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2009年5月

週刊プリンセス

「エロイカより愛をこめて」を、読み直す。

世界情勢から、各国の思惑。

それに、世界史が加わると、頭がパンクする。

特に、おじさんばかりが登場するシーンが続くと、皆同じに見えてきて、ページを行きつ戻りつして、頭を整理しなければならない。

これ、単行本でまとまっているから何とかなるが、連載だったら絶対に話が頭の中で繋がらないと、改めて思う。

当初連載されていた「プリンセス」は、月刊誌だ。

よって、それなりに厚みがあり、かさばる。

故に、狭い部屋にためておけず、母に容赦なくちり紙交換に出された。

お陰で、先月号までのあらすじをすっかり忘れても読み返せず、いつも「前回までのおはなし」の小さい文字から読んでいたのを、思い出す。

それにしても、作者の青池保子先生は、すごいなぁと、改めて思う。

まず、フィクションとノンフィクションの境目が、私にはほとんど分からない程、リアリティがある。

各国の現状と、国民性。

それぞれが持つ、他国へのイメージ。

そして、裏で密かに繰り広げられる、各機関の諜報活動。

ストーリーを考えるのにも、かなり広範囲の知識と、矛盾が生じないよう辻褄合わせが必要に違いない。

そして更に、キャラ達をどう動かすかが加わるのだから。

大変だろうなぁと、つるりんお脳の私は、いつも感心する。

若い頃と比べると、少佐と伯爵の絡みがマイルドだが、相変わらず面白さ爆発。

女の子たちが、「NATO」を「北大西洋条約機構」と正確に言えるのは、青池先生のお陰だ。

社会のテストで、2点はアップしているに違いない。

ともかく、最新刊の35巻は品切れで、予約受付中。

やっぱり、人気は健在なのだ。

嬉しい。

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ソ、ソ、ソクラテスか~プラトンか~♪ニ、二、ニーチェか、サルトルか~♪  み~んな悩んで、大きくなったぁ♪

雨が続いて、昼間というのにほの暗い部屋に、小さな光がさした気がした。

よく見ると、モンシロチョウチョ。

クレマチスにくっついてきて、いつの間にかどこかに行ってしまった青虫君に違いない。

まだフラフラと危なげな羽ばたきで、低く飛んでいる。

窓を少し開けてから、こっちにおいでー。と、追いかける。

近づいて手をそっと差し出すと、フワリと乗ってきた。

つぶさないように、もう片方の手でやんわり蓋をして、包み込む。

窓の外に手を出して開くが、タイミングがつかめないのか、なかなか飛び立とうとしない。

近くのバラの枝に掴まれるまで待って、手を離す。

やがて、霧雨の降る中、ヒラヒラと行ってしまった。

手を見る。

乾きたてのつるつるとした羽だからか、鱗粉は付いていなかった。

「科学と学習」の科学の付録が、顕微鏡だったことがある。

その時に初めて見たのが、イチモンジセセリの鱗粉だったことを、ふと思い出した。

シーモンキーの水槽も、パン生地を発酵させるキットもあったっけ。

発売日、小学校の校門を出ると、おばさんがスタンバッていて、足を止める。

自分の学年の、「科学」と「学習」の付録を見せてもらう。

わぁー。

今月は、どっちにしようかな?

わくわくと迷いながら、家に着く。

お小遣いをもらって、小学校へダッシュ。

おばさんが帰ってしまわないか、心配しながら走った。

「今月は、両方買ってもいい?」

たまにはダメもとで親に頼んでみると、思いがけず「いいよ」と許されて、有頂天になる。

あの頃は、お小遣いがもっと多ければ、悩まないで済むのにと、不満に思うこともあった。

しかし今にしてみれば、「制約」があるからこその「喜び」だったなと、親に感謝する。

いっぱい食べて、ギュッと硬くなる。

熟成を経て、力いっぱい飛び立つ。

辛抱と、開放。

成程。

生きものの成長には、欠かせないものなのかもなー。

煩悩の塊が、プチ哲学。

雨のせいかな。

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城     壁

住み始めて十数年。

あちこちに不具合や寿命が来て、業者さんのお世話になる機会が増えた。

工事が入るとなると、あちこちをかたずけなくてはならない。

外回りなら、ゴロゴロと転がしてある植木鉢を隅に寄せたり、張り出した木の枝を切ったり。

中なら、作業しやすいように家具を動かしたり、脚立を用意したり。

大変な思いもするが、きれいになるという利点も、見逃せない。

おぉ!埃がこんなにっ!!

ピンポン玉大の埃が、箪笥の裏からフワリフワリと出てくると、妙に嬉しくなって、嬉々として掃除機をかける。

あっ!こんなところにあったー。

と、行方不明だったお気に入りのプランターが発掘されたりして、得した気分になる。

スッキリした場所に立ち、よろしくお願いしまっす!と、心おきなく業者さん達に入ってもらう。

邪魔をしないように、しかも、「ちょっといいですかぁ?」と声を掛けられてもすぐに駆け付けられるポジションを保ちつつ、自分の仕事をする。

すると、職人さんたちの会話が、聞くつもりがなくても耳に入ってくるときがある。

世間話では、当然ない。

「おい、○○どこだ?」

「あれ?普通ならこの辺にあるのにな」

「あっ!あそこだよ、ほらっ!」

「あーーっ(汗)」

「じゃ、○○○でやるしかないなー」

「なんで、こうしてあったのかなぁ?」

「分かんないけど、他にやりようがないべ」

など、思わず耳がダンボになる会話が飛び込んでくることがある。

その度、うちって、普通じゃないのかな・・・?

と、すごく心細くなる。

しかも、なんかすごく妥協しなければならない方法で工事を進めて、大丈夫なのかという心配も増す。

しかし、さすがはプロ。

工夫に工夫を重ねてやっていただいたお陰で、工事後に不調が出たことは、一度もない。

ありがとうございました!と深々と頭を下げ、「お車でどうぞ」と飲み物などをお渡しする。

車を見送って、ホッと一息つく。

たったこれだけのことなのだが、一人で気を遣いすぎてしまうのだろう。

夜に、ドッと疲れが来る。

来客嫌いなので、普段めったによそ様が入ってこない我が家。

スッキリと、いつになく片付いた部屋にポツンと一人。

大変だけど、お客さんが来てくれると、日々のゴチャゴチャがリセットされるんだな。

私には、必要なことだよね。

・・・・・・

でも、やっぱり人とは、外で会いたい。

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栗頭先生

ヘナを初めて使って、1カ月。

2回目の髪染めをやってみた。

別に、根元が白く目立ってきたというわけでもないが、使用説明書に「月に1度」とあったので。

天然成分100%のヘナは、髪を染めるという他に、トリートメント効果もある。

おうちでエステの感覚で、気軽にトライできるのだ。

前回は慣れていないというのもあって、数日前から「やるぞ、やるぞ」と構えていた。

前日の夜、布団に入ってからは、翌日の手順を頭の中でシュミレーション。

当日も、身を清めるがごとく、1つ1つを厳かにという感じだった。

が勝手が分かった今回は、全く違う。

「ちょっと時間が空いたから、やっちゃお」というノリで出来た。

今の気分に合った音楽を聴きながら、鼻歌交じり。

気温が高かったからか、終わった後の頭痛もなかった。

終了して、鏡を見る。

あれれ、前回よりも、全体が栗色がかっている。

ヘナは天然成分故、効果も穏やかだ。

使う度に、色が入りやすくなると聞いていた。

成程、これか。

染めてからの数日も、刻々と色が変わる。

固定に時間がかかるのだろう。

染めてから数日、シャンプーした後のタオルに、色がつく。

その場で洗えばきれいに落ちるので、慌てなかったが。

あと、地肌も一緒に色がつくが、やはり元に戻る。

驚いたのは、髪のコシだ。

弾力がついて、髪が厚くなったように見える。

まるで、レディースマープの「使用後」のように、ふんわりボリュームアップしている。

パーマをかけている人は、てきめんなのではないか。

安くて安全。

ヘナっていいなぁ。

もっと早く使ってればよかった。

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し  ぼ  る 

体重が、元に戻った。

気づいたら、4kgも増えていて、焦った。

幼少の頃から、肥満児で、その体形のまま、青春時代を哀しい思いで、通過。

現在は、中肉中背ぐらいに。

肥満キャリアが長いので、ちょっと油断すると、いつの間にか太る習慣にシフトしていたりするから、油断できない。

私の場合、「もったいない」という観念が、災いしていると思う。

例えば、外食時や、会議で出していただいたお弁当など、絶対に残せないのだ。

外で一人前として出される食事の量は、私にとっては普段食べている量の、2・3倍になる。

プラス、どうしても油ものが多い。

帰宅して、夜の食事で調整したり、夕食は食べなかったりで帳尻をあわせているのが、普段のモード。

これが、肥満モードに入っていると、しっかり食べてしまっている。

しかも、食欲が食欲を呼ぶのか、どうしてもデザートが欲しくなって、食べる。

量、内容、回数のトリプルパンチで、皮下脂肪がジワリジワリと厚くなる。

食べない。

これって、肥満モードのときには、すごく難しい。

お腹はいっぱいなのに、気持ちが食べたがるからだ。

目の前に甘いものがあると、絶対に気持ちの方が勝って、口に運んでしまうことになる。

そうならないよう、体と気分を一致させるには、まず「出す」ことが大事だと、今回の減量期間に気付いた。

最初、減量茶を飲んでいたのだが、一進一退で、トータルは変わらなかった。

そこで、ショウガ紅茶を意識して飲むようにした。

すると、まず、お通じが良くなった。

食べると、出る。

その分お腹が空くかというと、そんなことはなく、逆にガツガツしなくなる。

肥満モードが、食欲が食欲を呼ぶ「負のスパイラル」なら、こちらはその逆「正のスパイラル」となるのか。

時間だからといって、お腹が空いていないときに無理をして食べないというのも大事だ。

出すことでスッキリすると、体の声がよく聞こえるようになる気がする。

しかも、それを尊重しようと思うゆとりや、余裕を持て、「食べない」ことが、苦にならなくなる。

それが続いて、思った通りの結果が出せるのだ。

久しぶりにスッキリした体になって、自分の服を買いに、エディーバウアーのお店に行った。

店員さんに、「もっと小さいサイズはありますか?」と聞ける喜びを、存分に味わえて、いつも以上に楽しかった。

が!

一目ぼれしたスカートが、一番小さなサイズでもぶかぶかで、買うのをあきらめなくてはならなかった。

しぶしぶ元に戻したら、サッと人に取られ、その人が買っていくのを見送る悲しさ。

私は、極端に痩せている訳ではない。

なのに、スカートで同じ思いをしたことが、何度かある。

エディーバウアーのスカートのサイズは、絶対に大き過ぎだ。

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とにかく、ちょっと体を軽くしたいなと思ったら、ショウガ紅茶を試してみることをお勧めする。

紅茶一杯につき、ショウガのすりおろしを小さじ1~2杯分入れる。

汁だけでもいい。

刺激が強過ぎると感じられたら、自分の好みの量にしても大丈夫。

それを一日数杯、お茶代わりに飲んでみる。

体の芯が、ポカポカしてきて、トイレが近くなる。

大きい方も、小さい方も、どんどん出ていく。

朝トイレを済ませたら、前の日の夜よりも、1kg減っていた時もある。

どうぞ、試してみてください。

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空白の埋め方

「渡る世間」再放送が、突然止まった。

映画に向けた、関連ドラマの再放送に切り替わっている。

ま、いいか。

残念だが、一度見たので、これから起こることはおぼろげながら頭に浮かぶ。

それなら、その時間を、どう過ごそうか。

そういえば、見始める前は、けっこう忙しく動き回っていた。

ならばそれを、再開するのみ。

まずは、数十個ある植木鉢に水をやる。

じっくりと。

ちょっとご無沙汰している間に、バラにうどんこ病が出ている。

トウガラシを漬けた焼酎を薄めて、シュッシュッ。

おのれ、毛虫めっ!と、お仕置きをする。

咲き始めたバラから花が終わったので、花柄を、パチンパチン。

盛りを迎えた鉢を、終わった鉢と入れ替えたり。

久しぶりに、庭全体に木酢液を散布。

家族が大好物のシソ。

毎年こぼれ種から、芽を出してくれる。

おぉ、もうこんなに大きくなってる!

よく見ると、あちらこちらに生えている。

30㎝程伸びたのを、すこっすこっと引っこ抜く。

収穫しやすいよう、一か所にまとめて植え直した。

いい汗かいて、気分すっきり。

一か所、木酢液を撒かないよう気をつけている場所がある。

そこには、宿根草が、気持ちよく風に揺れている。

斑入りのきれいな葉は、しかし穴だらけだ。

地面を見ると、小さな黒いつぶつぶが、たくさん落ちている。

そう、そこはさながら、チョウの幼虫君達が住んでいる、マンション。

虫君たちの色は、シックな紫色。

どんなチョウになるのかな~?

と、楽しみにしている。

例年来てくれるのだが、かわいそうにヒヨドリがみんな食べてしまう。

穴だらけの葉だけが、いつも寂しく残されていた。

しかし今年は珍しく、宿敵がいなくなってから出現した。

お陰で毎日、グングン成長している。

きっと、フジテレビの「大奥」で飛んでいたチョウのように、我が家の庭を、乱舞してくれるに違いない。

それにしても、どれも「渡る」を見てたら、しなかったこと。

毎日の一時間がいかに大きいかに、今更ながら驚く。

きっとまた、再放送が再開せれるに違いない。

よーし、そのときのために、お仕事がんばるぞーっ!

また見る気、満々だ。

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平和のゆきさき

鶴を、折り終えた。

なのはな生協で毎年行っている、「ピースアクション」の一環で、今回は千羽鶴250羽を折ることで協力させていただいた。

指示通り、50羽づつ糸でつないで完成。

今年も締め切り前に提出出来て、ほっと一息だ。

ところで、鶴が20羽程余ってしまった。

あれ、数え間違えたかな?

と確認するが、問題ない。

毎年ぴったりということはないので、今年は折り紙を、多めにもらっていたらしい。

今までは家にある折り紙を足して、50羽になるようしていたが、今年はそれはお休みさせてもらうことにする。

その代わり鶴達は、たすけ合い共済さんに送ろうと思う。

各地の生協の組合さんを対象にした共済で、我が家も家族全員と、他にも火災、自動車の共済に、なのはな生協さんを通して加入している。

病気やケガで共済金を請求すると、書類とともに、組合員さんが折った折り鶴や、和紙のお人形などが同封されてきて、心があったかくなる。

今回、雷の被害請求したときにも、赤い折り鶴を送ってくれた。

たまには、お返しせねば。

なのはな生協さん、申し訳ありません。

今回は、余った鶴達を、そうさせていただきます。

折り鶴に糸を通しているとき、北朝鮮の核実験のニュースが飛び込んできて、暗澹とした気持になる。

核は、とても人の手に負えるものではない。

はやく、気づいて。

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昭和にあった 21世紀

冷凍庫に、いつまでも置いておくわけにはいかない。

ゴロンと場所をとる、ビニールを手に取る。

中身は、ニンジンジュースの、搾りかすだ。

餃子、春巻き、コロッケに混ぜて大分減ったが、まだまだある。

困ったことに先日、カレーに入れるのを禁止されてしまった。

サラサラ系のルーが好きらしいので、粘度の高いニンジンカレーが口に合わなかったらしい。

お陰で、大きなお得意さんを、失ってしまった。

では、お菓子に使うとしますか。

となると、案外レシピには、困らない。

ニンジンを使ったお菓子は、お菓子の本を開けば、大体一つ二つは載っているからだ。

今回は、マドモアゼルいくこさんの「ラピンフッドケーキ」にした。

絶版後、復刊されたことを知らなかったが、私が持っている初版本だと、驚くことに万単位で売られていることを、つい最近知った。

「秘密のケーキづくり」。

昭和のあの頃は、650円だった。

確かに、オリジナルレシピプラス、かわいいイラスト。

全て、いくこさんご本人の手によるもので、中身が非常に濃い。

ご幼少の頃から、お母様手作りのデザートを召し上がっておられたそうで、お写真を見ると、正にマドモアゼル。

とてもお美しい上、スレンダーで、羨ましかったらなかった。

ヘルシークッキングのご本も書かれておられ、そのうち21世紀ブックスシリーズの3冊が我が家の本棚にあり、私のお宝だ。

では、以下レシピをご紹介させていただく。

ラピンフッドケーキ 直径15㎝のスポンジ型1個分

型に油を塗り、粉を薄くはたいておくか、パラフィン紙を敷きこむ。

ニンジンは、すりおろす。

卵を、黄身と卵白に分けておく。

薄力粉100g  ベーキングパウダー小さじ1/4  アーモンド粉末 50g

ニンジン160g  バター60g  砂糖70g  卵2個

バターを室温で柔らかくし、クリーム状にし、砂糖のうち50gを加え、全体が白っぽくなるまで混ぜる。

卵黄を一つづつ加え、さらに混ぜ、アーモンドの粉も混ぜる。

すりおろしたニンジンを加え、さらに混ぜる。

卵白に残りの砂糖を加え、ピンと角が立つまで泡立てる。

半分に分け、バターに混ぜる。

そこにふるった粉類を加え、残りの卵白を加え、さっくりと混ぜる。

型に流し込み、180℃に温めておいたオーブンで、30分ほど焼く。

レシピでは、「マーガリン」になっているが、バターとした。

あの頃は、ヘルシーの代名詞になっていたが、今では超有害食品として、販売を禁止している国も有るほどだ。

スーパーに行くとたくさん売っているし、加工食品にもよく使われているが、なるべく口にしない方が、身のためだ。

今回、リンナイ デリシア グリレ のダッチオーブンで焼いてみた。

ダッチオーブンに、アルミホイルを敷きこみ、その上にさらにオーブンシートを敷いてから生地を流す。

オーブンモードで20分。

消火後20分放置としたが、小ぶりなケーキなので、今度は15分、15分でやってみようと思っている。

味は、「うまいっ!!」の一言に尽きる。

いくこさんも書いておられるが、アーモンドの粉末が、ニンジン臭さを消し、コクを出している。

しかも、バターケーキの重さもない。

お陰で、一人で何切れも食べてしまい、あっという間になくなった。

このレシピなら、正式なプチ断食ダイエットのリンゴとニンジンジュースの搾りかすでもよさそうだ。

こうなると、絞り「カス」などと、失礼でとても言えない気もしてきた。

食物繊維いっぱいの、ジュースの絞り残りを、なんと呼ぼうか。

とりあえず、ぜひ、お試しください。

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確      率

新型インフルエンザが、迫ってきている。

千葉で感染した方がでるのも、時間の問題だろう。

ニュースで日々警告されるが、地元ではマスクの買い占めなどは、ほとんど見られないようだ。

どのお店にも、たくさん置いてある。

買い物カゴに、マスクの箱をいくつも入れた旦那さんを、「なに、そんなに買ってるの?!」と奥様がたしなめているシーンを見かけた。

我が家も、以前からあった医療用のマスクひと箱と、外出先で必要になったときのために、車に数枚入れてあるだけだ。

「タイタニック」のDVDが都内で品薄になったとき、「千葉、茨城にはまだ残っているらしい」と、買いに来る方々がいたらしい。

もし、地元で売り切れていたら、富里にはまだタップリあること、ご報告させていただきます。

弱毒性ながら、条件が重なると重症化してしまう恐れがあるそうだが、地元ではそれほど警戒している様子はない。

マスクをして歩いている人がチラホラいるぐらいで、ほとんどの人が、人混みでも顔出しのままだ。

友人に、あゆちゃんのコンサートチケットを頼まれた。

10月の日程なのだが、その頃にはインフルエンザ騒動は鎮静化しているだろうか。

食糧の備蓄や、外出の自粛を勧められるが、どこか人ごとのように受け流してしまう。

感染した人や、発症した生徒さん達が在籍する学校を批判する人たちもいるようだが、とてもそんなことは出来ない。

だって、人を責めるほど自衛している訳でもなし。

水際で食い止められず、日本列島の真ん中で突然発症者が見つかってから、あっという間に感染者数で世界のトップクラスの仲間入り。

どんなに注意したって、目に見えないウィルス相手には、限界がある。

地域第一号が、自分でないとは限らないだろう。

防衛とは対極に、弱毒性ゆえ、早く免疫を獲得した方がいいと、「感染パーティー」を開く噂など聞く。

タミフル、リレンザの在庫を心配する声もあるが、薬を使わずに治った人もいるというし、あれこれ心配するより、日々の生活を規則正しくして、自己免疫機能アップに励んだ方が現実的だと思う。

とりあえず、あゆちゃんのチケット、当たりますように!!

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丑寅の方より まうず~

明け方、くすぐったくて目が覚めた。

足首、腕をコチョコチョされたのだ。

何事~?

何度振り払っても、少し経つとまた同じところがくすぐったい。

思い当たることが浮かんで、ガバッと起き上がる。

やっぱり、お前たちか・・・・。

正体は、蟻さんだ。

しかも、行列。

春になると、毎年必ず現れる。

どこから入ってくるのか、1,2匹が歩いてる。

放っておくと、いつの間にか行列に成長している。

布団を迂回してくれればいいのに、わざわざ山登りして、人の上を斜めに縦断していく。

やっぱり、アリの巣コロリ置こうかな~。

毎年のことながら、おやつを食べられてしまうなど、実害が出るまで平気で同居を許している。

アリさんだけではない。

人によっては、ウギャーと悲鳴を上げるかもしれない。

ダンゴ虫くん達。

そして、テントウ虫くん達も。

安普請だから、隙間が一杯なのだろう。

どこからともなく入り込んでくる。

うちに来ても、いいことないよー。と話しかけてみる。

それでも出ていかないなら、好きにしてと、ほったらかす。

するとかわいそうに、ある日やっぱり部屋の隅で、動かなくなっている。

かわいそうにといいつつ、掃除機で吸う。

虫、ダメ!

の体質だったが、富里に越してきてから、そんなこと言ってられず、免疫が出来た。

修行中ゆえ、万能とはいかず、大きな虫には未だ大騒ぎだが。

それにしても、アリの歩くルートは、どうやって決まるのだろうか。

今年は、きっちり鬼門から、裏鬼門に続いている。

ひょっとして、「寝る場所変えた方がいいよ」という、アドバイスかもしれない。

有難く、従ってみようかな。

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メガネをかけた原人

しばらくぶりに、ビーズアクセサリーを作り始めた。

キットを購入し、組み立てるだけなので、そう手間はかからない。

しかし、細かい作業なので、夢中でやり過ぎると、気づいたら体が硬直していて、動き出すのにしばらくかかる。

そういう時に限って、ピンポーン。

あわわ、あわわとうろたえながら、玄関まで這い進む。

幸い、辿り着くまでに体がほぐれ、段々立ち上がれるようになる。

まるで、ダーヴィンの進化論でよく目にする、類人猿が二足歩行をするまでの図のようだ。

やっと人間に戻り、戸を開ける。

荷物、勧誘、ヤクルトさんのご訪問。

お陰で、退化と進化を3回も繰り返した。

応対を終え、ビーズ作業を再開すると、この間は、正に無心。

作業の細かさと、単純作業ではないため、余計なことを考える余裕がない。

時間ですよ。

と、お腹の虫にせがまれて手を休めると、もうお昼を過ぎている。

きりのいいところまで仕上げて、遅めのお昼にする。

このごろ立て続けに仕事が入って、出不精をする暇がなかった。

ようやく自分の好きなペースに戻れて、ホッとしている。

しかし、久しぶりのアクセサリー作り。

前回のマイブームの時と比べると、だいぶ効率が落ちている気がする。

手元がかすんで見えないということはないが、一息ついたときに目の疲れをひしひしと感じる。

そろそろメガネかな?

一番最初にメガネを作るときって、お医者さんに行った方がいいのか、メガネ屋さんの視力測定でいきなり作って大丈夫なのかが、分からない。

ある日、家族のメガネの修理で、近所のメガネハットさんに行った。

待つ間、店内を見て回る。

思っていたよりも、お値段が安い。

広告の品だと、レンズも入れて、5千円というものもある。

ほほー。

おしゃれなフレームもいっぱいで、目移りするほどだ。

欲しいな。

と思いつつ、かけ始めたら、加速度的に視力が落ちると聞いたことがあり、買わずに店を出る。

が、うわさ通り店員さんが皆メガネをかけ、しかも全員美男美女ときていると、後ろ髪をむんずと掴まれてしまった。

少女マンガのお約束。

メガネを外したら、超美少女というシチュエーションには憧れるが、鏡に映る自分に限って、どんなに高性能のメガネでも、それはあり得ないのは重々承知している。

けど、少しは賢そうに見えないかな・・・?

という、ほのかな期待も捨てられない。

うーむ。

でもやっぱり、もう少し、憧れのままとっておこう。

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いかずちの置き土産

ごく近所に、落雷があった。

その衝撃の興奮も冷め、いつもの毎日が始まった。

ところが、どうもおかしい。

業者さんに相談すると、早速見に来てくれた。

なんと、雷の影響とみられる、電気系統の異常が見つかった。

このままでは、暑い夏を乗り切ることができない。

ということで、修理見積もりをお願いする。

金額を見て、目玉が飛び出る。

範囲が広いため、数十万円もかかるではないか!!

ど、どうしようっ?!

困ったときには、なのはな生協。

すぐに、電話する。

向こうから私は、よろず相談と間違っているのではないかと思われているに違いない。

しかし、いつも気持ちよく迅速に対応してくれるので、つい相談してしまうのだ。

保険担当の方に代わってもらい、ことの次第を説明する。

すぐに契約状況を確認してくれ、「大丈夫、保険で保証されますよ。」とお返事を頂き、ほっとする。

しかも、火災保険だけでなく、自分の病気やけがに備えて入っていた共済からも、「お見舞金」として、いくらか頂けるとまで教えてくれる。

おぉ!有難や~!!

送ってもらった書類に、目を通す。

ん?

「他の保険に加入していますか」と問われて、考え込む。

すぐに保険証書を出して、契約内容を確認すると、建物の保証額がやけに低い。

こ、これはもしかして・・・・!!

そう。

ローンの借り換えのときに、火災保険の見直しをしていなかったのだ。

以前借りていたところは、ローンの部分の火災保険加入が契約条件だった。

よって、向こうの言うままに保険の契約をしていたので、こちらは残りの部分にのみ保険を掛けていた。

その時も、なのはな生協さんに相談していたので、その時のやり取りが、おぼろげながらよみがえってきた。

新しいローン契約には、火災保険の加入条件がなかったので、今の今まで、建物の大部分が、無保険状態だったわけだ。

ゾゾーーッ!!

万が一火事になっていたら、大変なことになっていた。

慌ててまた、なのはな生協さんに電話する。

「保険契約、今すぐ変更したいんですっ!」

ということで、変更届の書類を送付してくれることになった。

書類が来て、記入して、送り返して、変更手続きが済んで・・・。

それまでの間に、何かあったらどうしよう?

不安でいたら、電話が鳴った。

「今すぐ口頭で変更を受け付けてくれるそうです。」

と、なのはな生協さんからだった。

引き受け先の全労災に、連絡を取ってくれたそうで、涙が出るほど嬉しかった。

雷さん、なのはな生協さん、全労災さん、ありがとう!!

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スネーク イン

毎年繰り返している過ちがある。

植物を、増やしすぎてしまうことだ。

株分けや、種まきなどでは、ない。

そうであれば、お金もかからないので、精神的にも楽だ。

春まだ浅い日。

木々が芽吹き出すときに、「新しい仲間に出会いたい」という衝動も、猛烈に顔を出す。

冬の間に凝縮していた欲求が、ここぞとばかりに噴出して、どうにも抑えられないのだ。

よって春の兆しが見え始めた頃、ネットショップや近場の園芸店を何度も訪れ、あれも、これもと選んでしまう。

ドッときたのを、ドッと植えて、ホッとする。

そして春爛漫。

グングン伸びて、どんどん葉を茂らせた草木が、家の周りをジャングルにする。

そうしてようやく、「また今年もやってしまった」と、気付くのだ。

成長期、どの植物も、水と栄養を欲しがる。

朝夕の水やりは、必須。

狭い庭に所狭しと植えられた植物の間を、ホースと肥料袋を握って、体をくねらせ進む。

どこかのレンジャー部隊のようだ。

今、バラが真っ盛りの時期。

枝と枝が重なり合って茂り、これは、花後に思い切った剪定が必要だろうと、覚悟する。

が、今年は天敵の蚊に、未だ会わずに済んでいるので、苦にならない。

それは、モスキートキラーライト。

ソーラーモスキートキラーライト

これのおかげかもしれない。

ソーラー充電で、日当たりのいいところに差し込むだけの簡単設置で、2千円代からある。

どんなふうに蚊を懲らしめているのか確かめるために、夜見張りたいのだが、その時刺されたら元も子もない。

昨日青大将君にも遭遇したし、うっかり踏んだらと思うと、夜は自分の庭でさえもちと、怖くて出る気になれないので、申し訳ないが、確かめず仕舞いだ。

水やりに勢を出していると、ご近所さんに、「バラって、難しいんでしょ」と、よく言われる。

ん?

そう思ったことは、育て始めて一度もない。

病気や害虫が多くて、デリケートな木だと思われがちだが、とんでもない。

肥料やりをさぼっても、ちゃんと花を咲かせるし、ある程度成長すると、枯らす方が難しい位丈夫だ。

上手に咲かす秘訣は?とも聞かれる。

わたしは、日本ばら園さんの、施肥カレンダー通りにパラバラしてるだけで、人様に教えるコツなど特にない。

が、たった一つ自信を持って言えるのは、水切れをさせないことだ。

これは、バラにとって一番のダメージで、葉が黄変して落葉したり、開花直前の蕾も落ち、ひどいと枯れることがある程だ。

肥料やるより、水をやれ。

これは、古くからバラの愛好家たちの間で、合言葉になっているそうだ。

あれこれ難しく考えなくても、表面が乾いたら、たっぷり水をやるだけで、きれいな花を咲かせてくれるバラ。

しかも、地植えだと、晴天の続いた真夏以外は水やり不要だ。

ということで、あなたも、ロザリアンになりませんか。

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みどりのぼでぃ

今日は、7月上旬並みの気温になるでしょう。

そう天気予報でいっているのを聞くと、いよいよだなと、窓をみる。

外に、日除けを付けなければ、2階がサウナ状態になってしまうからだ。

早速ベランダに出て、しまってあった日除けを引っ張り出す。

一枚づつ、クルクルと巻いてあるのを、広げてフックに掛ける。

毎年これをやると、「夏だぁ」という気がする。

昨日の雨で湿っている3枚目を手に取って広げると、何かがボトッと落ちてきた。

それはなんと、青大将。

大将と威勢のいい名前を持っているが、この辺の青大将は、小ぶりだ。

きれいな翡翠色の体は太くても直径5㎝程で、長さも1m程か。

毒はなく、性格も大人しいが、まさか蛇がいるとは思わなかっただけに、狭いベランダで一人パニックになる。

お陰で、室内に避難しようと慌てて手を掛けた網戸が、斜めにひしゃげて開かなくなってしまった。

うわっ!うわわっ!!

と悲鳴をあげていると、家族が何事かと見に来る。

この下に、青大将が~!

と訴えると、驚いて放り投げてあった日除けを、恐る恐るめくる家族。

私が大騒ぎしている間にあちらも避難したのだろう。

影も形もなかった。

まだ広げないといけない日除けは残っているが、青大将君が隠れているといけないので、そのままにしておく。

それにしても、去年も今年も会えなかった青大将君に、こんなに近くで対面できるとは、思いもしなかった。

ベランダの手すりには、ダニエルくんことアマガエルのウンチも付いている。

今年ももうやって来て、ここでご飯を食べているらしい。

青大将君は、ネズミを主食としているらしいが、食べられないよう、気をつけてね。

この夏も、いいことありそうな予感♡

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大陸に 思い馳せる

二胡のレッスン内容が、難しくなってきた。

よって、家での練習は、必須。

家族のいない時間を見計らって、楽譜とにらめっこの毎日だ。

先生が、「週に2・3回練習するぐらいなら、弦は自分で調整しないで大丈夫です」とおっしゃっていた。

しかし、ゴールデンウィークに突入すると、次のレッスン日まで、一か月程あいてしまう。

その間毎日練習していると、さすがに耳オンチの私にも、音が狂ってきていると分かるまでになった。

習っていた通り、自分で微調整してみる。

ん?

あれ?

いやいや・・・。

もっと、こう・・・。

二本の弦それぞれは、「うん、これでいい!」という高さになるのだが、ドレミファ・・・と音階を奏でていると、弦から弦へ移り変わるときに、どうも違和感が。

なんか、変だな。

と、納得出来ぬまま、次のレッスン日。

いつものように冒頭、先生が一人一人音合わせをしてくれるときがきた。

内弦、外弦を弾いて、狂っていたら微調整してくれる。

松やにを弓にこすりつけ、弾き始める。

すると、自分が聞いていても、「えーっ!?」と驚くほどドの音がすごくズレている。

どうやら、ケースから取り出すときに、動かしてしまったらしい。

自分の所に先生が来てくれるまでに、直す時間はない。

なんか、言われるかな?

ドキドキ。

家で「?」と自信がなかった外弦は、むしろ、「うん、いいですね」と難なくクリアした。

が、「じゃ、内弦」と指示されて弾き始めると、先生の手がサッと調整棒をグリグリと回し出す。

やっぱり相当ズレていたらしく、微調整などとは程遠い回し方だ。

が、特に注意されることなく、ほっとする。

全員の音合わせが済むと、本日のお題が説明される。

前回の復習から入るのだが、レッスンの終わる時間が近づくにつれ、自分の集中力が切れてきているのがわかる。

一人だけ、外れた音を立ててしまうのだ。

今月の初めまでは、花粉症の薬のせいにできた。

が、飲まなくなって数週間過ぎた今では、すっかり体から抜けきっているはずで、そうもいかない。

これから、どんどん難しくなっていく気配に、くじけそうになる。

しかし、決して安くはない初期投資を考えると、今更引き返せない。

よって、私と同じ思いをしている二胡仲間同士、会う度励ましあっている。

そう考えると、この教室の生徒さんの継続率は、高い数字を維持していると思われる。

安くても音は出るが、続けるとなると、このぐらいが好ましいです。

今手元にある、一番安い楽器は、あと2つしかない。

次は、いつ入るか未定です。

後から入ってきた数人と話していて、みな全く同じことを言われて慌てて購入したことが判明する。

確かにどれも全く同じではなく、竿の先の装飾などの違いはあるが、楽器が品切れで待たされた人は皆無だ。

先生は、中国から来た愛妻家で、とても人当たりがいい。

うーむ。

さすが3000年の歴史。

やられたわい。

などと、自分の出来の悪さを棚に上げている場合ではない。

そう自分をムチ打ち、今日も弓をひく。

目指せ、春恵(チュネ)さん!!

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お  宝  鑑  定

は、見ていて面白い。

自分の審美眼を試したり、人の欲望や野望が値段に込められて、ものの価値を考えさせられる。

近所にも、たくさんのリサイクルショップがある。

家族が休みの度に、好んで足を運んでいる。

一度ならずと、ついていき、いいものがあったらと眺める。

が、じっくり見ることもなく、すぐに出てくる。

自分が、お古が苦手なのだと気付いたのは、ここ最近のことかもしれない。

前に持ち主がいたというのが、訳も分からずただ怖い。

その人の念というか、カラーが染み込んでいるように感じてしまうのだ。

他人だからというわけでもないようだ。

実は、家族の持ち物を触るのも、躊躇する。

例えば、少しの間鞄を持ってあげるときや、その中から車のカギを出すときなど。

はっきりとは表現できないが、その物から、拒まれているような圧迫感を感じるのだ。

長女だから、お下がりに慣れていない、というのもあるのか。

そんな体質なので、骨董店など怖くて、とても長くいられないのだ。

「雨柳堂夢咄」という、骨董店の美少年が主人公のコミックがある。

そこには、ものに宿ったもののけ達と、少年の心温まるやり取りや、感動話が語られている。

これを読んだから、余計に苦手に拍車がかかったのかもしれない。

以降、「人が所有したものはイヤ」と、タカビーなポリシーを、心の中でつぶやく。

子孫を喜ばせるような家宝は、残せそうにない。

もしかしたら、それのための、予防線なのかも知れない。

おニューで、マシンメイド。

安価でお手軽、大量生産。

私には、それで十分なのだ。

不甲斐ない先祖で、すまぬ!

自分たちの力で、逞しく生きていくんだよ。

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とまれーーっ!!

スバルさんに置いてあった、「安全なクルマの選び方BOOK」をもらって読んだ。

2009・3ということは、出たばかりらしい。

106車種の安全評価が、車の写真と一緒に掲載されている。

ほほー。

乗員の安全を、運転席3種、助手席2種の試験をし、それぞれを星の数で6段階評価。

接触時の、歩行者の頭部保護性能試験は、1~5までの数字で評価。

両方とも、数が多いほど優れているということだ。

3つ目のブレーキ性能試験では、乾いた地面と濡れた地面での制動距離を調べている。

こちらは距離をそのまま掲載している。

成程。

早速愛車のページを見る。

なんと、結構優秀な結果を出している。

といっても、最新のモデルでの評価だが。

これを読んで、候補が複数あり、迷っている人にとっては、いい判断材料になるかも知れぬ。

が、ちと納得がいかない部分がある。

ブレーキ性能試験の扱いだ。

制動距離が短ければ、ものや人に接触してしまう可能性が減る。

事故回避率が高まるということだ。

車のボディに安全対策を施すのも大事だが、総合評価に、ブレーキ性能試験の結果を加味することが、本当の「安全」評価なのではないか。

いざという時に、よりちゃんと止まれる車であることが、まず大切だと思うが。

以前、ジャフメイトで取り上げられていたが、ABSの作動を経験したことがない人が、案外多いということだ。

アンチロック・ブレーキ・システムは、ブレーキを強く踏み込んだときに、タイヤがロックしないよう、車の方で小刻みにポンピングブレーキにしてくれるシステムで、今だと、ついていない車はあるの?というほど普及している。

以前、ついていない車で、路面凍結による、スリップ事故を起こした。

必死に右にハンドルを切ったが、車はそのまま直進。

電柱に、めり込んだ。

という経験があるので、ABSのありがたさは、身にしみている。

強めにブレーキを踏むと、「カカカッ!」と反発が来るので、わかる。

これを経験したことがない人が、女性を中心に多いと記事にあった。

私のように、無茶な運転をしない方々というのもあろう。

「強く踏んだら、かわいそう・・」など、車に対して優しい人だとも言えるだろう。

が、何より安全を優先して、あえて経験しておきなさいと、記事で提唱していた。

それには、ブレーキの性能を目いっぱい引き出すよう、ブレーキペダルを力いっぱい踏み込むことだ。

危なくないよう周囲を確認し、経験。

体で覚えておく。

一度だけでなく、何度か。

そうすることによって、とっさのときに本当の急ブレーキをかけることが出来るのだ。

以前、隣の車線の車が、後ろを確認せずに私の前に入ってきた。

両者とも、結構スピードに乗っているときのことだったので、「駄目だぶつかるっ!!」と覚悟する程のタイミングだった。

が、愛車は精いっぱいの力を振り絞り、私たちを守ってくれた。

おかげで、お互い傷も付かずに済んだという経験をしたことがある。

発動させなくて済むのが、一番だ。

が、ともかく、うちの車にも付いていたんだー。

と、確認の意味も含めて、一度は体験してみてください。

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中身も おめめも まっしろけ

だるまさんの記憶、を買った。

USBメモリーに、本格的ミニだるまがくっついているおちゃめなグッズだ。

作業に疲れて、ふと目を向ける。

と、愛嬌のあるだるまさんの顔が飛び込んできて、ふっと和むのではないかと期待した。

が、パソコンの構造上、だるまさんの体が邪魔をして、使用できないことが判明。

よって、家族が、仕事で使うこととなり、今、家にいない。

残念でしょうがない。

新聞でみてからずっと欲しかったのを、やっと手に入れたのに・・・。

だるまさんの記憶は、全部で4色ある。

スタンダードな赤の他に、ピンク、黄色、黒。

それぞれ色によって効果が違うという。

赤は、家内安全など全般的に。

私が購入した黒は、魔よけ、厄除け効果があるという。

だるま生産日本一の、群馬県高崎市生まれの由緒正しいだるまさんだ。

願いを込めて目を入れ、成就したら、もう片方を入れる。

物知らずなので、ここで素朴な疑問が浮かぶ。

「どっちの目から入れるとか、決まりがあるのかな?」

早速お店に問い合わせる。

だるまさんに向かって、右の目からいれるんですよ、と、教えてくれた。

願いを込める前に連れ去られただるまさん。

大事に使ってもらってね。

猫好きにはたまらない(?)猫の顔やしっぽ、肉球もかわいい猫の手付きのUSBメモリー。

日本の美、こけしが付いているもの。

など、面白グッズがたくさんあるお店で、購入できる。

面白そうだなと思ったら、「アクテブライズ」楽天市場店を覗いてみては。

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ガリレオの宇宙

1609年は、ガリレオが望遠鏡を作り、初めて宇宙を目にした年だと聞いた。

その頃の性能では、土星の環が、惑星の両脇についた耳のようにしか見えなかったという。

時は流れ、現在では、地球から眺めるだけでなく、宇宙へ出かけ、宇宙から宇宙を調査できるまでになった。

ガリレオさんが見たら、驚くだろうなぁ。

それとも、「ワシが生きてたら、もっと進歩してたわい」と悔しがるかなー。

ところで、望遠鏡は、高校の時からの憧れだ。

学校図書室の新刊コーナーにあった、小学生向けと思われる望遠鏡の入門書を手に取ったのが、きっかけだ。

屈折式や、反射式。

いいなぁ。

欲しいなぁ。

社会人になって、手の届くものも増えてきたが、思い切って買ったとて、自分の住む街や家の環境では、思うように見えまい。

との諦めで、叶わずじまいに終わった。

高校の頃と言えば萩尾望都さんが、SF少女漫画作品を、次々と発表されていた時期と重なる。

「11人いる!」や、「スターレッド」。

今でも読み返す、言わずと知れた名作揃い。

夢みる少女が、宇宙(そら)に憧れたのは、自然の成り行きだった。

数年前の夏、本格的な天体観測室を備えたペンションに、泊まったことがある。

が、宿泊中ずっと、夜になると土砂降りで、星を見るどころではなかった。

大学生のサークルなどもよく利用する宿らしく、それと思しき集団も泊まっていたが、手持無沙汰でブラブラしているようだった。

友人に言うと、「星は冬でないと」と言われて、納得。

キーンと音がしそうな程の寒い夜。

空には、どの季節よりも大きく輝く星々が。

成程。

澄んだ空気と、安定した天候が必須条件なのか。

寒いのを我慢して、狭いベランダで望遠鏡にしがみつく。

ズボラとグータラに磨きがかかった今の私には、それだけの苦労や散財をして、天体望遠鏡を手に入れようというパッションは、もうない。

が、ガリレオが手作りの望遠鏡で宇宙を覗き始めた時から、丁度400年。

500年記念の年にはもう、ガリレオさんの所に行ってるだろうから、今のうちにちょこっとでも宇宙に近づきたいなと、思い始めた。

家族が来年、海外の天体観測所へ、研修に行くことになるかも知れないという。

おぉ!

いいなー。私も行きたい。

なんて、旅行嫌いが何を言うか。

私の分も、宇宙によろしくね。

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ベリー フィールズ

家族が、スーパーの袋をぶら下げて帰ってきた。

中を見ると、真っ赤なラズベリー。

珍しいからと、買ってきたらしい。

早速洗って口にする家族。

フレッシュのラズベリーは初めてだったからか、それほど口に運ばないうち、「ジャムにして」と言い出した。

どれどれと一つ食べてみる。

うん、ラズベリーだ。

おなかがいっぱいだったせいもあり、そんなに食べれない。

よって、すぐジャム作りに取りかかった。

といっても、ホーロー鍋の中で砂糖をまぶしつけ、レモン汁を垂らして火にかけるだけ。

砂糖の量はアバウトだ。

果物の半量ぐらいからスタートして、途中味見。

好みに調整して、煮あげる。

冷めると硬くなるので、やや緩めで火を止めるのがコツだ。

ラズベリーの赤は、すごい。

洗って水を切るが、その水がもう赤い。

おぉ、色素がもったいない!

と、その水ごと鍋に入れた。

火を入れてもその色は保たれ、出来上がりはツヤツヤとした深紅。

う、美しいっ!

瓶に移して、うっとりと眺める。

そうだ!「フロマージュブラン」もどきを作ろう!

そのケーキは、成田赤十字病院そば、グリンデルワルドさんのチーズムースで、ラズベリーが効いていて、とっても美味しい。

乳脂肪分の少ないチーズ「フロマージュブラン」は手に入らないので、なのはな生協で買った、クリームチーズで代用する。

丁度今、冷蔵庫に入っている。

ムースは面倒だから、小林カツ代さんの、超簡単レアーチーズケーキをアレンジする。

小林カツ代のすぐ食べられる!おやつレシピ  このご本を参考にさせていただきました。

クリームチーズに砂糖と生クリーム、レモンを混ぜて、市販のビスケットを砕いた生地の上に流して、冷蔵庫にいれるだけ。

簡単にレアチーズの濃厚さを味わえる、究極のシンプルチーズケーキだ。

以下、材料を書かせていただくので、ご参考に。

15㎝×20㎝流し箱一つ分

台 マリービスケット10枚  シナモン小さじ1 溶かしバター50g

すりこぎなどで細かくしたビスケットと上記を混ぜあわせ、型に敷きこむ。

クリームチーズ1箱225g 砂糖80g 生クリーム カップ1 レモン汁大さじ1 

レモンの皮のすりおろし少々

室温で柔らかくしたクリームチーズに、砂糖、生クリーム、レモンを順に加えてよく混ぜ、台の上に流し込む。 

冷蔵庫に入れ、2~3時間冷やして固めたら、出来上がり。

ビスケットがなかったので、薄くスライスした食パンで代用。

インスタントコーヒーを濃いめに溶いて、砂糖を入れてシロップを作り、底に敷いた食パンに刷毛で染み込ませると、ティラミスっぽくなった。

先日作ってあったイチゴジャムもラズベリージャムと一緒にクリームチーズの間に挟んで、ミックスベリーチーズケーキができた。

お代わりっ!

の声が何度もあがり、すぐになくなる。

いつもなら、「ちゃんと味わってるの?」と追及したくなるが、手がかかっている訳ではないので、ニッコリと余裕の笑顔だ。

レシピ通りに作ると生地が緩いので、お皿に取り分けるときにトロリと崩れる。

生クリームを泡立てて加えてみたら、しっかりと固まって、よりレアチーズケーキっぽくなった。

食べたい時にちょこっと作れるので、どうぞお試しを。

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エンゲル係数

今年も夏日を記録するなどのニュースに接すると、「またあの暑い日々が来るのか」と、構えてしまう。

本格的な夏が来る前に、絶対にやっておかねばならないことがあるからだ。

今年こそは、エビちゃん達の為に、水槽用のクーラーを用意しようと思っている。

夏は、水温が30度近くまで上がってしまう。

水槽が小さなうちは、氷を放りこんだり、アイスノンを浮かせたりして凌いだが、さすがに60㎝水槽には、焼け石に水。

昨年はそれで、可哀そうなことになってしまった。

あの悲劇を繰り返すまいと、物色を始める。

数千円から、数万円のものがあり、どれにしたらいいか分からず悩む。

家族は、「安いのでいい」と、ある機種を選んだ。

どれどれ・・・。

それの「レビュー」を読む。

なんと、「安かろ、悪かろ」の評価をする人が大部分だ。

いいかダメかは、設置場所の環境が大きく影響するようで、我が家の場合どちらに該当するか、今の段階では予想できない。

うーむ。

待てよ。

冬場のことを思い出す。

冬は棒状のヒーターを水槽の底に沈めておく。

すると、エビちゃんの同居人の貝がそれに触れて、たくさん死んでしまっていた。

ならばこの際、夏だけでなく、一年中使えるものを思い切って購入した方がいいのでは、と思いついた。

そうすれば、水槽の中は、常春。

皆が元気に暮らせるというもの。

よし、その線で行こう!

再び、どれどれ・・・?

なんと、3万円以上する。

むむ。

家族に、「どうする?」と聞くが、自分の意見を否定されたからか、投げやりだ。

自分の分の定額給付金で買うと言っていただけに、予算オーバーなのもあろう。

しかも、別の家族からは、「定額給付金は、テレビアンテナになった」と言われてしまい、八方塞がりだ。

何言ってんのっ?!と、立ち上がる。

エビちゃんは、家族の一員なんだよっ!

ほらっ!と、手を出す。

家族全員からカンパを募り、というか、むしり取り、目標近くまで確保する。

後は申し訳ないが、食費を削れば、なんとかなりそうだ。

という訳で、最近注文が少ないのは、こういう訳なんです・・・。

そう心の中で謝りつつ、なのはな生協さんのトラックを見送った。

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スポットライト

今日は、母の日。

だったのね、と、買い物に行って気づいた。

母へのカーネーションは、新型インフルエンザになってしまった方々が入院している、成田赤十字病院のすぐ側のお花屋さんに予約してある。

買い物に行かなければ、すっかり忘れるところだった。

あぶない、あぶない。

母は、昔から紫が好きだ。

なので、毎年パープル系のカーネーションを加えてもらう。

この花屋さんの生花は大変持ちが良く、しかもお値段が驚くほど良心的だ。

こんにちはー。

と入っていくと、巻き毛のかわいいワンちゃんが奥からやってくる。

手が離せない御主人が来るまで、接待してくれるのだ。

結構大きいので、頭は私の下腹辺りか。

最初は、その迫力に、後ずさりしたものだ。

が、吠えるでもなく、じっと側で見上げるだけだと分かり、今では来てくれると、嬉しい程だ。

種類は分からないが、由緒ある血筋特有の気品がある。

もっと頻繁に通って仲良くなりたいが、ここぞというときだけ利用させてもらっているので、そこまで至らず、残念だ。

母の日の仕事を、したことがある。

「日比谷花壇」さんの、下請け会社で働いていたのだ。

容赦ない忙しさに、あまり機敏でない私はついて行くのにやっと。

よく先輩に「朝ごはんちゃんと食べて来たの?!」と叱られたものだ。

他にも、「紀文」のおせちの箱詰めのお仕事もさせてもらった。

大体どこでも流れ作業なので、私のように鈍い人が全体の流れを乱すと、かなり迷惑になってしまい、申し訳ないことしたり。

その苦労を経験した上で見ると、「ドモホルンリンクル」の工場CMに、違和感を感じてしょうがない。

目にする度に、本当の現場はあんなものじゃない。という言葉を、心の中で呟いてしまうのだ。

蓋を大事そうにそっと閉じて、そろりそろりと運ぶ。

そんなこと実際にしていたら、「なにグズグズやってんだっ!!」と怒号が飛んでくる。

バンッ!と蓋をして、ジャッ!とテープで封をし、ボンッ!と投げる。

別に中が壊れるわけじゃなし、それでいいではないか。

穏やかにやっていたんじゃ、世の中回っていかないのだ。

あれ?

今日は母の日なのに、なぜ裏方話になってしまったのか。

そう、母というものは、家族を内側から支える裏方役を、毎日やっている。

この日をきっかけに感謝し、日頃の苦労を少しでも軽くしてあげよう。

おあとがよろしいようで。

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あるけど みえない

ほんとにあった怖い話。

唯一購読している雑誌だ。

奇数月の下旬に発売されるので、今月は楽しみにしている。

中でも楽しみなのは、「能力者」がご登場するシリーズだ。

最初は、「隣の霊感少女」だったのが、能力を磨き、困っている方々をお救いするところにまでなっている方もおられる。

毎号、読者からの投稿を漫画化したものも数編あるが、「あれは、何だんだろう?」だけで終わってしまうか、こじつけで締められてしまうものが大多数を占める。

しかも、パターン化していて、どっかで読んだような気がして、新鮮味がない。

それとは対照的に、霊能力で相談事を解決したり、疑問を解消できる方が登場するお話は、読んでいて考えさせられる教訓が含まれており、単に「怖い話」では終わらないのがいい。

他にも、「ヒプノセラピー」という手法で、相談者の心の問題や体調不良を改善するシリーズも、興味深い。

ヒプノとは、催眠のことで、相談者の潜在意識から問題の根本を見つけ出し、解決に導く。

前世がらみのことが多い。

とても他人事とは思えない悩みも取り上げられ、気持ちを切り替えるきっかけを得ることもある作品だ。

「ほん怖」は表紙が、ときにはおどろおどろしい。

よって、ただの怖いもの見たさを満たす軽い内容と取られがちかもしれないのが、残念でもったいない。

自分の要求を聞き入れてもらい、満足して成仏する。

それは、生きている私たちも日々経験していることだ。

理解や共感を得られて、心にずっとあったしこりが、とけるなどと同じではないか。

死しても、人は人で、肉体の有無の違いだけだということが、能力者を通して伝えられる「事情」を知り、実感できるのだ。

能力者さんたちが、聖人君子でなく、普通のお姉さんなところも、いい。

六法全書に則り、しゃくし定規的な判決が出て、納得がいかない裁判にモヤモヤする。

が、次の日、ワイドショーで「それはないだろう!」と人情剥きだしで、反発するコメンテーター。

裁判官を、聖人君子とは言わないが、「ほん怖」の霊能お姉さん達は、完全に後者だ。

悪いものは悪い!と、ビシッとお仕置きしてくれる、必殺仕置人なのである。

読後、「あー、スッキリしたー!」ということ、しばしばだ。

ほとんどの人が感知するだけの、「みえない世界」が、日々の生活にどのようにかかわっているかが分かって面白い、「ほん怖」。

一度、お手にとって見ては。

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渡る世間は オセロなり

本筋がお休みの期間は、恒例の再放送がある。

放送しているのは知っていたが、やったばかりのシリーズだから覚えてるしと、見ていなかった。

が、たまたまチャンネルが合って見出すと小さな驚きの連続で、目が離せなくなる。

橋田壽賀子さんらしさが随所に出ていて、例えひとつ前のシリーズとはいえ、環境や境遇が全く違う部分が多い。

まず、これはドラマとは関係ないが、ピン子さんの体形が、挙げられる。

最新シリーズのピン子さんが、2人合体したボリュームの五月が、そこにいた。

食べた物を記録するダイエットをしたということだが、すごい効果だ。

他にも、新シリーズ冒頭で、いきなり家出したことになっていて一度も出ていない子がいたりして、懐かしい。

今、愛ちゃんの結婚生活スタートのゴタゴタが続いている。

これからどうなるか全部知っているはずなのに、初めて見た時と変わらない思いを追体験する。

かと思うと、あの頃よりも成長したのか、ただ腹立たしいだけだった部分が、同情を含んだ共感が湧いたりして、続きが楽しみになる。

古ーいシリーズだと、男の子2人兄弟だったのが、お姉ちゃんと弟になってたりの驚く設定変更があるが、最近そこまで激しいものはないように思う。

が、シリーズと共に成長してきた俳優さん達に混じって、密にというか、「やっぱり」と納得の、姿を消す人物もいる。

セリフは棒読み、ポーカーフェイスで、視線も定まらない子役さんが、ハキハキとしたしっかり者と入れ替わっていたりのチェンジは、申し訳ないが、視ている側もスッキリする。

反対に、「この人は、絶対に外せない」と思われる人物が、突然海外生活者になって画面からいなくなるのは、俳優さん自身の体調などなど、のっぴきならない理由からだと思われるが、そんなこと「渡る」ファンは慣れているので、すぐに受け入れられる。

長いからこそ、数々の変化が、「人生」としてリアルに迫ってくるこのシリーズ。

来年の新シリーズが、とても楽しみだ。

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グリーンフーズ

我が家には今、珍しくお客さんが来ている。

お客さんといっても、特におもてなしの必要はない。

食べたい時に食べ、眠くなったら寝ているので、こちらも気軽だ。

お好みもシンプルなベジタリアン。

そのせいか、顔も体も、緑色だ。

それは、クレマチスの蕾に隠れていた、モンシロチョウの、幼虫くん。

まだ一度も花を見たことがない、植えたばかりのクレマチス。

蕾がだいぶ膨らんで、「もう咲くな」と楽しみにしていた。

しかし、ぽっかりと、穴が空いている。

あっ、虫に食われてる!

食べた主の姿はない。

むむ。

ま、たくさんあるから、いいや。と、珍しく寛大な気持ちになる。

数日後、、父の仏壇にと、開きかけた蕾を選んで切る。

その中の一つが、やはり食べられた跡があったので、家の花瓶に差しておいた。

そして、開いた花の中に、不審なシルエット。

見ると、青虫だった。

おぉ、君だったのか―。

正体がチョウだと、途端に優しくなる。

たんと、お食べ。

外に出して、鳥に食べられては大変と、そのままにしておく。

5枚の花びらのうち、2枚をたちまち食べつくす。

すごい食欲だねぇ。

ひたすら食べ続けている幼虫くんを見ていて、素朴な疑問が湧く。

寝たりするのかな?

深夜、まだ食事を続けている幼虫くんを残し、布団に入る。

明け方見ると、葉柄にぶら下がって、じっとしている。

おぉ、睡眠中だ。

目、閉じてるのかな?

虫眼鏡を探しに行く。

そう言えば幼虫くん、瞼ないじゃんと、途中で気付く。

じっとして、短い足をからめ、公園の鉄棒で子供がよくやる、「豚の丸焼き」の恰好をしている。

から、たぶん寝ているのだと思う。

ちょこちょこ見ていると、喰っちゃ寝状態のようだ。

2・3時間おきに、おっぱいを飲んで寝る、人間の赤ちゃんと一緒。

側にバラの花や、他のクレマチスもあるのに、くっついてきた花ばかり食べている。

花に飽きたのか、今度は葉ばかり食べていたりと、見ていて微笑ましい。

そういえば、父が亡くなって暫くして、突然家の中に、チョウチョが出現して驚いたことがある。

もしや、父?

と思って、そっと窓の外に出した。

が、何のことはない。

無農薬野菜にくっついてきた青虫がさなぎになり、かえったのだった。

主がいなくなった半透明の抜け殻が、ポツンと残っていたから分かった。

君は、いつさなぎになるの?

心の中で問いかける。

ピカピカの顔が、花びらの上を行ったり来たりすると、そのとおりの形に削れていく。

生きるためのひたむきさに、見ている私も引き込まれて、動けなくなる。

全部食べたら、お代りあげるからね。

人だと面倒だが、こういうお客さんなら、大歓迎だ。

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振袖から 訪問着

ここを鍛えるには、どうしたらいいの?

と、相談された。

胸と、お腹を指す家族。

ん~~~。

「豊かな胸になるために」とか、

「夏までに、くびれたウエストを手に入れる!」

などの体操ならば、目的達成はならなかったが、アドバイスできる。

しかし、「厚い胸板」、「割れた腹筋」

のつくりかたとなると、さっぱり分からない。

とりあえず、腕立て伏せと、腹筋をやるからと、宣言する家族。

頑張ってね!と、部屋を出ようとすると、呼び止められる。

腹筋の間、足押えてて。

ほい。

膝を立てて、仰向けになる家族。

足に座って。

えっ!?

お、重いから、痛いんじゃない?

大丈夫、座って。

う、うん。

揃えた足の甲の上に、お尻を下ろす。

痛くない?

あの・・・・。逆!

えっ?

家族に背を向けて腰を下ろしたが、違うという。

向い合せになって座って、足を膝の下で組むんだよ!

えと・・・こう?と戸惑っている私に、イラついてくる家族。

口で言うだけじゃ分からないよー。と不平を言うと、自分でやってみせる。

そのポーズが、「えーっ!!」と思うほど恥ずかしいのだ。

自分の足をカエルの足のように交差させ、家族の足を包む感じだ。

私たちの頃と違って、今、こういうふうにサポートするんだー。と、驚く。

それにしても、男の人ってどうして筋肉にこだわるのか、と思う。

ボヨン、ブヨンのメタボディは、論外として、テレビで見るボディビルのコンテストを見ると、ちょっと怖いと感じてしまう。

ムキムキでなくても、適度に引き締まっている程度でいいと思うのだが、最近の女性はどうなのだろうか。

とにもかくにも、運動不足を自認している家族が体を動かすのは、大賛成だ。

うんしょ、こらしょ。と床でのたうちまわっている家族を見ていると、私もやらねばという気持が湧いて来た。

そうだ!

この大振袖を、小振袖にしよう!

ということで、毎晩寝る前に、自己流の運動を日課にしている。

二の腕が筋肉痛になるので、効いているに違いない。

子供の頃から肥満児だった私。

ほっそりとした腕は、長年の憧れだ。

心おきなくノースリーブを着れる夏が、今年はやっと来るかもしれない。

そう思うと、体操にも身が入る。

ムフフと笑いながら体を動かす私を怖がって、遠巻きにする家族。

見てらっしゃい!

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恩返しに 恩返す

「亀の恩返し」に、行って来た。

「亀」とは、音楽プロデューサー亀田誠治さんのこと。

目もくらむ豪華メンバーに、亀田さんってすごいなぁと、思う。

お顔は失礼ながら、「食いだおれ太郎」が笑顔になったような福相をしておられる。

しかし、ギターを掻き鳴らす様は、スラリとした長身と相まって、カッコイイの一語に尽きる。

読売新聞長期購読者の恩恵に預かり、席はアリーナ。

最前列の後ろ、2列目だった。

しかも、亀田さんの真横なので、そのご様子を、つぶさに見ることが出来たのだ。

アーティストさん達が、亀田さんを満面の笑みで振り返り、時にはからむので、彼らの一番いいかお顔も、真近で見られて、ラッキーだった。

家族が、スガシカオさんのファンなので、チケットを取ったのだが、私が一番いいなぁと思ったのは、Charaさんだ。

かわいくて、セクシー。

トークも好感度大で、盛り上げ上手。

すっかりファンになってしまった。

直前に出演が発表された絢香ちゃん。

お声、歌唱力の素晴らしさからか、他のアーティストさんとのコラボが満載で、初公開のお歌まで披露してくれ、大活躍だった。

全く意識していなかったが、亀田さんには、数々の素晴らしいアーティストさん達の音楽を通して、「こんなにお世話になってたんだ」と改めて感服した。

それを、亀田さんから逆に「恩返し」されるなど、恐縮する思いだ。

「恩返し」第2弾もあるようなことも、おっしゃっていた。

次回があったら、必ずまた来たいし、今まで以上に音楽を通して「亀さん」に、有難うの気持ちを返したい。

3時間以上の立ちっぱなしなど、何のその。

未だ興奮冷めやらぬ思いで、今日もがんばるぞー!とステレオのスイッチを入れる。

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乙女達の園

コミックシティに行って来た。

コミケの親戚?

位の知識で行ったので、女性の多さ、控え目な雰囲気に、少々面食らう。

コミケでは名物のコスプレも、禁止だという。

各サークルさんの並べている品物を見て、納得。

見目麗しい男性のオンパレードだ。

お馴染のイケメンキャラが、個性豊かにデフォルメされて、圧倒される。

オリジナルと思われる美男子もたくさんいて、目の保養になる。

R18の品もあり、素人としては、せめて服は着ていて欲しいなどと思ってしまった。

意外だったのは、売り子さん達。

声高に宣伝するでもなく、うつむいて本やパンフを開いて、座っている。

初めて足を踏み入れた異空間に馴染めず、半ばボー然と歩いていると、ドッシンと人にぶつかる。

あ、すいません!

と謝ると、自分の母の年代に近い女性で、驚く。

重そうなトランクを引きずり、手には、ぎっしりと書き込まれたリストを持って、買いまくっているのがありありだ。

ところでトランクは、ここでは必需品だ。

入場券代わりのパンフレットでさえ、ズッシリと重い。

お気に入りの同人誌などを数冊購入したら、かなりな重量になり、歩きにくくなる。

それにしても、凄い数の女性達。

この女性達を目当てに、男性も集まるのではと見回すが、それらしい姿はない。

それもそうか。

彼女たちは、現実の男性よりも魅力的な人を、その胸の中にもっている。

キムタククラス位でないと、目もくれないのでは、と思ってしまう。

なんて勝手な想像をしながら、場違いなところに来てしまった気遅れに、遠慮がちに進む。

思わず目を惹かれる、プロ級の作品もあり、見ごたえがある。

せっかく来たのだから、何か買って帰りたい。

と思ったが、一つに絞れず、手ぶらで会場を後にする。

あなたの知らない世界。

まさしく、そんな感じだった。

高校の頃だったら、ハマってたかも。

あぶないあぶない。

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感 度 良 好

千葉テレビが、見れなくなった。

暴風雨と、落雷があった後から。

別に、いいか。

特にご贔屓番組がない私は、のんきにしていた。

が、2名の家族が、うろたえている。

それぞれ深夜、毎週予約録画をしている番組をもつ者達だ。

どうしようから始まって、いつ治るんだと騒ぎだし、なぜすぐに対処しなかったのだと、取り乱している。

そのパッション、もっと有意義なところで発揮してほしい。

とは、とても言えない状態だ。

とりあえず、テレビを購入した電気店に電話する。

すぐに業者さんに連絡を取ってくれ、なんと、その日の午後に来てくれることになった。

すごいな!コジマ電気さん!

もともと地形的な条件で、電波が入りにくい。

それに加えて、高いアンテナが立てられない事情が重なっている。

だが、地デジにしてから暫くはきれいに映っていたので、荒れた天候がきっかけだったのではと、駆けつけてくれた業者さんがおっしゃる。

早速電波状況を確認してくれ、対処法を話してくれた。

検討の結果、より大型で、高性能のアンテナに交換+ブースターの交換になった。

見積金額を聞いてすぐ、一人カチャカチャと電卓を弾く。

実は、業者さんが来る前に、ネット回線の利用も考えた。

しかし悲しいかな。

ここ富里は、サービスエリア外。

エリア内であれば、月に数百円の料金を払えば、安定した状態で地デジ放送を見れたのに、残念だ。

ということで、アンテナ交換にかかる金額と、回線利用した場合のランニングコストを比較てみたという訳だ。

ふむ、7年以上もてば、アンテナ交換の方に軍配が上がる。

今のアンテナは、その倍使ってきた。

では、もうしばらくは、アンテナ君のお世話になりますか。

という、おケチな結論を出す以前に、家族たちは「今すぐ交換して下さいっ!!」モード。

千葉テレビ、今日から見れるようになりますか?!

と、息巻く。

その熱意に打たれたのか、怯えたのか。

往復一時間かけて部品を仕入れて我が家に戻り、その日のうちにピカピカのアンテナをつけていってくれた。

親切な業者さんのおかげで、家族たちはニコニコだ。

働きもののATMがお休みのGW。

念のためにとおろしておいた現金を、全て出し切った、アンテナ交換。

足りて良かったけど、明日からどうする。

冷え切った懐に手を当て呆然としている私とは対照的に、お互いによかったねと頷き合う家族たち。

これだけの犠牲を払ったのだ。

それに相応しい、番組でないと納得できない。

いったい、何予約してるの?と、思わず詰問調になる。

マジンガーZ。

言えない。

聞いた私が、ばかだった。

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打ち上げ花火 線香花火

最重度で警戒されていた、鳥インフルエンザ。

流行の時期が過ぎ、ホッとしていた。

ところを、斜め後ろから蹄で、トントンと肩を叩かれた。

豚インフルエンザの流行は、そんな感じだ。

とりあえず買い置きのマスクは、無駄にならずに済みそうだ。

などと呑気なことを考えていたら、水際作戦をとる前に、すでに国内に入っていた可能性が・・・。

修学旅行に行っただけなのにと、かの高校生さんは当惑しているに違いない。

結局、豚インフルエンザかではなかったそうで、ホッと一息。

ゴールデンウィーク中、「亀の恩返し」に行く予定だ。

この調子で、予定通り行われるのだろうか。

全く思いもかけないところを突かれたと言えば、森田知事の「リニア構想」。

これは、かなり多くの千葉人が同じように感じたのではないかと思う。

前回の知事選で落選後、次回選挙に向けて着々と準備していたと聞く。

それが、「これ」かと、正直がっくりくる。

このご時世だ。

課題が山積し、しかも一つ一つが深刻なのは、この千葉も同じ。

なのに・・・・リニアですとっ?!

なして、リニア?

このお方、誰もが「あっ!!」と驚くド派手なことでないと、やる気が起きないのかもしれぬと思ってしまう。

季節はずれの大きな花火を打ち上げての当選後は、有名人とつるんでばかりで、本業はどうなっているのかと心配していたが、近頃は「完全」問題でおとなしくおなりあそばした。

ちゃんと知事してると、信じたいものだ。

これからの四年間、新知事のお手並み拝見だ。

期待はしていないが、足を引っ張るようなことはしない。

ちゃんと税金納めるから、ちゃんとお仕事してねと、願うばかりだ。

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