

「かますの焼き食い、一升飯」と豆知識にあるが、まさしくそれ!!

ギュッと濃縮した旨味で、ご飯がいくらでも進む。

金目鯛は以前から煮付けで、度々食卓に登場している。

いつもこってりの甘辛煮にしているが、今回は、付属レシピ通りの、上品薄味に煮付けてみる。

お、お、おいし~~!!

ふっくらと柔らかい身と、お魚自体の美味しさが、じっくり味わえる。

今まで、調味料で消してしまって、もったいないことしたな~。

と、反省しきりだ。

豆知識も興味を引く内容だ。

なんと、金目ちゃんは、14年以上も生き、体長50㎝にもなるそうだ。

品質に自信があるからだろう。

塩焼きがお勧めとある。

ペロッと食べた後、鍋の中に、煮汁が結構残ってもったいない。

大根をイチョウに切り、鍋に放り込む。

明日のお弁当のおかずにしよう。

芯まで飴色に煮上がった大根は、鯛の旨味も吸って、料亭の味!

さすが、プロ!

お魚大好きで、よく食べている方だと思ったが、今まで知らなかった本当の美味しさを教えられた気がした。

お魚が、ぐんと身近にもなった。

次回の「喰楽部」にも、絶対参加するぞっ!!

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魅惑の生産

信長の野望オンライン、リアル知人から、SOS。

リアルというのは、ゲームの中だけでなく、現実の知り合いということで、久しぶりに会って会食中に出された。

接続料を負担するから、キャラを起こしてくれとのこと。

どうも、寝かせっぱなしの、私のキャラ達の財産が、目当てらしい。

復帰する予定はないし、別にあげてもいいけど、IDとか全部忘れちゃったよ。

期待される程、お金も装備も持ってないし。

というと、同席していた家族が、「いや、結構ある。」と口をはさむ。

一時家族も、同じアカウントを使って、別サーバーでプレイしたいたので、筒抜けだ。

そうだっけ?

自分のことだが、おぼろだ。

ゲームシティに接続すれば、IDなどは分かるだろうが、PS2も繋ぎ直さないといけないし、面倒だなー。

と思っていたら、更に悩みを話し出す、知人。

今、刀鍛冶屋を育てているのだが、生産目録がさっぱり進まないので、戦闘目録を習得出来ないらしい。

ほー。そうなのかー。

現役の頃は、「生産」大好きだった私。

あればさっさと皆伝してしまっていたので、戦闘目録に、生産目録皆伝が条件だということすら知らずにいた。

目録の皆伝とは、生産なら作れる物を増やし、戦闘系なら、使える技が増えることを意味する。

それぞれ生産したり、戦闘後に得られるポイントを加算して一定数値たまると、皆伝となる仕組みだ。

生産かー。

あの日々を、懐かしく思い出す。

生産って、材料さえあれば、簡単なのになんで?

と聞くと、ちまちましたところが面倒なのだと言う。

そう言われればそうだろうが、マイペースでのんびりやれて、たまにいいものが出来ると、すんごく興奮してしまうほど嬉しいのになー。

ま、性格の違いでしょ。

と、それ以上追及しない。

材料はモバイルで集めてあるから、代わりにやってくれない?

う!

そう言われると、気持ちが揺れる。

生産なら、しかも、皆伝目当ての生産なら気を使うこともないし、やってもいいなー。

いや、むしろ積極的にやりたいなー。

と、その気になってしまいそうで、こわい。

思えば現役の頃は、その仲間のキャラを貸してもらって、ずいぶん生産を助けてもらったっけな。

そう思うと、無下に断れない気もする。

が、「渡る世間」の再放送も復活したし、オンラインゲームやり出したら、他の仕事が手につかないよー。

と断ったが、危なかった・・・。

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お誕生おめでとう

午後になって、風が吹いてきた。

ベランダの洗濯物を、取り込まなくちゃ。

ん?なんだろう?

茶色の小さなものが、Tシャツについている。

糸くずかな?

よく見ると、カマキリの赤ちゃんだ。

おぉ!卵からかえったのかぁ。

突然だが、「竿バチット」という商品を、ご存じか。

他にも、いろいろな商品名があるだろうが、物干し竿が、風などでフックからずれないように止める、強力なU字型のジャンボ洗濯バサミだ。

早春、そのお股に、カマキリの卵が産みつけられているのを見つけて、つぶさないよう、そっと元に戻しておいた。

見ると、その卵の一部分がほぐれ、ミニチュアのカマキリ達が、どんどん降りてきている。

ベランダの床まで、洗濯物を足がかりに伝って、降下中だ。

いい日に、出てきたねぇ。

心地よい風が、吹いている。

これに乗っていけば、簡単に地面に降りれるよ。

そう話しかけながら、洗濯物を一枚づつチェックする。

赤ちゃんたちが、あちこちにくっついているからだ。

あらら、こんなところにも。

Yシャツのポケットに、一匹入り込んでいた。

念を入れたはずなのに、部屋の中をちょこちょこと歩いているのもいる。

追いかけて、そっと指先に乗せて、外に出す。

大きくなれよと、見送った。

見ると次の日も、まだ赤ちゃん達が卵から出てきている。

いったい、何匹入っているんだろう?

これからは、思い切り手足を伸ばせるね。

今年も、庭のあちこちで狩りをする姿を見れそうだと、頼もしく見送った。

ふと、去年の秋、ベランダで死んでいたママカマキリの姿が、蘇ってきた。

ママの子たち、元気に生まれたよ。

新しい命を、どうもありがとう。

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語 尾 差 縛

大好きな本屋さんで、興味のあるテーマの本を、手に取る。

どれどれ・・・?

内容をつまみ読みして、買って帰りたいかを、検討しよう。

目次に、ざっと目を通す。

ほほぅ、これは面白そうですな。

お目当てのページを、拾い読みする。

ここで、どんなに内容がおもしろくても、役に立ちそうでも、絶対に買わない種の本で、がっかりすることがある。

それは、言葉遣いだ。

やけに馴れ馴れしかったり、押しつけがましいもののいい方など。

特に鼻につくのは、語尾だ。

「・・・だよね。」

「でしょ。」

「だもんね。」

など、タメ語で来られると、もう駄目だ。

おみゃーさんに、教わることなど、何もないわっ!

と、放り出したくなる。

こういう本って、割と少数派の感じがするが、どうなのだろう?

ジャンルにもよるだろう。

それに、若い子をターゲットにしたものは、友人から話しかけられる感じが、逆に好ましいと受け止められるだろうし。

やっぱり、受け取り手の年代によるのかな?

和田秀樹氏の「老化は「感情」から・・」というご本をパラパラめくる。

冒頭のテストの中に、「年下からタメ語で話しかけられると、瞬間的にムッとくるか?」

というような質問があった。

ん~?

最近そういう機会がないので、頭の中でシュミレーション。

まず、ムッとするより、「およ?」と軽く驚く気がする。

次に、「親しみをもってくれてるのかな?」と瞬間的に考えた。

イエス、ノーで、どっちが老化に傾いているのかは確かめなかったが、どうなのだろう?

とにかく、話し言葉は、目の前にいる相手が発するあらゆる情報と共に、入ってくる。

よって、すんごくイヤな感じの人からのタメ語なら、「カチン」とくるだろうし、逆の人からなら、親しみがわくと思う。

でも、書き言葉のタメ語は、どんな相手でも印象ガタ落ちだ。

私にとっては、絶対にバツなのだ。

という訳で、ある有名俳優さんの息子さんの園芸書を買って帰れず、とても残念だった。

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多勢 に 無勢

知人さんに頼まれて、気軽に引き受けた。

それが、こんなに大変だとは、思わずに。

私が、100円ショップに行くと知ると、ついでに印鑑を買ってきてと言う。

了解。

自分の用事をひとまず置いて、人様からの頼まれごとを片付けよう。

そう思って、冷蔵庫のような、印鑑の集合住宅に向かう。

ぐりぐりと回して、お目当ての名字を見つける。

売り切れてるー。

引き受けた以上、手ぶらで帰るわけにもいかず、他のお店へ。

あれっ?!ここもだ・・・・。

そして、3軒目に。

それにしても、100円ショップがあちこちにあって、助かるなー。

と、改めて思う。

今度こそと意気込んで、ぐりぐり。

えーー!!

さすが、鈴木さん。

どの集合住宅にも、2本分のお部屋があるのに、見事に全員お留守だ。

鈴木一族のパワーを、まざまざと思い知らされた。

それとも私、鈴木さんに、嫌われちゃったのかな?

あまりの不運続きに、ちょっと後ろ向きな気持ちになる。

それにしても鈴木さんって、印鑑を買うのに、いつもこんなに苦労してるのかな?

それを知ってて人に頼む程、知人さんは、意地悪ではない。

たまたま、か。

仕方ない、携帯で了承を取って、最後のお店に予約をした。

予約票に、名前と電話番号を書くように指示される。

いつもの癖で、自分の名を書いてしまったら、店員さんが、不審の眼差し。

慌てて、「鈴木」と、書き直す。

ついでに、母に頼まれた時計の電池交換も、済ませよう。

そのお店からすぐの、大竹時計店に入る。

店内で待つと、気を遣わせてしまうので、「他を見てきます」とお店を後にする。

大竹時計店のすぐ横に、ずっと気になっていた文房具屋さんがある。

昔ながらの佇まいに、ほの暗い店内。

絶対、昭和の香りがするに違いないと、信号待ちで目にする度、思っていた。

いい機会だから、入ってみよう!

こんにちはー。とドアをくぐると、奥から店主さんが出てきてくれる。

予想通りの部分と、意外な面が同居した、何とも言えない空間だった。

筆記具などは、最新のものがぎっしり並んでいて、驚くほど品揃えが豊富だ。

それとは対照的に、ちょっと埃がかぶっていそうな、古いレターセットなどが混じっているところは、「レトロ」で予想通り。

文房具フェチゆえ、ただぶらぶら見たいだけだ。

が、わざわざ出てきてもらったのだから、何か買わないと悪い。

ふと隅をみると、印鑑タワーがある。

近づくと、100円ショップのそれとは違う、クラッシックで重厚な造り。

「象牙の認印」などという文字も見える。

ややきしむタワーを回し、鈴木家の表札を探す。

あ、やっぱりない。

空家になっている。

が、なんと、隣のもう一軒には、住民らしき姿が。

引っ張り出して、丹念に確かめる。

さっき、「鈴本さん」に、騙されそうになったからだ。

店主さんにも「これ、鈴木ですよね?」と確認してしまうほど、慎重になっていた。

鈴木さんに間違いないと太鼓判をもらってから、恐る恐る値段を聞く。

「105円の印鑑」を頼まれたのだということを、思い出したからだ。

もし本当に象牙だったら・・・。

店主さんはあっさり、「105円です。」

おぉ!

重厚なマンションの「鈴木さん」も、100円プラス税?!

やっと「鈴木さん」に出会えた喜びと、すごく得した気分を胸に、時計店に引き返す。

無事母の時計を受け取ったが、まだ大事な仕事が残っている。

先ほどお願いした印鑑の予約を、断らなければならない。

注文時にヘマをしたから、取りやめたのね。

などと、あらぬ疑いを掛けられたりして。

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好き スキバサミ

今、NHK、何やってるかな?

何気なくチャンネルを合わせると、小さな子の髪のカットの仕方をやっていた。

指先でつまんだ毛束を、3回ねじる。

そこを、スキバサミで根元から軽く、等間隔に3回ハサミを入れる。

すると、ランダムにカットされ、自然な感じに髪のボリュームを減らせるという方法が披露されていた。

ほほー。

これなら、私にも簡単にできそう。と、熱心に見始める。

次に、前髪のカットが説明される。

まず、前髪を全部ひとまとめにしてねじり、毛先だけに何度もスキバサミを入れ、好みの長さにする。

すると、前髪のラインが自然に、地平線のように両端が下がる。

あとは、同じように少しずつ毛束をねじってスキバサミを入れ、ボリュームを調整すれば、お顔スッキリだ。

はー。成程。

教えてくださっているのは、ヘアデザイナー 中村啓二氏。

でも、こんなに簡単に出来る方法を教えちゃったら、プロの方々が困るのでは?

と、心配になってしまう。

2組の親子さんが参加していて、それぞれ教わった通りにお子さんの髪を整える。

仕上がりは確かにスッキリはしていたが、「・・・」という感じだ。

すかさず中村氏が「美容院へ行くまでのつなぎとして、役立ちます」というようなご発言をされていた。

ナイス!である。

早速、自分で試してみる。

伸びて、うっとうしくなった前髪を、全部真ん中にかき集めて、むんずと掴む。

ねじねじして、スキバサミで毛先をチョキチョキして、手を離す。

んー、まだ長いな。

再度、再再度繰り返し、ようやく思い通りの長さになった。

よし次は、前髪全体を、軽くするぞ。

適当につまんだ毛束をねじって、3回づつハサミを入れる。

やっているうちに面倒になってきたので、ねじらないでそのまま3回づつスキバサミを入れる。

これは、かかりつけの美容院の先生が、いつもやってくれているやり方だ。

しかし、自分でやって、取り返しのつかないことになってはと、今まで試したことがなかったのだ。

今回、スキバサミって、そんなにバッサリ切れないものだと分かったので、大胆に真似をしてみる。

おぉ!結構いいんでない?

前髪の長さも丁度良く、ぼってりと重くて、お鉢を被ったようになっていたのが取れて、軽快な仕上がりに。

これは、いいこと教わったぞ。

「つなぎ」どころか、これなら間隔を延ばすことが出来る。

そう思えるほど、満足な出来栄えだった。

今夜も、そのシリーズの放送がある。

NHK教育で、まいにちスクスク「カンタンヘアカットスキバサミ一本勝負!」午後7時55分~午後8時まで。

5分間だが、内容は濃い。

しかも今夜は、「ショートヘア 基礎」で、自分にぴったりだ。

見逃さないよう、予約録画までした。

これをチェックしてから、前以外の部分に挑戦しようと思っている。

スキバサミを使うコツは、普通のハサミと違って、「はさむ」感じに動かすこと。

これは、プロが使っているのを、実際に自分の目で見た方がいい。

今夜の放送もぜひ、ご参考に。

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助け合い運動

タニシがいいよ。

前にいた貝類が全て死んでしまい、水槽に藻が増えてどうしようもない。

そう相談すると、家族のビーシュリンプの師匠が、自分の水槽から引き揚げて、何匹かくれた。

いつものように、水慣らしを命ぜられ、一時間ごとにスポイトでタニシの水を抜き、代わりに同じ量のシュリンプの水槽の水を、返す。

そうやって、徐々に我が家の水槽の水に慣らさないで、いきなりポチャンと入れてしまうと、適応できずに、死んでしまう場合があるらしい。

キッチンタイマーに呼び出され、水槽に駆けつける。

一日やっていたら、結構ストレスだ。

私の努力の甲斐あって、元気に水槽の汚れを食べてくれるタニシ君たち。

お陰で、大分きれいになっている。

タニシ君たちは、お掃除だけでなく、その場の水質浄化にもなるという、有難ーい存在らしい。

ほほー。

どれどれと、覗きこむ。

ガラスや水草にへばりついて、休むことなく口を動かしている。

お礼という訳でもないだろうが、タニシ君達の貝を、エビ君たちが時々お掃除している姿も見える。

持ちつ持たれつ、いい関係のようで、ほほえましい。

もう少ししたら、水槽のエアコンをつけて、もっとに快適にしてあげるからね。

高望みをしているので、エアコンの購入費を貯めるのが大変だ。

関東地方も、今日明日中には、梅雨入りの予想がされている。

早くしないと、あの暑い夏が来てしまう。

エアコン代を、食費から捻出するつもりで、ここ数週間、なのはな生協への注文を、控えめにしている。

粗食に不満な家族の我慢も、限界に近い。

先手を打って、ほら、見なよ!と、水槽を指差す。

エビちゃんとタニシくんが助け合ってる様子を!

エビとヒトも、持ちつ持たれつ!

エビちゃん達に癒されてるお返しに、エアコン買ってあげるんだからー。

もう少しの辛抱だから、ね!

と、なだめる日々。

なんて言ってるけど、自分だけ美味しいもの食べてたりして。

と、あらぬ疑いまでかけられる程、苦労が体形に表れない自分が、恨めしい。

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点   地   沈  ?

大河ドラマ、「天地人」の視聴率が低迷しているという。

史実と違う。

信玄公など、有名武将が登場しないままなのは、不自然。

それに、度々話題になる、演出の不自然さ。

極めつけは、「大河」に期待する主人公の勢い不足だ。

確かに、かなりキャリアを積んだはずの兼続なのに、未だ武将らしからぬ弱腰な対応のままで、話が進んでいる。

演出の件に関しては、複数の若手を含む演出家が、思い思いの試みを持ちこんでいるそうだ。

成程。

それを知れば、統一感がないことに、納得だ。

「サブリミナル効果」だと報道され、大騒ぎになった、本能寺の変の回もその一つだという。

演出がちぐはぐなら、主人公も頼りない。

こんなの、大河じゃない。

と、いつもの勢いを心待ちにしていたファンがしびれを切らし、離れていっていると解析されていた。

大河も、人気武将が出尽くして、マンネリの感があった。

それを打破しようとこの頃は、これまでスポットが当てられなかった人物にご登場願っているのだろう。

若い才能を育てるためにも、大仕事を任せるのは、大事だ。

たまには、こういう「大河」でも、いいではないか。

と、毎週楽しみにしている私などは、思うのだが。

私がお勧めする「天地人」の見どころの一つは、数少ない女性出演者さんたちの輝きが、際立っていることだ。

仙桃院様に、菊姫ちゃん。

お船ちゃんに、くの一の初音ちゃん。

初音ちゃんは、架空の人物ながら、物語にとてもよい味付けをしている。

大人気武将「真田幸村」君は、初音ちゃんの弟。

「姉上よりも、美しい女子など、見たことがござらん!」と、シスコンぶりを発揮している。

うん、うん、そうだろうね!と、私も大きく頷きながら見ていた。

真田家を守るため、時の人に身を委ねてきた哀しい定めの女性。

出てくる度に、胸キュンだ。

来週は、共に上洛する無口で人みしりの殿と、兼続君に、京美人達が迫りまくるシーンがありそうで、楽しみだ。

きっと、見ていてわくわくする、魅力的な登場人物が、また増えるに違いない。

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失われし  新たなる

雨の湿り気が残るベランダで、青大将くんに出会ってから数日。

晴天が続いたので、もう他の場所に移動しただろうと、ベランダに干しものを広げた。

花粉症のため、洗濯ものも、布団も内干しだったが、やっと外に出せるようになった。

数カ月ぶりに、開放的な気持ちになる。

シーツに、布団カバー、パシーマなどの大物を洗濯しても、一度に干せるので、気分爽快だ。

ハタハタとはためく洗濯ものをボーッと見る。

午後、すっかり乾いたそれらを、取り込む。

うーむ。気持ちいい。

幸せだー。

一人浸っていると、ベランダの下から、カサコソと草を分ける音がする。

覗きこむと、キジのメスだった。

お散歩かな?

目で追う。

ん?

草の陰から、チラチラと見え隠れするのは、なんだろう?

キジの後をついていくように移動している。

おぉ!

ヒナだ!

2羽いるぞ!

そうか、今子育ての真っ最中なのねー。

がんばれよー!と見送る。

なにしろこの辺は、野性がいっぱいだ。

蛇にイタチに鷹に、野良猫。

天敵が、そこかしこをうろついている。

無事に大きくなって、またあの、断末魔の悲鳴のような声を聞かせてね。

:*****************************

そろそろカーテンを閉めようかな。

大分暮れてきたので、窓辺に歩み寄る。

あら。

バラの木の枝に両足を踏ん張って、ダニエルことアマガエル君が、猟の真っ最中。

明るい方が、ご馳走沢山飛んで来るよね。

もう少し、開けておくね。

***************************

咲き終わったバラの枝の剪定を始めたが、思うようにはかどらない。

テントウムシの幼虫くんたちが、いっぱいいるからだ。

開花中は木酢液などの散布はお休みしている。

なので、アブラムシがドッと押し寄せてくる。

それを狙って、テントウムシくんたちが大挙して飛んでくる。

ちょっと窓を開けておくと、家の中にまで入ってくる程だ。

成虫君たちは、飛んでいくからいいが、幼虫君たちはそうはいかない。

幼虫といっても、いろいろな段階がある。

鳥のウンチみたいな頼りない大きさから、小さな突起が規則正しく生えたもの、さなぎに近いもの。

そして、さなぎになって、動かなくなったもの。

おや、ここにも。

じゃ、もう少し、このままにしておくか。

という感じで、バラの茂みが、ちっともスッキリにならない。

こんな状況なので、アブラムシの多さにたまりかねて、木酢液や、唐がらしの焼酎漬けなどを散布すると、テントウくんたちに申し訳なくて、しょうがない。

いなくなっちゃうかな?

と心配するが、彼らには影響がないのか、いつも通りにアブラムシをハムハムしている。

産直のお野菜を作ってくれているグループさんが、春と秋に畑に招待して下さる。

行くと、東京から大型バスでやってきた団体さんと一緒になる。

お子さんたちが、いろいろな虫を見つけて、大喜びだ。

それらを見慣れた、この辺のお子さんたちとは、テンションが明らかに違う。

私も、都会っ子だったので、クローバー畑でテントウムシを見つけると、嬉しかったっけ。

手で捕まえて持ち帰ろうとするが、黄色い独特の匂いがする液を出すので、いつも途中で逃がしてしまっていた。

今は、一歩外に出ると、すぐそこにいる環境。

あの頃の感動や喜びが、すっかり薄れてしまっている。

歓声をあげ、目を輝かせているお子さんたちを見て、ちょっと寂しくなってしまった。

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奮い立たせる人

もう一度テレビで見たい人って聞かれても、「?」だったが、ある番組を見て、思い出した。

アン・ルイスさんだ。

過去のVTRが流されると、あの歌もこのシーンも、いつまでも聴いていたい、見ていたいと、心から思った。

一時劇太り、又、精神的な不安定を報じられたが、いつだったか「うちくる」にゲストとして出演なさったときに、お元気そうで安心した。

相変わらず美人で、素直で、かわいらしかった。

私は、容姿とお声がピッタリの人に、惹かれやすい。

安田大サーカスの「クロちゃん」クラスまで裏切られると、逆に好ましいが、お顔と声のイメージが一致しないと、大変勝手ながら、がっかりしてしまう。

アンさんはその点、バッチリだ。

それに、小室さんがどこまでも高音を追及したときの名残か、ソプラノボイスが現在でも、もてはやされている。

が、アンさんは違う。

素人が、カラオケなどでも歌いやすい、アルト系だ。

お歌の内容も、いい。

ちょっと頼りない男性に、肘鉄をくらわしつつ、根底には、「私がいるじゃない」と励ます優しさが流れている。

女性なら誰もが共感できる唄で、参加者全員で大合唱してしまうノリの良さ。

今、こういう歌を連発している人、いないよなー。

と、アンさんのヒット曲メドレーをみて、懐かしさと寂しさで、胸が一杯になった。

現在は、お洋服などのデザイン、プロデュースで活躍なさっているそうだ。

そのまま舞台に上がっても、十分皆を魅了するに違いない、変わらぬ笑顔に、胸キュンだ。

帰って来いよ~!♪

帰って、来いよ~!!♪

帰って、来~~い、よ~~~!!!♪

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君 の 名 は

厚かましい望みの一つに、新種の花に、自分の名を付けてもらいたい、というのがある。

鏡を見ろ。

そう言われたら、返す言葉がない。

リリアン・オースチンが、咲いた。

我が家に早春来た時は、20㎝ぐらいの若い芽だった。

が、大きな鉢に植え替えてから、グングン成長。

今朝、蕾が開き、初めて実際の花にお目にかかれた。

一言で言って、「感動」!。

花の形は、フリルがゆったりとまとまっていて、上品この上ない。

その色は近くで見ると、アプリコットとピンクが混ざり合い、溌剌とした気を放っている。

「オースチン」の名をもつバラは、どれも美しいなぁと、改めて思う。

バラの世界では超有名なオースチン一族ながら、「リリアン」はあまり図鑑などに、きちんと取り上げられていない。

図鑑の口絵の風景写真に、名称が注記されていたり、あるいは、全くなかったり。

よって、ちゃんと正体が掴めない、謎の美少女というイメージを持っていた。

昨年度、家族の試験が無事に済んだら実行しようと思っていたことの中に、「イングリッシュローズの福袋を買う」が含まれていた。

いつもお世話になっている、「日本ばら園」さんに、申し込む。

すると、通常なら1本2千円前後のイングリッシュローズの苗が、3本で5000円、又は5本で7000円と、かなりお値打ちになる。

もちろん「おまかせ」なので、品種は選べない。

しかしその代わりに、園主さんのこだわりで選んだバラたちに、出会える楽しみがある。

今回は3本組を申し込んだ。

その中になんと、ずっと前から欲しかった「リリアン」が入っていたのだ。

思わず大きな声で、「リリア~~ン!!!」と叫んでしまった程、嬉しかった。

ところで、実際のリリアンさんって、どんな方なんだろう?

つい、正体が知りたくなった。

調べると、なんと、イングリッシュローズの父、デビット・オースチン氏の、お母上のお名前からとったとあるではないか。

ほー・・・・。

愛するお母様のお名前をつける程、オースチン氏はこの花を気に入っていたに違いない。

いいなぁ。

お母様も、さぞ喜んでいるに違いない。

こんなきれいな花に、自分の名前がつけて売られる。

そして、世界中に広まって、見ず知らずの人たちに育てられるのだ。

なんて親孝行なんでしょ。

羨ましくて、しょうがない。

オースチン氏が作り上げたイングリッシュローズの素晴らしさには、花姿の美しさ、丈夫さ、四季咲き性に加え、「香り」がある。

リリアンとて、例外ではないだろう。

どれどれ・・と、顔を寄せる。

ふんわりと漂ってきた香りには、何とも言えない心地良さがある。

淑女というより、どこか無邪気さを残した、現代の女性らしさがあるという感じか。

見た目の印象にぴったりな香りに、再び感動!だ。

以前、世界に名を轟かす有名なバラの各ナーセリーが、毎シーズン発表する新種の名付け権についてのコメントを出していた。

通常そのようなことはしていないが、「あえて数字をつけるなら・・・」と新花の命名権のお値段が出ていた。

ゼロの数が、哀しかった・・・・。

というか、お金で何とかしようというんじゃなくて、「この花を君に捧ぐ…」というようなシチュエーションに、憧れるのだ。

負け惜しみにしか、聞こえませんね・・・・。ハイ。

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いい ゆだねっ♪

久しぶりに、パンを焼いた。

野菜ボックスの中のカブを見ていたら、シチューで食べたくなった。

チキンとカブのホワイトシチューには、パンがいい。

なのはな生協から届いた食パンは、一斤。

家族全員で食べるには足りない。

買い物に行くのもおっくうな時間だし、「よし、焼くか」となったのだ。

思い立ってから始めたのでは、間に合うわけがない。

その常識が、覆された。

これまた、なのはな生協で買った、「60分でもっちもち湯だねパン」。

60分でもっちもち湯だねパン

こね不要。

ペンチタイム10分。

成形発酵25分。

本の通りに手際良くやれば、焼きあがりまで1時間というスピードパンが出来上がるのだ。

今までは、丹念なこね、一次発酵、二次発酵、その合間にベンチタイムが必要だったパン作りが、たった一つの秘密兵器で、大幅短縮できるのだ。

それは、強力粉を90℃以上の熱湯と混ぜて作る、「湯だね」を使うこと。

焼きあがりは、こんなに短時間で作ったとは思えない、ふんわりして、気泡も均一できれい。

家族の評判も、とてもよかった。

以下、参考に作り方を書かせていただく。

材料:3個分

強力粉150g ドライイースト小さじ1 ぬるま湯38度で100ml 塩小さじ1/3

砂糖大さじ1/2強

湯だね材料:強力粉大さじ2 熱湯90度以上で大さじ1

まず、湯だねを作る。

強力粉に熱湯を加え、粉っぽさが消えるまで混ぜ、軽く手で丸めて冷ましておく。

イーストとぬるま湯を混ぜ、砂糖の一部(少々)を加え、溶かしておく。

ボールに湯だね、イースト水、その他の材料全てを入れ、手に生地がつかなるなるまで、混ぜる。

私は、何故かベチャっとしてしまったので、まとまるまで強力粉足してしまった。

生地がまとまったら、打ち粉をしたまな板に移し、包丁で3分割する。

こね、一次発酵は不要。

分割した生地をやんわりと丸め、湯につけて固く絞った温かいぬれ布巾をかけ、室温で10分休ませる。

生地を押さえてガスを抜き、形を整え、オーブンの天板にオーブンシートを敷いた上に並べ、オーブンの中で25分発酵させる。

このとき、発酵キーがなければ、熱湯入りのバットをオーブンに入れ、温度と湿度を保つとよい。

180℃に温めたオーブンで、15分焼いて、出来上がり。

今回、リンナイ デリシア グリレのダッチオーブンで焼いてみた。

材料を倍量で、6分割した生地を、オーブンシートを敷いたダッチオーブンに並べて、丁度良かった。

パン、ケーキモード強で、20分。

こんがり、ふんわり焼きあがった。

いやいや「湯だねパン」。

便利な方法ですなー。

ご本には、食事、おやつと分けて、さまざまなバリエーションのパンがいっぱい紹介されている。

どうぞ、お試しください。

  

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ほ  っ  ぺ

友人の知人さんが、マシュマロのお店を始めたとのことで、行ってきた。

マシュマロって、チョコレートの中に入ってたりなど、自分にとっては、具の一つみたいなイメージがあった。

マシュマロそのものだけだと、甘ったるいだけじゃないかな。

正直、そんな気持ちで向かった。

こじんまりとした店構えは、ガラス張りで開放的。

思わず覗きこみたくなる、親しみやすさが漂っている。

手書きの「生マシュマロ」の字が、もうすでに、美味しそう。

入ると、がらーんとしている。

それもそのはず。

時間が遅かったからか、ほとんど完売状態。

残っているのは、「レモン」と「ゴマ」の2種だけだ。

友人お勧めの「イチゴ」は、ない。

お店の中にいるのは、いずれも若い女性で、感じがいい。

種類が少ないことを、申し訳なさそうに謝る。

残念だが、せっかくなので、両方を一つづつ買って帰った。

ピンポン玉大のぷっくりとしたマシュマロが、5個づつ入って、300円。

お値段は、手頃だと思った。

友人曰く。

冷凍して食べるのが、お勧めだよ。

?!

その瞬間、シュークリームを冷凍して、アイスとして食べるのが好きな別の友人の顔が浮かんだ。

しかし、マシュマロは冷凍しても、ガチガチにはならないとのこと。

ほー、そうなのか。

つぶさないよう気をつけながら、家路に就いた。

よーし、食後のデザートは、マシュマロだー。

コーヒーを入れて、席に着く。

どれどれ?

まず、「レモン」から。

お店にあった、説明書きによると、口どけは、どのフレーバーよりも良いとあった。

ちょっと、大きいな。

家族に半分あげようと、指に力を入れる。

ぷにゅーっと指が食い込むだけで、なかなかちぎれない。

おぉ!すごい柔らかさだ!

やっとちぎって、かわいそうな姿になったマシュマロを、口に入れる。

ジュンワァ~!!

ふわふわもっちりが、みるみる、口の中で溶けていく。

同時に、程良い甘味に負けず、レモンのさわやかな香りがいっぱいに広がる。

なんっじゃ!こりゃ!!

初めての衝撃に、思わず、松田優作になる。

お、お、美味しい~~!!

こんなにフレーバーが濃厚なんだもん。

絶対に、香料などの添加物を使ってるに違いない!

衝撃から我に返ると、いつもの習性で、「美味しすぎる」ものに懐疑的になり、原材料名を読む。

予想に反して、そこに書かれているのは、「砂糖 ゼラチン レモン(皮含む) コーンスターチ」と、ごくごくシンプル。

2度びっくりだ。

これは、ゴマも侮れんぞ。

そんな気持ちで、封を切る。

黒ゴマを使用したのか、表面がうっすらグレーで、黒い小さなつぶつぶが見える。

こちらは、レモンの代わりにゴマが入り、更に三温糖やはちみつが加わり、味の引き締め役か、食塩も入っている。

成程。

レモンよりもしっかりした食感で、やはりゴマの味と香りが、しっかりして、思わず唸ってしまった。

こうなると、残りの全種類が気になって、しょうがない。

とりあえず友人の勧め通り冷凍して、レモンとゴマを、翌日改めて味わった。

おぉ、本当に冷凍しても、硬くないぞ。

手でつまむと、凍らせる前よりも、弾力が増している。

カプリ。

雪見大福みたいな感じで、ひんやり、あっさりしている。

こっちも、美味しい!

マシュマロが苦手な友人がハマったのも、納得だ。

すごいぞ!生マシュマロ!!

JR亀戸駅から、歩いて2分もかからないところに、「ましゅまろ亭」はある。

お問い合わせ先は、03-5836-3232まで。

ぜひ、行って、味わうべし!

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我 が 愛 馬

ふと前を見ると、真っ赤なフェラーリ。

仮ナンバーを付けて、バンパーの角には、保護テープをつけてボディーを守っているので、オーナーさんが乗っているのではなさそうだ。

フェンダーに映る運転手さんは、若い男性。

車と人。

共に飛ばす組み合わせだが、このときは真逆な、慎重運転。

お陰で、めったに目に出来ぬ、跳ね馬のエンブレムまで、じっくりと見せてもらった。

「走る家」とも言える、お値段なんだろうなー。

と、後姿を見送る。

その帰り、今度は「カングー」の後ろについた。

懐かしの、ルノー車だ。

セニックに乗っていたときに、いろいろなルノー車に乗せてもらった。

残念ながら、カングーにはお目にかかれなかったが、とても乗りやすそうだなと、少し羨ましくなる。

強気なアメリカの象徴ビッグスリーが今、大変な危機に陥っている。

とうとう国の手に委ねられた、GM。

ちなみに、ルノーも大二次大戦後に、一時国営化されたことがあるそうだ。

アメリカの企業とはいえ、精巧な部品のほとんどは日本製と聞く。

あちらが倒れたら、こちらにも大打撃に違いない。

アメリカも、日本も、大手の自動車メーカーが経済の要を担ってきた。

これからは、何を基軸に歩めば、人は幸せになれるのだろう。

物知らずの私には、想像も出来ない。

けれど希望を述べさせてもらえば、環境にも、かかわった全ての人にとっても、負荷のないものであって欲しいと思う。

地球では、やり尽くした。

これからは、宇宙だ。

などと言わず、足元からちゃんとしたい。

「オーラの泉」で、関西の「食いだおれ」「着だおれ」に対して、「江戸の履きだおれ」という言葉を知った。

散々踏みつけて、使い捨てるようなことをしては、いけない。

鼻緒を代えたり、削ったり、塗りなおしたり。

そうして、履物を大切にしつつ、粋を楽しんだ江戸の人たちに倣いたい。

なんて、日々排気ガスを撒き散らしている私が、言えることじゃなかった・・・。

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大黒柱に 乾杯!

太っ腹のオランダ家さんは、毎月の新聞の折り込みチラシに、割引券を付けてくれる。

有効期限が一か月間なので、それが切れるとすぐに次の券が配られることになる。

いつも、チョキチョキと切って、財布に入れておく。

それプラス、ポイントカードもあるので、買い物をすると、お得感絶大だ。

折り込みチラシ自体も、魅力満載で、いつも楽しみだ。

今月は、何かなーと、一番に広げる。

見ると、今すぐ食べたくなるスィーツがいっぱいで、欲望を刺激され、押さえるのに困る。

今朝も、チラシが入っていた。

早速目を通す。

「初夏のティラミスロール」

6月の60周年記念スィーツ「プリ・シュー」は、なんと感謝価格で1個60円!

カスタードと生クリームのミックスクリームがたっぷり詰まっていてこのお値段。

絶対にゲットしなければと、鼻息が荒くなる。

毎月60周年記念スィーツが発売されるので、来月も要チェックだ。

美味しそうな季節限定のケーキに交じって、ビールジョッキが。

よく見ると、父の日限定の、ビールのゼリーで、1個200円。

ほほー。

色といい、盛り上がった泡といい、本物そっくりですな。

隣にあるのは、やはりがんばっているお父さんを激励するお菓子、「大黒柱」。

ロールケーキを立ててあって、1つ1300円だ。

大黒柱というよりも、森の切り株といった風情で、なんかかわいい。

6月20日、21日の2日間限定なので、どちらか又は、両方を父の仏壇にお供えしようと思っている。

父を口実に、自分が食べたいことは、バレバレだ。

食べ過ぎると、また太るぞ。

ドキッ!

父の声が聞こえた気がした。

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