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2009年4月

泥 々 の 野 望

バラが、こちらを向いて咲いている。

すごく、嬉しい。

毎年一番乗りの白いバラ、オドラータだ。

以前は台木として使われていた品種らしい。

それ程丈夫で、グングン枝を伸ばす。

隣の木の枝に自分で寄りかかり、丁度窓の前で枝垂れている。

根元から咲き進んだ花が、こちらを向いてほほ笑んでいる。

いつも、太陽の方向を向いて咲くので、後姿ばかり見せられているのに。

だからこの頃は、カーテンを開けるのが楽しみになった。

まん中のうっすらピンクも可愛く、香りも強い。

側で見ようと窓を開けると、甘い香りに、思わずにっこりだ。

いつか広い土地に移れるならと、唐突に妄想が始まる。

家は、小さくてもいい。

庭を広く、と思う。

そして家は、土地の南寄りに建て、北側に大きく庭をとる。

そうすれば、いつも花達を、正面から眺められる。

そのためには、北側だが大きな窓。

憧れの3重サッシをはめ込み、家の中から絵画のように美しく整った庭を眺める。

叶えるには大金と、尽きることのない庭仕事をこなす努力が必要だ。

うーむ。

夢のまた夢だと、溜息をつく。

とりあえず今出来ることをと、日々庭を這いまわる。

いつもなら、とっくにライバルが登場して、追いかけっこが始まっている時期だ。

が、今年はまだお目にかからずに済んでいる。

その代りなのか、足首をダニに噛まれて、かゆくてしょうがないが。

強風が続くため吹き飛ばされたか、それとも・・・・。

チラリと、庭の隅に差し込んである、モスキートキラーライトを見る。

もしかして、君のお陰なの?

太陽光で蓄電し、夜になると点灯する、UVライト。

蚊などをおびき寄せ、電撃で退治するとの触れ込みなので、使ってみた。

ちゃんとついているか不安で夜覗くと、紫色の光がぼんやり灯っている。

頼りないような、弱々しい照明に、「大丈夫だろうか?」と不安に思っていたが、思いのほか活躍してるのかもしれないと、見直す。

バラの手入れをしていたら、「いつもきれいね」と、お褒めの言葉を頂き、嬉しくなった。

もうすぐ、バラの季節。

「満開になったら、写真撮らせて」と頼まれていることだし、いつもよりも念を入れて世話をする。

順ぐり咲き出したクレマチスを切り、部屋に飾る。

そんな毎日が、たまらなく楽しい。

あぁ、幸せ。

いいや、このまんまで。

望は全て叶った。

そんな気になる程、春が幸せだ。

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勢  揃  い

食事を終って、のんびりテレビを見ていた。

と、いきなり頭上で、ゴロゴロ・・・と雷が鳴り出した。

位置が低いようで、すぐ上から聞こえる。

遠雷に気づかず、いきなりだったので、ドキッとした。

とはいえ、窓は全部締めてあるしと、テレビ視聴に戻る。

突然何の前触れもなく、正面の掃き出し窓から、赤い光が飛び込んできて、3mほど先でパッと直径30㎝位の大きさに弾けた。

それと同時に、テレビや照明が、ほんの一瞬消え、またついた。

わー、雷の影響だろうけど、珍しい。

と思っていたら、数秒後に大音響。

ド、ドドド~ン!!

と共に、掃き出し窓が室内側に膨らみながら、ビリビリと振動した。

おぉぉぉ!!

近所だな。

すぐに外を確認しようと窓に近寄る私を、家族が引き止める。

それ程間近での衝撃だった。

程なく防災無線から、「林野火災」の放送が流れた。

が、消防車の音は聞こえず、あまり経たないうちに「鎮火しました」のお知らせが放送され、ホッとする。

その後就寝。

明け方に、割と大きな揺れを感じつつ、また寝てしまう。

起きて気づいた。

地震

火事

ときたら、あとは「おやじ」だな、と。

車中で家族が乗り込むのを待っていると、「コンコン」とガラスを叩く音。

横を見ると、ご近所さんが立っている。

ウィンドウを下げると、「昨夜の雷、凄かったねぇ!」と話しだす。

頷きあってから、「ところで、お宅の電話大丈夫?」と聞かれる。

そのおじ様のお宅の電話やインターネットが、落雷の後、使えなくなってしまったらしい。

なんと!

直撃でなくても、雷の影響を「拾って」、故障することが、ままあるらしい。

そう言えば、落雷による電気系統の故障を、火災保険で保障されるという話を聞いたことがある。

そのことをお伝えして、走り出す。

直撃を受けなくても、確かにすさまじいまでの衝撃が、我が家にも伝わって来た。

すごいなぁ。と、改めて自然の力に感じ入る。

雷を蓄電できたら、結構な節約になるんでないか?

などと、今更ながら考える。

暫くしてから、ハタと気づく。

あっ、「おやじ」・・・・だ。

おじ様、ごめんなさい。

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前  夜  祭

一人、エディー・バウアー アウトレットしてきた。

思う存分物色、試着。

一人だと、心行くまでエディーを満喫できた。

大満足して、ホクホク帰る。

「見よ!この成果を!!」

部屋には自分しかいないのに、誇らしげに広げる。

次に、電卓をカチャカチャ弾く。

なんとトータルで、8割引の買い物をしたことになっている。

うーむ。一人だと、いい数字が出るな。

勝算の原因を探るべく、今日の買い物を振り返る。

今回は、放っておいてくれない店員さんだった。

あれや、これやと、商品を持ってきて、勧めてくれる。

とりあえず、キープする商品を預かってもらい、お勧めされた品に、一応袖を通す。

いつもなら、7・8割引のものだと、「安いし、いいか」と、買ってしまっていた。

わざわざ勧めてくれたものだし、というのもある。

が、今回は前回来たときから、あまり時間が経っていないので、店内の品揃えは、ほとんど同じだ。

先日諦めた品々を、もう一度目の前にすると、それ程欲しくなくなってたり、また近いうちに来ればいいやと、冷静でいられた。

そういう訳で今日は、感性にドンピシャで、なお且つお得度の高いものだけを厳選する事が出来たのだと思う。

おぉ、そうか。

ちょくちょく行くと、かえって余計なものを買わずに済むのか。

と、自分に都合のいい結論をもってくる。

ピンポーン。

出ると、先日注文した香蘭社の福箱が届いた。

おぉ!

早速開ける。

模様違いの飯椀と子皿が1組。

蓋付きのウサギちゃん小鉢が一つの、全部で5点だ。

全体的に小ぶりだが、一つ一つがやけに可愛い。

テーブルに並べると、シンプルながら、「食事を大事にする人の食卓」、という感じになって、感嘆する。

しかし、家族にと考えていた飯椀は、思ったよりも小さい。

これでは、何杯もお代りしそうだ。

じゃいっそ、私の使ってるのを家族にまわして、私はこっちを・・・・。

またもや、自分本位の思考を始める。

明日から、ゴールデンウィークだ。

特に心躍る予定がぎっしりというわけでもない。

ならば今日はその分、思うままに大好きな買い物に浸る日としよう。

引き続き、一緒に届いた香蘭社の「有田の陶器市」で買った包みをほどく。

目にも鮮やかな椿の中鉢に、木箱に収められた高級湯のみセット。

す、素晴らしいっ!

目が、星になる。

あぁ、いい日だな。

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祈る心と 折る心

今年も、なのはな生協のピースアクション活動に、参加している。

協力できる千羽鶴の数を申請すると、その分の折り紙が届く。

締め切りまでに間に合うように、一日何羽折ればいいか見当をつけ、折り始める。

折るのは、就寝前。

ついているテレビを時々見ながら、ひたすら手を動かす。

本当は、一羽一羽、心を込めるものなのだろうに、申し訳ない限りだ。

今年は、いつもの年よりも、うんと早く終わりそうだ。

というのも、家族の帰宅を待つ時間が多いからだ。

送迎を受け持っているので、どんなに遅くても、起きていなければならない。

よって、はかどること、はかどること。

折りながら、知人の言葉を思い出す。

家族間のもめ事に消耗する日々。

やはり就寝前のひととき、一人黙々と手を動かす。

缶いっぱいになった折り鶴をみて、「それ、どうするの?」と聞かれる。

「捨てるんだよ」と、いつも答えるという。

明るくて、周りを元気にする彼女。

そうやって自分を慰め、やり場のない苦しみに耐えてきたんだと知り、ますます彼女を尊敬した。

静かで、凛とした美しささえ漂う、心のけじめのつけ方だと、心底思ったからだ。

それに引きかえ、自分はなんだ、と思う。

反省し、生協のお兄さんにも相談したが、「行為だけで、充分ですから」と、慰められた。

一羽一羽は無理でも、折り上がって糸でつなぐときに、平和への祈りを込めよう。

今夜も指先が、折り紙で染まる。

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有田の陶器市

に、参加した。

「参加」というのは、佐賀まで行っていないから。

香蘭社の楽天ショップで今、有田陶器市として、限定福箱や大幅値引き品がアップされている。

そこで、早速買い物をしたということだ。

福箱は年末も1万円のものが出たが、今回は香蘭社の中でも、ポップで楽しい絵付けの、赤繪町工房福箱5千円が、限定30個発売されている。

中身は5点。

福箱限定の品々で、実質1万円以上するらしい。

気になる中身は、シルエットで、アイテムと絵柄を、だいたい確認できる。

見ると、飯椀らしきものがあるので、丁度ヒビが入ってしまい、予備を使用している家族にと思っている。

赤繪町工房のものは、香蘭社の中でも、高い。

パソコンのマウスぐらいの大きさの小皿で、1枚千円以上した。

が、実物を手に取れば、それも納得する質感と、使い勝手。

こんなチャンスは滅多にないと、すぐに申し込んだ。

到着が楽しみだ。

それに加え、店舗から直接入れないが、メール会員限定の陶器市も開催されている。

まだ登録していない人は、これを機会にメルマガ登録してみては。

ちなみに、楽天の香蘭社ショップ担当は、脇さんとおっしゃる。

とても気さくで、楽しいお方だ。

今から会員になって、陶器市メールが届くか不安な場合は、脇さんにお願いしてみたらどうか。

そこでは、通常の商品が、かなりお得になっている。

少々難ありの場合も有りと、ことわり書きがあるが、お試しには最高かもしれない。

どれも欲しいが、予算には限りがある。

絞りに絞って、以前から欲しかった椿の中鉢と、高くて手が届かなかった四季の花の湯呑揃えを注文。

こちらも、楽しみだ。

食器が好きで、スペースから溢れる程ある。

が、いつも自然に手に取ってしまうのが、香蘭社のものだ。

何といっても、その地の美しさが、料理を引きたててくれるから。

手触りも優しく、一見何のことはないように見えて、細部に粋な工夫が隠されている感じだ。

一度行ってみたい、有田の陶器市。

が、混雑と、何といっても交通費や宿泊費を考えると、お得かどうか、ケチな私は考えてしまう。

家にいながら、いいものを安く買える。

有り難や、有り難やだ。

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大事なことも おおよそ まんがに教わった

待合室に、雑誌がたくさん置いてあった。

が、迷わず「エロイカより愛をこめて」が表紙になっている、プリンセスGOLDを手に取る。

ほほー。

プリンセスから、GOLDに移動したんだぁ。

読み切り60ページでボリュームもあり、嬉しくなる。

しばし、熱中・・・・・。

やっぱり、「エロイカ」は面白い!

世界情勢から、美術、建築、ファッションの歴史にトレンド。

コミカルにテンポよく展開するストーリーのなかに、ぎっしり詰まっているのに重くない、絶妙な加減。

初期の頃の少佐のセクシーさが、加齢と共に消失してしまったのは大きな痛手だが、それを補って余りある楽しさに、今も変わらず引き込まれてしまう。

やっぱり、コミックス集めよう。

主目的をそっちのけで、ウキウキと帰る。

受験のカリスマ和田秀樹氏も、少女マンガをただの娯楽ととらえていない。

むしろ、国語力の増強になると、「漫画なら、少女マンガを読め」と勧めている程、奥が深くためになる作品が多い。

振り返れば、素朴で節制が信条の両親は、映画、美術館などとは、とんと縁がなかった。

映画には、ごくたまに連れて行ってくれたが、「キタキツネ物語」などの動物ものに限られていたので、世界の名画を鑑賞する機会は、ゼロ。

小さな頃から、お小遣いのほとんどを、本屋さんに貢いでいたので、「読む」ことから多くの知識を得ていたようなものだ。

なかでも、お子さんが、日本映画よりも、ディズニーなどのハリウッド作品に魅力を感じるように、萩尾望都さんや、青池保子さんさんなど、外国を題材にするコミックに熱中した。

特に青池さんの、「イブの息子たち」は、古今東西の伝説実在を問わず、たくさんの名の知られた人物が登場し、一般常識の塊のようだった。

お陰で楽しみながら、幅広く沢山の知識を得られたと今でも思う。

「王家の紋章」を読んだだけで、高校の定期テストでほぼ満点をもらえたし、マンガだとバカにしていたら、とてももったいないことだと思う。

ここしばらくご無沙汰していたが、また、マンガ喫茶に行こう。

いい大人がする決心ではないかもしれないが、面白いんだから、しょうがない。

ということで、友人から回って来た「移動図書館」が、2つも溜まっている。

お許しを。

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じっくり ゆっくり

クマチスが、咲き始めた。

今年も、及川フラグリーンさんの、「砂子(いさご)」が一番乗り。

陰になっていしまう場所に咲いている花を切って、活ける。

あまり切り花というイメージはないが、思いのほか長持ちして、驚く。

顔を近づけると、菊の花に近い、なんとも清々しい香りがして、一輪で二度おいしいことにも、気が付く。

及川辰幸氏作出の、純白で整った花型のクレマチスで、株が充実すると、八重咲きになるとのこと。

我が家のはまだ一重だが、そのときが楽しみだ。

イエローリーフのモンタナ系、「金色(こんじき)」も、一斉に咲き出した。

ちょっと前に及川さんから来たばかりだが、早速実際の花を見ることが出来て、そのかわいさに感激している。

大きくなったら、半日陰の場所を、その黄色い葉と白い花で、明るくしてもらおうと、期待しているのだ。

少し前まで色彩のなかった庭が、今は春。

様々なグリーンで、一杯だ。

それを思うと、育てる楽しみは、待つということだと、しみじみ思う。

園芸家の奥峰子さんがご本に、イギリス留学のことを書いておられた。

そこで感激したのは、木の種を買い求める人たちの多さだったという。

御年配のご夫婦が、当たり前のように買っていく。

もしかしたら、花や実を見ることなく、去るかもしれない。

そう考えると、大きめの苗木を、私などは選ぶと思う。

待つこと、次の世代に託すこと。

読んで私も、園芸大国の人々は、それをごく自然になさっているんだと、感激した。

せっかちな国民性のなかでも、よりせっかちな方だと自覚している。

すぐに実(結果)を結ぶものは、小さかったり、スカスカだったり。

今までの経験を振り返ると、まさしくそうだった。

よーし。これからは、待つことを楽しめるようになるぞ。と、決める。

鉢が小さくなってしまった、ブルーベリーを、先日やっと大きな鉢に植え替えられて、ホッとした。

「早く大きくなって、いっぱい実をつけるんだよー」と話しかけながら、たっぷり水をやる。

ハッ!もうせっかちに戻ってる。・・・・。

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豊     漁

ケマンソウが今、花盛りだ。

切れ込みが入ったフワリとした葉に、ピンクの袋状のハート型の花が、ズラリと並んで枝垂れる、優雅で、かわいい姿をしている。

その優しい雰囲気とは裏腹に、一度植えれば、何年も咲いてくれる丈夫な宿根草だ。

花が終わると、「じゃ、また来年ね」と程なく地上部が枯れ、土の中に姿を消す、潔さ。

ゆえに、存在すら忘れられ、日陰でほったらかしにされても、けなげに春と共に芽を出す、親孝行ものだ。

今年も、時期になるまで裏で育て、見頃になったので、表に飾った。

この一鉢に、ある方々が、高確率で引き寄せられる。

もしや・・・、と思っていたが、また同じことがあったので、最近確信した。

ある日、「お荷物で~す!」と若い男性が、インターフォンのモニター越しに笑顔を見せる。

ハンコを持って、急いでドアを開ける。

いつもだと、荷物を差し出しながら、「認印お願いします」と伝票を渡されるのだが、このときは違っていた。

荷物そっちのけで、足もとを凝視している。

「これ、何ていう花ですか?」

「えと、ケマンソウです。」

「どこで買ったんですか?」

「うちは通販ですが、近所のホームセンターなら、今の時期大体売ってますよ。」

「そうですかっ!」

パァーッと明るいお顔になり、るんるんと帰って行かれる。

ほー。園芸好きなお方なのね、と見送った。

後日、別件でまた来てくれたお兄さん。

「ありました!買いましたっ!!」と、目をキラキラさせながら、報告して下さった。

よかったー。と、私も嬉しくなった。

それから、あのお兄さん程ではないが、ケマンソウに興味を持つ人が、続出した。

何が咲いていようが、知らんぷり。

の家族ですら、「おもしろい花だなー」と感心している。

別の家族も、「これ、何ていうの?」と聞いてきたし、荷物の配達などで来て下さったお兄さんやおじ様から、同じ質問を何度かされた。

不思議なことに、男性ばかりなのだ。

女性は知ってる人が多いからかな?

とも考える。

それは別として、花の名を、そう親しくもない人に尋ねるのは、男性にとってはちと、ハードルが高いのではないかと、勝手に思う。

男性が、知りたいという欲求を抑えることが出来ない、魅力的な花。

なるほど。

別名、タイツリソウとは、よく言ったものだ。

もっと早くに、植えておくんだった・・・・。

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へなちょこなんかじゃ

初めて、ヘナを使ってみた。

市販の髪染めは、かなり体にダメージになる。

それに対してヘナは、体に優しい植物原料から出来ているので、髪染めと同時にトリートメント効果もあると、なのはな生協では、ずっと推奨してきている。

以前そのなのはな生協主催の、「ヘナ講習会」に参加した。

母は、パーマと髪染めを同時に、行きつけの美容院でやってもらっている。

どちらか一方だけでも、強い薬剤を使うのに、両方を同時にとは、かなり心配だった。

そこで、髪染めだけでも安全なもので、との思いで参加したのだ。

2名の方がモデルになって下さり、詳しい手順やコツを伝授してもらって、早速母に試す。

が、母は、面倒だと感じたのか、それとも、どうせパーマで行くからと思ったのか。

以降、一度もリクエストされることなく、いつもの美容院に通っている。

時は流れ、周りがオシャレにカラーリングを楽しんでいるの横目に頑張って来た自分も、そろそろ気になる状態になって来た。

先日、久しぶりに美容院でスッキリして帰ってくると、水面下に隠れていた白組が浮上。

一気に危機感が高まり、ヘナへ手が伸びたのだ。

かなり時間が空いてしまったが、講習会で実際に見ていたのは、大きかった。

自分でもびっくりするほど、うまくいったのだ。

その時伝授されたコツは、2つ。

水分と、温度だ。

ヘナは、緑色の粉末状態。

それを、マヨネーズ状になるまで、41・2度のお湯でねる。

タレたり、流れるようでは、水分が多すぎだ。

よく混ざったら、地肌からたっぷりと入れていく。

暖かいので、どこまで入ったかが分かる。

頭皮全体に入ったら、髪にまぶしつけるように揉み込み、まんべんなくいきわたるようにマッサージ。

のんびりしていると、乾いてきてしまうので、ここは手早く。

あとは、ラップでぴっちりくるみ、ラップの上からドライヤーで5・6分熱風で暖め、更にタオルできっちりくるむ。

そのまま20分~40分。

ヘナをよく流してからシャンプーし、コンディショナーなどをして、普通に乾かすだけだ。

使い方や注意点は、たくさん出ている商品によって微妙に違うので、それに従う。

今回意外だったのは、「落ちやすさ」だ。

染色効果ではなく、使用した道具から、布についてしまった染みなど。

「ヘナ専用」と覚悟して用意したプラスチック容器や、肩にかけたタオルなどは、すぐなら、きれいに落ちたので、道具を特別に用意する必要はなさそうだ。

あと、終わって数時間は抹茶とよもぎを足したような香りに包まれる。

それ程きつくはないが、苦手な人は、ちょっとつらいかも。

手順を簡単に書いたが、使用前に髪を念入りにシャンプーすることや、耳の後ろや髪の生え際にクリームなどを塗って、染まらないようにするなど、細かい注意がある。

しかし、家で安全安価に髪が染められる充実感は、ケチな私には、大変ありがたい。

髪の長さや、商品の値段によって違うが、私の場合は一回500円程しかかかっていない。

ただし、商品選びは注意深く。

ヘナ=安全というイメージを利用して、化学染料にヘナをちょっと混ぜたものを、「安全」と売り出している「マガイもの」もあるからだ。

「ヘナ100%」がラインナップに入っている商品のものを選ぶことを、お勧めする。

ところで次回は、お風呂の中でやろうと思う。

私は、頭を冷やすと、途端に頭痛がしてくる。

ラップを取るとき、頭は驚くほどホカホカだったが、やはり水分がついたままなのがきつかったのか。

頭痛と寒気がしてきてしまったからだ。

しかし、翌日、髪はツヤツヤ、サラサラで、コンディションもいい。

女性はもちろん、男性にもお勧めだ。

ぜひ一度、お試し下さい。

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存     在  

見ている人がいないと、自動的に電源が切れるテレビが発売された。

ほほー。無駄がなくて、いいですな。

CMだと、なんと、居眠りしても、消えている。

どのようにして、人がいて、なお且つ「視ている」と判断するのだろうか。

すごいなぁ。

と、技術の進歩に感心するが、ちょっと気になることが。

逆に、視てるのに、消されてしまうことは、ないのだろうか。

クライマックスシーンで、固唾を飲んで画面を凝視している。

の、最中に、プツッと切れたら、すごく悲しい。

それならまだいい方で、ある特定の人物、例えば、なぜか私一人だけが「視てる」と認識してもらえない場合。

私が一人でテレビを見てた場合、必ず電源が切れてしまうことの方が、もっと悲しい。

相手は機械だ。

好き、嫌いの問題ではないと思いたい。

が、これだけ進化を遂げているのだから、もしかしたら・・・・。

などと、一人で暗くなる。

暗くなると言えば、携帯。

家族が、節約のために、私の携帯を「省エネモード」にしてくれた。

これが、曲者。

えっと・・・・、それから・・・・。

えらく操作が遅い私は、待ちきれなくなった携帯から、消灯されまくりだ。

「私には合わないから、元に戻して。」

と、家族に言ったのだが、

「間に合う位早くなればいいんだから」と相手にしてもらえなかった。

それなら、今から言う通りに、メール書いて。

と、その家族に携帯を渡し、口伝を始める。

片手の指が、目にもとまらぬ速さで動き、みるみる文章が出来上がっていくのを、信じられない思いで見つめる。

私なら、30分はかかるのに、言い終わると同時に書き終わっている。

むむ。

キーボードならなんとか、人並みの速さで打てるのだが、どうも携帯の「ボタン使いまわし」には、馴染めない。

思えば、便利になればなるほど、使いこなせない機能が多くなった自分が、不甲斐ない。

これ以上、便利さの中で、みじめな思いをするのは、遠慮したい。

シンプルが、一番。

この境地に、とうとう私も到達してしまった。

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振り向~かないで~♪富里のひ~と~♪

コピーをとろうとして、コンビニに行く。

先に来ていた人が、「たくさんあるので、先にどうぞ」と譲ってくれた。

有難うございますとお礼を述べつつ、「急がねば」と内心焦る。

こんな時に限って、「あ、あれ?あれれっ?!」

フリーズしちゃった・・・・。

待たせている人をも巻き込んであれこれ試すが、コピーは動かない。

「お店の人呼んできますね」と行こうとするのを制止して、「いえ、私が!」と駆ける。

何のことはない。

料金を入れていなかったのだ。

1枚10円ね。と、思ったことで、払ったつもりになっている、ご都合脳が情けない。

譲ってくれたのが、イケメンのお兄さんだったことも、恥ずかしさに追い打ちをかける。

この頃、万事この調子で、自分のお脳が、心底心配になる。

が、脳みその働きが鈍いのは、今に始まったことではないと、思いつく。

家族には、定期的に同窓会がある。

その度にいそいそと出かけていく家族を見送るが、複雑な心境だ。

羨ましいのでは、決してない。

あの家族でさえも出来ていることが、私には出来ないという事実を、認めたくないというか。

私は、例え自分の同窓会があったとしても、絶対に行かない。

いや、行けないのだ。

なぜなら、ほとんどの人が、私にとっては初対面の人だから。

つまり、クラスメイトのほとんどを覚えていないのだ。

特に、学校生活全般に渡って縁がなかった男子は、ほぼ壊滅状態だ。

例外は、極端な暴れん坊で、先生も手を焼いていたような、やんちゃな子。

もしくは、自分に敵意をむき出しにしてきた相手など、忘れたくても忘れられない子達だ。

しかし彼らのことは、脳みそが覚えているというより、心に焼き付いてしまったので、思い出せるという感じか。

さすがに女の子は男子よりも多く記憶しているが、仲の良かった子達以外は、時代が混同されている。

あの子、中学のクラスメイトだっけ。

それとも、高校時代の・・・。

もはや、カオスである。

幸か不幸か、幹事さん達に熱意がなく、お呼び出しは今まで2度だけだ。

もちろん、両方ともご遠慮したが。

「同窓会」というと、皆様どのような感情が呼び起されるのだろうか。

多くの方にとっては、マンガやドラマのように、新たなロマンスの始まりを期待させる、甘酸っぱいものなのだろうと想像する。

しかし、私にとっては、覗いてみたいが近寄れない、結界ゾーンのようだ。

では、家族にとってはどうなのだろうかと、考えてみる。

「いつ産まれても、おかしくない。」

家族のお腹は、一年中そんな状態だ。

そんなメタボディを堂々と昔馴染みに披露する。

考えてみたら、すごい勇気だ。

ロマンスなどというフワフワしたものなど、宇宙の彼方まで吹っ飛ばされるに違いない。

ということは私は、あの家族に、記憶力だけでなく、思い切りでも負けている。

・・・・・・全然悔しくない。

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お手をどうぞ

フィギアスケート・世界国別対抗戦最終日、トリを滑るのは、我らの浅田真央ちゃん。

アナウンサーの方が、「最後の仮面舞踏会です!」と繰り返していたので、気になった。

今シーズン最後ということ?

それとも、来期はプログラムの変更が予定されてるのだろうか?

先に「200点越え!」のニュースを見てからの放送だったので、余裕をもってテレビの前に座る。

しかしあの、「ブンチャッチャァ・ブンチャッチャー・・・」の音楽が始まると、自然に力が入るのを止められない。

苦手ジャンプのことを考えなくていいことが、真央ちゃんの翼を軽く、強くする。

流れるように、次々と技を決め、鳥肌が立ちまくりだ。

区切りの静止ポーズが流れ気味で、音楽と合っていない部分もみえたが、解き放たれた天使の羽ばたきは、誰よりも高く舞いあがる。

はーーーーーーっ!!

感嘆の大きなため息が、無意識に飛び出す。

終わりよければ全てよし。

吹っ切れたような真央ちゃんの笑顔を見れて、本当に嬉しい。

ところで、今日の「題名のない音楽会」は、ワルツの歴史だった。

もう日本人の目に耳に焼き付いた、真央ちゃんのフリースケーティング。

そこで流れる、大人の秘め事を含んだ、怪しげなメロディ。

着うたダウンロードで、クラッシック異例の数字を叩き出した、ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」も、演奏された。

演奏の素晴らしさと、今期も全力で戦い抜いた真央ちゃんの姿が浮かび、目頭が熱くなる。

真央ちゃんの側についた人たちは最初、誰もが一様に驚くという。

「こんなに練習する選手に、会ったことがない。」と。

あのあどけない笑顔のどこにも、そんな苦労は微塵も見当たらない。

専門家も目を見張る練習量を日々こなし、大会でその成果を、淡々とみせる。

精神的なプレッシャーや、体が本調子でないことも、山のようにあるだろう。

それを、おくびにも出さないし、努力をひけらかすこともない。

その姿勢は、正に職人。

スケートが、本当に好きなんだなと、思った。

あの小さな肩に、国中の期待を背負って滑り続ける。

今期も、いっぱい感動と喜びをもらった。

改めて、浅田真央さんに、心の底の底から感謝の気持ちが湧き起こる。

有り難や、有り難や。

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一人前で知ったこと

家族のメタボディを改善すべく努力するが、明るい兆しが、全く見えてこない。

早食いは肥満の元。

家族は、御多分にもれず、超がつく早食いだ。

外食すると、家族の注文したものが遅く運ばれてきても、こちらが半分も進まぬうちに、食べ終わる。

必死に追いつこうと焦る。

待たせている後ろめたさをごまかすために、「食べる?」と、つい聞いてしまう。

この問いに、「NO」と答えたことは、今まで一度もない。

そうか。これもメタボへの元凶だったのだと、遅まきながら気づき、反省する。

家で大皿に盛ったおかずを一応は遠慮がちにつつくメタボディだが、食べるのが早いだけに、自然と食べ過ぎてしまっているに違いない。

以降、大変面倒なのだが、おかずを一人づつ盛り付けるようにした。

そうすれば、極端な食べ過ぎを防げるし、続けるうちに「適量」を体が覚えると思ったのだ。

面倒だが、いいこともある。

まず、眠っていた食器の出番が来て、食卓に彩りが増えた。

食器好きで買い集めるが、しまい込んで忘れてしまうパターン。

箱に入ったまま奥に押し込んであったものを引っ張り出して、在庫確認した。

すると、あるある。

おー。我ながら、いいセンスしてるじゃん。

と、自画自賛しながら、新鮮な気持ちで食卓に並べる。

家族全員別盛りにすると、食器でテーブルいっぱいになる。

なんか、旅館の夕食みたいで、見ただけで少しお腹がふくれる気がする。

なんて思うのは、私だけか。

「御馳走さまー」と、誰よりも早く声をあげるメタボディが、まだ物足りないのか、お菓子の入っている籠を、ガサゴソとあさっている。

ふー。もっと強制力のある方法でないとだめか。

買い置かないことが一番だが、それでは他の家族の楽しみも奪うことになる。

そこでちとかわいそうだが、お菓子の中でも高カロリーのものは隠しておき、メタボディが好きな時、好きなだけ食べれないようにしている。

一人分盛りで、更に思いもかけない事実が判明した。

自分が、野菜をほとんど食べていないという事実だ。

均等に盛ると、どうしても私には多い。

メインのお肉やお魚も、「あとは、食べて」と、ほとんどを食べざかりの家族に分ける。

そして、野菜の一品も食べ切る前にお腹がいっぱいになり、「あげる」と押しつける。

野菜を先に食べればいいのだが、「パン、おかず、スープ、と順番に食べるんですよ。」という、小学一年生の給食時に言われたことがしみついて、一点食いがどうしても出来ない。

プチベジタリアンを自認していたのに、肝心の「ベジ」を食べていなかったとは。

ショックだった。

これでは、いかんと、以来意識して野菜を食べるようにしている。

一人の食事などは、あるものを適当に食べていたが、そういうときでも、きちんと野菜スープなどを作るなど、必ず野菜を料理するよう心がけている。

野菜でお腹いっぱいにすると、おやつがあまり欲しくなくなるというメリットもあると気づく。

お陰で、体重が元に戻りつつある。

自分のことって、分かってるようで分かってない。

いい大人なのに、食欲をコントロールできなかったり、体に良くないことしてたり。

まだまだ半人前だ。

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ナイト ライフ

最近は、頻繁に庭に出る。

それは、見回りのためだ。

クレマチスに続いて、バラの蕾もだいぶ膨らんでくる。

いつ咲くかな・・・。と楽しみにしていると、ある日、上を向いていた蕾が、首を垂れてしおれていて、がっかりする。

これは、「バラゾウムシ」の仕業だ。

体長2・3㎜のミニカメムシのような硬い体に、名前の通り顔の先にゾウの鼻のようなストローがついている。

それを蕾の茎に差し込み、チューチューするのだ。

やがてその茎は、栄養が行き渡らなくなり、逆Uの字に曲がって、枯れる。

去年までは、それ程の数でもないしと、放っておいた。

が、早咲きのチャイナローズが次々に被害にあい、何かが切れた。

丹念に見て回り、見つけると瞬殺にする。

その際は、「ゾウムシセット」が必需品だ。

ゾウムシは、すばしっこい。

身の危険を知ると、すぐにダイブ。

ツルツルしたコンパクトボディゆえ、すぐに見失ってしまう。

そうはさせるかと、バラ愛好家の中では、キャッチ道具が様々に話題になる。

白い軍手で受け止めるとか、箱を利用するなど。

私は、身近にあった、プラスチックのタッパーを使う。

飛ばずに、箱の中から徒歩で逃げようとするが、それが結構速い。

タッパーだと表面が滑り、のろまな私も逃げられずに済むからだ。

タッパーと、ハサミの間に挟まれて、お仕置きが終わる。

やり出すと、止まらない。

よくも今までやってくれたなと、長年の恨みも噴出してくる。

水やりの時はもちろん、ちょっとの間も逆Uの字を探してしまう。

まだ吸い出したばかりらしく、茎にストローを刺し、夢中で吸っているのを見つけると、やけに嬉しくなる。

シュタッと、タッパーを差出し、バラから引き離す。

転がって逃げたつもりがハサミでギュッ。

プチッとお仕置きが済むと、さぁ、次はどこ?と、「かかってきなさい!」状態だ。

同じように今度は、割りばしを手に、巡回する時もある。

「チュウレンジハバチ」に、お仕置きするためだ。

同じくバラの茎に針を刺し、卵を産みつける。

産卵された茎は無残に裂け、枯れることはまれだが、弱ってしまう。

もっと厄介なのは、生まれた幼虫たちだ。

色は、きれいな黄緑色。

集団で行動し、葉を葉脈だけ残し食べつくす。

見回りをさぼると、あっという間に一枝の葉を完食したりするので、油断が出来ない。

これを防ぐため、まず産卵を阻止する。

逆さになって、茎にお尻の針を刺して産むのだが、体が黄色いので結構目立つ。

見つけたところを箸でつまんで引き離す。

産み始めたら中断できないのか、絶対に動かないので、確実に捕まえられるのだ。

既に産んでしまったものは、セロテープで茎を巻いて、窒息させるなどの手もあるが、出てきたところを木酢液など天然の忌避剤で一網打尽にできるので、放っておく。

気温が上がり、虫達が威勢よく動きだして、大忙しだ。

今日も花を守るために、パトロールが続く。

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奉仕への報酬

ガソリンを入れる時、必ず同じカードで入れている。

洗車も、灯油も、タイヤ交換も。

加えて、ネットで買い物をするときに、そのカードのウィンドウを経由して、ポイントをゲット。

その成果を手にすることができる、年に一度の景品交換期間がやって来た。

何にしようかな?

今までは、欲しいものが見当たらず、商品券にする事が多かった。

しかし今年は、ガソリンの高騰も重なり、いつもよりも持ちポイントが増えた。

そこで、「見てもしょうがない」と、素通りしていた、上階の景品を初めて覗く。

なんと、欲しいものが一杯だ。

一段階の上下が、天と地ほどの差があることを、今回初めて知った。

しかし、欲しいものがあり過ぎても、今度は選ぶのに困る。

順ぐり、詳細をチェックする。

あれこれ覗いているうちに、そういえば、と、ある言葉が浮かんで来た。

フジテレビの、「ごきげんよう」で、川島なお美さんが、風水のお話をしていた。

「基本は、きれいにすること。お掃除ね。」

日頃からさぼりがちな分野を、ズバリと突かれ、その言葉が頭の中をリフレイン。

そうだ!迷うことはない。

お掃除グッズを貰おう!と気づく。

重い掃除機を運ぶのがおっくうで、うっすら埃が積もった階段。

ダスターで拭くが、静電気でのらりくらりと逃げられてしまい、とりきれない。

これを解決するために、前々から、小さめの掃除機が欲しかった。

しかし、自分が動けば済むことだしと思うと、購入に踏み切れなかったのだ。

よし、まずは、掃除機だ!

おぉ、小さいながらも、サイクロン式のものがある。

詳細を見ると、ツインバードさんのものだ。

これなら、メンテもばっちりだし、安心して使える。

もう一つ、同じツインバードさんのもので、パソコンのキーボードなどの細かいことろの汚れを掻き出して吸う、プチ掃除機もあったので、使ってみることにした。

このふたつがあれば、ちょこっと掃除も、小まめにできそうだ。

気づいたらここで、ポイントの大部分を使ってしまった。

あとは、半端になってしまったポイントを、余さず消化し、この一年の努力を無駄にしないようにするのみだ。

そうして今年も、我が家のポイント祭りが終わった。

早く、掃除機来ないかなー。

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はい チーズ

以前から調子の悪かったドアフォン。

時々、呼び出しチャイムがならなくなって、家族が立ちあがった。

前々から目をつけていた、録画機能付きドアフォンを、買いに出かけたのだ。

幸い、近所のホームセンターで、特売をやっていた。

定価よりも、数千円安く手に入り、ホクホクしながら帰る。

「取り付けは、いかがしますか?」と、お店の人に確認されたが、家族がきっぱり断る。

どうやら、資格を有した人でないといじれない手順の取り付けらしい。

普段あまり活かされていないが、実は家族は電気系だ。

ポケモン、ではない。

30分で、終わる。

というなり、ブレーカーをバチッと、切る。

たちまち家中が真っ暗になった。

この状態では、居ても何もできないので、外出する。

30分程して戻ると、家に明かりが。

玄関の前に立つと、ピカピカのチャイムに代わっている。

恐る恐る、押してみる。

おぉ、今までと、同じ音だ。

早速、家の中のモニターを見てみる。

「大丈夫かな?」と心配そうなアホ顔の私が、カラーでドアップ。

うわっ!

自分の顔に、自分で驚く。

ダッシュで消去した。

カメラの性能の良さを、嫌な形で思い知らされて、落ち込んだ。

しかし、外から見ただけでは、録画するドアフォンかは、分からない。

メーカーによっては、「録画します」のシールが付属しているが、うちにはない。

来訪者がチャイムを押すと、自動的に録画し、帰宅した折に確認できるのは、共通だ。

ということは、これからは、チャイムを押したら姿勢を正し、おすまし顔を作らないと、とんでもない恥のかき捨てになりかねないと、気付く。

いろいろな場所で、監視カメラの設置台数も増えているし、家から一歩出たら、油断が出来ない時代になった。

が、家の中でも、安心できぬと知り、衝撃を受ける。

最近よく取り上げられる、「盗撮、盗聴」問題だ。

まさか、我が家にはあるまいと思うが、もしあったら、大変恥ずかしい。

けっして、上達したとは言えない、二胡の腕前。

変な歌を即興で作って、大声を張り上げるアホぶり。

入浴後、素っ裸で練り歩く、メタボディ。

みんな、みんな、筒抜けかもしれないなんて、何と恐ろしいことか。

家の中でも、おりこうさんでいるなど、とてもできない。

えぇ~い!もう、バレたっていいやっ!!

と、開き直るしかないと、決める。

・・・・・・。

誰も・・・みてないけど・・・・ね。

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既知との遭遇

ツバメが帰って来た。

今年も、お帰りー。

ヒュンヒュンと飛びまわり、今巣作りに忙しい。

が家を除いた、両隣とお向かいさんに、毎年巣をかける。

ピィーピィーと、ヒナ達の鳴声が聞こえてくるのが、楽しみだ。

先日トンビがやけに低く飛んでいるなと思ったら、数羽のツバメがそのまわりを飛んでいる。

なにかが、狙われているのを、必死に阻止しているようだ。

何倍もの大きさの相手に、力を合わせて立ち向かう。

すごいぞ、がんばれー!

この時期、一人勝手に決めている縁起ものがある。

の生き物が、前を横切ったら、いい兆し。

なぁ~んだ。と思われるかもしれないが、わたしにとっては、それがやけに嬉しいのだ。

なんか、こちらに向かって、ご挨拶してくれているように感じて。

を運転していると、結構ある。

の場合は、2羽1組のことも多い。

らは単に、追いかけっこをしているだけなのだろうが、前を横切られると、独りよがりにハッピーになってしまう。

ちょこちょこと、キジが歩いて横断するときは、車を止めて待つ。

以外も、ハッピーの対象だ。

野うさぎ、狸、イタチ。

、亀などの爬虫類も、たまに。

ネコは、パッと飛び出してくるので、心臓に悪い。

先日など、急ブレーキをかけても間に合わないタイミングだったが、うまくタイヤとタイヤの間を駆け抜けていった。

さすが、にゃんこ先生だ。

じ動物でも、人様のペットは、ハッピーの対象外。

げ出した鶏や、ガチョウ、アヒル、七面鳥などは、怪我をさせないように、そっとやり過ごす。

慣れしているからだろう。

たまに勝負を挑んでくる強者もいるので、困る。

の生き物だが、ハッピーの例外もある。

カエルだ。

にアマガエルは、道路横断に時間がかかり過ぎ、悲劇が起きやすい。

なるべく避けようと蛇行するが、雨の夜など道路がカエルで水玉模様。

けようがない。

ヘッドライトに浮かび上がった、無数のアマガエル。

の夜は、出来るだけ運転したくない程、嫌だ。

しかし、必要に迫られ、ごめんね、ごめんねと言いながら走る。

今年もとうとう、その季節が来てしまった。

冬眠から覚めて、元気一杯、田んぼに向かってピョンピョンしている。

まだ、我が家の窓辺にまでは現われていないが、間もなく来てくれるだろう。

お帰り、ダニエル。

今年も、いっぱい虫とってね。

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手作りのおうち

クレマチスの蕾が、かなり膨らんできた。

もうすぐ花が見れるかと思うと、ワクワクする。

よく語られる、バラとのパートナー関係を、遅まきながら試してみたいと、昨年から準備をしてきた。

両方の花盛りが一致したら、かなり感動的な眺めになりそうで、とても楽しみだ。

しかし、いつもの癖で、あれもこれも状態にならないようセーブするのに、必至だが。

言いつつ、今年も「及川フラグリーン」さんから、クレマチスの苗を送ってもらった。

早速植え替え作業を始める。

先日読んだ、クレマチスの本に、とても面白いプランが出ていたので、試してみる。

それは、大きな鉢に、複数のクレマチスを混植する方法だ。

それぞれの根が、土の中で絡んでしまうと、植え替えの時などに根を傷めやすくなってしまう。

それを防ぐために、仕切りを埋め込む方法だ。

では、波板を使っていたが、下敷きでもいいとのことなので、家にあったクリアファイルを使って、3本のクレマチスの間を仕切って植えた。

かなりしっかりした苗達なので、もう蕾がたくさんついている。

これから気温が上がるにつれ、グングン成長するのは、目に見えている。

よって、早めに安定したツルの伸ばし先を作ってやらねばと思い、思案する。

自分の分の定額給付金は、とっくに使ってしまって、お金はかけられない。

そこで、隅っこに立てかけてあったいぼ竹を組み合せて、タワーを作ろうと思った。

といっても、そんなに立派なものではない。

材料は、150㎝程のいぼ竹4本と、針金だけ。

まず鉢に差してみて、全体の形をイメージする。

それぞれをくの字に軽く曲げ、てっぺんを針金かひもで縛って固定する。

げる位置は、全体の形をどうするかで違ってくる。

ほぼ円柱形なら、上の方で曲げるし、

ったえんぴつのような形なら、土から出てすぐの場所という感じだ。

位置が決まったら抜いて地面に置き、その場所を足で踏み、もう一方を手でそっと持ち上げる。

く、「クキッ」とい感触がして、いぼ竹が曲がる。

4本をそうやって形づけたら、鉢に差し、上の交差部分をぐるぐると縛れば、骨格の出来上がり。

あとは、頂上から針金をらせん状に巻きおろし、所々を針金などで、いぼ竹に固定するだけだ。

少々というか、結構いびつになってしまったが、植物が絡んで覆い隠してくれるはずなので、気にしない。

住み家が落ち着くと、安心するのは、植物も同じらしい。

む場所がなく、いつまでもゆらゆらしているよりも、育ち具合が違ってくる。

もう、本屋さんでお見かけした方も多いかもしれない。

仕切りを入れて植える方法や、バラと花期を一致させる組み合わせなど、かなり詳しく書かれたご本なので、ぜひお勧めしたい。

クレマチス クレマチス

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

クレマチスには、常緑の品種もあるそうなので、今度は生垣に利用しようと準備中だ。

まだまだやることがたくさんあって、ワクワクする。

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下の流から 上の流を

天地人が、ようやく面白くなってきた。

一生懸命なだけで、あまり相手にされてなかった妻夫木くんが、やっと活躍し出したからだ。

しかし、篤姫以上の高視聴率を維持し続けているだけあって、出演者の皆様が魅力的で、回を追うごとに目が離せなくなる。

同じ回を、多いと3度も見てしまう程だ。

家族が試験勉強中だった時は遠慮して、録画したものを一人の時にこっそり観ていた。

、今は放送時に見て、なお且つ録画を、もう一度見る。

損ねた家族が見る時などは一緒になって、更にまた見てしまうのだ。

今日の放送には、選挙速報が入ってしまい、申し訳ないが、大事なシーンが台無しだった。

よって、今度の土曜日の再放送に、もう一度録画し直そうとまで思っている。

かわいい華姫ちゃんが死んでしまったりの、悲しい回だったが。

今日一番残念だったのは、北条(きたじょう)高広氏が亡くなったことだ。

じているのは、新井康弘さん。

ずぅとるび」で、一番のっぽだった方だ。

風貌と声音が見事に一致し、絵に描いたような、戦国猛者のオーラを発散しまくっていた。

てくる度に、いいなぁ・・・。と、主役そっちのけで注目していた。

絶望的な戦況の中、最後まで主を励まし支えになっていたが、何者かに暗殺されてしまった。

夜中に勝利祈願にでも訪れたのだろうか。

家臣2人と、雪に埋もれた姿で、神社の境内のような場所で発見された。

あの豪胆な武者ぶりをもう見れないとは、とても残念だ。

このドラマで一番考えさせられるのは、人の意志が、幾重にも交錯しながら大きなうねりになり、一人の意思など、たやすく呑まれてしまう哀しさだ。

のためと、臣下が先走って「こと」を起こし、思わぬ事態に発展するの、繰り返し。

何万もの人の頂点に立っている本人の意思など、そのうねりの中で捻じ曲げられ、ひきちぎられ、全く違う形で表面化する。

たちが学んだ歴史の中に、まだまだ知る由もない真実が、無限にあるのだと、改めて思い知らされる。

それを発掘し、分かりやすく書き、ドラマ化される。

もちろん、作者の思い入れや解釈で、丸ごと真実ではないとわかっていても、惹かれずにはいられない。

まさしく、大河。

NHKさん、本当に有難う。

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せんたくの とき

い!

これはもはや、夏ではないか?!

いことに、花粉症なので、思いっきり窓を開け放つことが出来ない。

せめて服で調整しなければ、体がもたない。

という日が続いて、慌てて夏物の服を引っ張り出す。

だがその熱気を、冬服の手入れに、利用させてもらっていた。

この機に、冬のダウンジャケットや、セーターを洗濯して、春夏物への入れ替えを済ませてしまおうと、頑張っているのだ。

洗濯機から出して形を整え、まずハンガーに干す。

中綿が入っているような厚ものは、中まで乾き切らないままだといけない。

よって、熱気が残る床に広げて、仕上げ乾燥していたのだ。

不精でケチなので、クリーニング表示の服も、気にせず洗濯機に放り込む。

洗濯によって服が縮むのは、水温の変化が原因とのことなので、温水で洗わず、最初から最後まで水で洗う。

すると意外なことに、たいていのものは、ちゃんと洗い上がる。

万が一着られなくなってしまったら、来シーズンに、新しい服を買うチャンスと考え、諦めればいいと、いい加減に考えるから、出来ることなのかもしれない。

失敗してダメージを受ける程の高級品と縁がないことも、大きい。

とはいえ、洗い上がって洗濯機から出すときは、ちょっとドキドキするが。

い部屋に、所狭しと広げられた冬物。

くなったら、またよろしくねと、押入れを利用したクローゼットもどきに仕舞う。

なのはな生協で買った「くすのき樟脳」がフッと香って、しばしの別れと、言われた気がした。

また、苦手な夏が来る。

でもその前に、バラがたくさん咲くから、いいか。

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おつきあいの果て

ってしまった。

しぶりに体重計に乗ってみたら、4kgも・・・。

しかも、十の位が変わったので、ダメージは大きい。

ウエストはきつくないのに、4kgは、一体何処に?

、見回す。

いたいた。

下腹にしっかり、背中は広範囲に。

むむ、ここにつくと、落ちにくいんだよな。

ところ、体重増加の原因は、明らかだ。

家族が資格試験の猛勉強中、せめて、食べる楽しみで応援しようと、お好みメニューを連発したからだ。

お肉たっぷり、揚げものどっさり。

そして、もう一つの原因もある。

との、お茶だ。

は、何でもどっさりが好きだ。

家族構成が減っても、いつものように鍋いっぱいに、料理する。

お茶菓子も、必ず食べきれないほど積み上げる。

さな頃「おしん」のように育ったので、いつもお腹を空かせていた。

その頃の空腹を今癒し、私にはその苦労をさせまいと、「あれも食べろ、これも残すな」と勧める。

お陰で幼稚園から「肥満児」として育ち、青春時代はコンプレックスの塊で過ごした。

は戻るが、

が怪我をして、仕事を休んだ数か月と、我が家の「お好みメニュー」の時期とが重なった。

の怪我を見舞うために毎日顔を出し、お茶を御馳走になりながら、お菓子をつまむ。

に帰れば、家族のお腹を満足させるボリュームの食事を用意し、一緒に食べる。

この2本立てで、太らない方がおかしい。

2kgぐらいなら、普段の増減範囲で、うろたえることはない。

しかし、その倍を減らすとなると、プレッシャーだ。

り難いことに母の怪我も全壊し、家族の試験も終わり、とりあえず、食生活を元に戻すことから始めた。

えて、「プチ断食ダイエット」を再開した。

のニンジンジュースに、ショウガ紅茶。

食事の全体量を少しづつ減らし、とりあえず1kgとさよならした。

薄着になる季節までには、元に戻りたいと、今日もセッセとショウガをする。

プチ断食」のニンジンジュースには、りんご1個と人参2本を使う。

、今りんごがないので、人参だけで作る。

しぼりかすがもったいなくて、やめていたので、それをどうするかで悩む。

ところが、りんごを使わないと、いろいろな可能性があることに気付く。

りんごと人参の搾りかすだと、混ぜられるのは、カレーぐらいしか思いつかないが、人参のみだと、いろいろに使える。

とりあえず冷凍しておき、パキパキ折って好きな量を使う。

いつも作るのは、キャロットピラフ。

バターを使って生米を炒める工程を省き、炊飯器に搾りかすと他の具や調味料を混ぜて、普通に炊くだけなので、簡単だし、あっさりしている。

ハヤシライスにも入れてみた。

も気づかず、大好評。

出来あいの「素」を使ったのだが、しぼりかすを入れた分味が薄まってしまう。

それを、ケチャップと、ウスターソースで補うと、味がはっきりして、こってり好みも満足の味になり、大成功だった。

スープにしてもいいだろうし、もっと濃くポタージュというのもイケそうだ。

ケーキに焼きこんだりしてもいいし、他にも使い道が見つかりそうな気がする。

わー、嬉しいな!と、ケチ心が浮き立つ。

ダイエットが、体だけでなく、日々の献立にも貢献するなんて、一石二鳥だ。

以前は、ニンジンジュースを飲んだ後寒気がしたが、ちょっと塩を振っているからか、大丈夫だ。

塩気が、人参の甘みを引きたて、美味しくなるというおまけもある。

ところがこの頃、ジューサーの調子が思わしくない。

ガガガガァ・・・と、急に音が大きくなったり、プラスチックが焼けた臭いがしてくることもある。

えば、高校の時アルバイトして買ったものだ。

っておかれたかと思うと、急に毎日働かされる。

つきあってらんないよ。

、言われているような気がしてしょうがない。

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不 実 な 親 切

お昼の時間帯、テレビ朝日の、「スクランブル」にチャンネルを合わせることが多い。

司会のお2人が、知的で人情家であることと、コメンテーターの質がいいので、同じ出来事でも、他局よりも深く、多角的に検証されるから、見ていて気持ちいいのだ。

行儀が悪いと叱られるかもしれないが、ムグムグ口を動かしながら見る。

番組中、仙台市秋保にある、行列のできるスーパーが、取り上げられていた。

さは、コンビニよりもやや広い位と説明されていたが、なんと、普通のスーパーの3.5倍の売り上げがあるという。

人気の秘密は、他店を圧倒するお総菜コーナーの充実ぶり。

毎日300種のパックが並ぶという。

夕方の半額タイムには、お客さんがカゴにキープしていたものまで半額にしてくれるという太っ腹。

総菜部門を取り仕切るご婦人が、「お客様に、家庭料理を食べて頂きたくて」と、ほほ笑む。

、インタビュー中訪ねてもいないのに、「保存料も使用していない」と自ら数度口にしたのに、引っかかった。

お惣菜のパックがいくつかアップで映し出されたとき、いつもの癖で、原材料名に目が行く。

すると、「アミノ酸」「ソルビン酸」「安息香酸」と、食品添加物名が、ズラズラ書いてあるのが見えた。

?!!

アミノ酸は、化学調味料のことで、「味の素」などのことだ。

2歳未満のお子さんは、脳の関門が未熟なのですり抜けて、入ってしまう。

ソルビン酸は、保存料として使用される、不飽和脂肪酸。

安息香酸は、抗菌作用がある、合成保存料とある。

含有量に上限が設けられているものもあり、毎日ここで買ったものを食べている人は大丈夫なのだろうかと、心配になった。

早速、テレビ朝日に電話する。

りの人が出て、「ご意見は、ここで承ります」と担当者には、繋いでくれない。

仕方なく上記のことを伝え、「正しい情報を伝えて下さい。」と強く要望して、電話を切った。

最初かけたとき話し中だったので、同じ指摘がされていたのかもしれぬ。

番組の終わりに、例のスーパーのレポートを担当した方が、「ラベルの添加物の件のご指摘があって、お店に確認した。」と話し出した。

それによると、7・8年前までは使用していたが、今は使っていないという。

ラベルのデータを訂正していないため、プリントされてしまっていたらしい。

保存料は使っていない」と何度も繰り返したのは、「今は、使っていない」という弁解だったのか。

現在は、塩、醤油、砂糖などの調味料しか使用していない旨を、改めて強調していた。

ちなみに、醤油など「普通の調味料」のなかには、化学調味料であらかじめ旨味をつけてあるもの等、たくさん売っている。

醤油」を使っただけでも、食品添加物を食べてしまう恐れがあるので、ご家庭で使うときには、注意して選んだ方がいい。

使ってるのに、「無添加」といったり、

れてないのに、表示に出てたり、何を信じたらいいのか。

いずれも、不正表示であることには、変わりない。

疑問、要望は、どんどん口に出そう。

それが皆の利益になるなら、クレーマーではない。

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京 都・大 阪

倒れ、喰い倒れは、長年の憧れだった。

まず、家の経済状況が、それを許さなかった。

えて両親は、贅沢というものを経験しないで、親になった。

よって、食べるものは、素朴な田舎料理で十分満足だし、着るものも地味で無難なものを選んだ。

並み

思っていたが、小学校へ入って覆る。

じクラスの女の子は、皆垢ぬけた可愛い服を着て、家に帰ればオシャレなおやつが待っている。

ママの手作りのハンバーグの話を友人から聞いて、「ハンバーグって、家で作れるんだー!」と、非常に驚いた。

すぐに「作ってー!」と母に頼んだが、スーパーから買って来たのは、ひき肉ではなく「マルシンハンバーグ」。

ちょっと奮発して、雪印の冷凍ハンバーグのときもあった。

どんなに頼んでも、仕事に忙しくしていた母は、未知の分野に踏み込む余裕はなく、いつも食卓には、洋食とは程遠い、煮物や、焼き魚。

真ん中の、和食だった。

洋食が食べたいっ!!

という強烈な憧れが、成長して料理を作れるようになって炸裂。

食事の支度を一手に引き受け、思う存分洋食を作り、アルバイトで買ったオーブンで、ケーキも焼きまくる。

は自分が楽なので喜んだが、父は脂っこいものの連続で、辟易していた。

しかし、やはり私は両親の血をひいているからか、「倒れる」程のぜいたく品には、食指が動かない。

よって、未だ身上を保っていられるのだ。

べる方は、これで満足。

以降は、自分のペースで、気楽に和洋中を食卓に並べている。

る方は、私が肥満児だったという、大きなハンディがあった。

のように、ふくよかな少女が、おしゃれを楽しめるブランドなどない。

よって、母が器用さを活かし、手作りとなる。

オーダーメイドなど、今なら愛情いっぱいで、何と贅沢なことかと思うが、その頃はそう思わなかった。

なぜなら、流行をまったく意識せず、買う生地も母好みの地味なもの。

出来あがるのは、昭和初期の、おかっぱ頭の女の子が来ていたような服。

しかも、でっぷり肥った子が着ているのだ。

のサイズに合わせた既成服も買ってくれたが、必然的に婦人服になってしまう。

どちらにしても、「かわいい」とは、お世辞にも言えない状態だった。

に、「赤毛のアン」を読んで、マリラが作ってくれた服にがっかりするアンの気持ちが、痛いほど分かり、とても他人事とは思えなかった。

しかし、アンはまだいい。

なによりもスマートだったし、「袖のところが膨らんでいたらよかったのに・・・。」と、具体的に指摘できたから、程なく願いが叶っていた。

は、あの頃の私が見たら腰を抜かす、MまたはSサイズを着ている。

しかし、劇的にやせたのではなく、徐々にこうなったので、ありがたみがない。

づいたら、既製服を選り好みできる状態になっていたという感じだ。

おしゃれがしたい!」

あの頃の悲願を、今緩やかに叶え、楽しんでいる。

自分だけでなく、家族にも服装で悲しい思いをして欲しくない。

いうことで、エディー・バウアー。

上質で、どことなく品がある。

にとって見て初めて気付く、デザインの妙。

この奥ゆかしさがたまらない。

なのにお値段は、我が家でも手が届く、良心価格。

万円もする、高級ブランド品には、全く興味がない。

お陰さまで、人様に迷惑をかけることもなく、首は回っている。

こちらも、両親の血筋のお陰か。

り難や、有り難や。

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ヤギのチーズ

デジにしてから、千葉テレビが見れるようになった。

チャンネルを合わせると、懐かしい番組をよくやっている。

根性ガエル」「ヤッターマン」など、昭和で一杯だ。

名作 カルピス劇場」もその一つ。

フランダースの犬」をやっているなと思ったら、今日は「アルプスの少女ハイジ」になっていた。

あまり印象に残っていない、第一話と、第二話を続けて放送していたので、つい見てしまう。

まず驚いたのが、ハイジのおば、デーテさんのセリフだ。

彼女のことは、子供心に、「自分勝手で、意地悪」という印象がぼんやり残っていた。

見ても、大人の事情丸出しで、ハイジには聞かせたくない言葉を、平気で発する。

フランクフルトにいい働き口を見付けたので、ハイジを「アルムおんじ」に預けに行く道すがらも、引き止める村人に、言い訳の嵐だ。

のハイジは幼いためか、全く気にしていないので、ホッとする。

しかしまてよ、と考える。

デーテは若いながら、姉の残した子を、女手一つで育てている。

おじいさんは、ハイジのお父さんの父で、正真正銘、実の祖父だ。

幼い子をかかえて生活するおばさんに、手を差し伸べても罰は当たらないだろう。

ハイジとの別れ際の涙にも、彼女の今までの苦労が滲んでいる気がした。

いころ、人殺しをしたようだ」「無愛想で、話もしない偏屈」と、誰もが距離を置く変わり者のところに、姪を託す決意をしたのは、余程のことだと思う。

に彼女は、ハイジをお金持ちのお嬢さんの話し相手にするために、再び山に登る。

自分の報酬のために見えたが、「綺麗な洋服をきて、美味しいものをたくさん食べられるのよ」と言い含めるシーンには、彼女なりのハイジへの愛情がこもっていたのだと、一話の彼女を見ていて気付いた。

デーテは、「あんな人」のところに、ハイジを置いてきてしまったと、ずっと気に病んでいたのだと思う。

子供目線で見ていたアニメを、大人目線で見直す。

えていないかったものが見えて、面白い。

頃気付いたのかと、思われるかもしれぬが。

でも、火にかざして溶けたチーズが、パンの上にトロリと乗るシーンは、相変わらずヨダレものだった。

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秘密の花園

とお花見に行った。

ハラハラと散り始めた木。

満開直前の木。

場所と木の成熟度によって差が出るのだろうか。

て咲きそろった頃というのは、ないのかもしれない。

グレイッシュピンクの霞を見上げ、

今日で、よかったね」と頷き合いながら、父の墓を掃除する。

ると、先月のお彼岸に供えた花束のゆりの蕾が、開きかけている。

れてしまった他の花と共に捨ててしまうのは、もったいないな。

、ケチな私は思ってしまう。

素直に口にするが、もしそんなことをしたら、お父さんが恥をかくと母に言われ、しぶしぶ撤去した。

なるほど。

隣りやお向かいさんから、「お宅の遺族は、エコですな」ぐらい言われてしまうかもしれない。

その霊園は、食べ物をお供えしたら、残していかない決まりになっている。

カラスや、小動物に荒らされる可能性があるからだろうか。

ち帰るのが前提なので、父の好みを加味しつつ、自分が食べることを考慮して、お供えを選ぶ。

このときは、父母の大好物、豆大福。

ゴロゴロと皮に入った赤えんどうに、ほんのり効いた塩味がたまらない一品だ。

参りを終え、霊園の桜の下でのお花見タイムになった。

各々が、食べたい物を買って持ち込む。

ヒバリや、ウグイスの声を聞きながら、外で食べるお弁当は格別だ。

食欲も増し、いつも以上に箸が進んで、困る。

このときの母は、一つに決められなかったらしく、複数のパックを広げていた。

お稲荷さん、巻物バラエティ、ボリュームサンドイッチ。

しづつつまむのだろうと思っていたが、「御馳走さま」と立ち上がった母の前に視線を移して、度肝を抜かれる。

お稲荷さんと、巻きものがちんまり残っているだけで、サンドイッチはなんと完食している。

これが、かかりつけ医に、5kg痩せるように指導された人のすることだろうか。

し歩いて来る。」

さすがにまずいと思ったのか、桜並木に沿うように歩き出す。

10分程して戻った母が、興奮気味に、報告する。

拡張を続ける霊園の新たなスポット、「洋風霊園」を見てきたらしい。

大分前、新聞に入っていた折込チラシを私も見たが、墓石も洋風で、周囲にはバラがたくさん植えられているとあった。

入口は車が入れないほど狭かったのに、ズラリと並んだアーチに、数え切れないほど植えられた花木。

なんと、池まであったという。

あそこまでとは思わなかった」と、しきりに繰り返しながら、今度は豆大福をほおばり始めた母を、信じられない思いで見つめる。

あなたの食べっぷりも、負けてないよ。

とは言えなかったが、バラの季節になったら、私も見に行こうと思っている。

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愛か  使命か

本番、朝夕の冷え込みがきついためしまえなかった冬物が、やぼったく感じるようになった。

ふと見回すと、季節に相応しい服が、あまりないことに気づいた。

ということで、エディー・バウアーのアウトレットに。

ちょうど期間限定で、5点以上購入の場合、アウトレット価格から更に25%引きだという。

ぉ。

いつもなら使わない、店内に用意されているショッピングバッグを手に、どんどん放り込む。

冬物よりも、同じ値段で多くの枚数を買えることも、気分を盛り上げる。

パンパンに膨れたバッグは重く、よろけながら歩く。

今日は、自分の分は遠慮しようと思っていたが、春物の明るい色調に誘われ、つい手が伸びてしまう。

日頃から、エディー・バウアーのカタログなどを、丹念にチェックしているので、「おぉ!諦めたあれが、こんなに安くなってる!」と大興奮だ。

しばらく会わなかった友人に、再会した嬉しさに近いだろうか。

かと思うと、通販で取り寄せたが、サイズや印象がしっくりせず返品したものにも出会う。

その時と違うカラー、サイズをその場で改めて試着し、「うん、これならOK」と、買うこともある。

あぁ、楽しかった!と満足して、レジに。

しかし、言い渡された金額で、崖から突き落とされた気分になる。

、期間限定割引プラス、ポイント割引が加味されるからと、気を取り直す。

の定、予算内の金額に近くなり、ホッとする。

ところで以前は、アウトレットというと、「捨て値」というイメージをもっていた。

、エディー・バウアーのお店もそうだが、定価の3割引位のものが多い。

それだったら、ネット店のバーゲンの方がずっと値引き率がいいと、がっかりした。

しかし、今回のような期間限定割引を狙えば、品数の多さや、手にとって選べることも加わって、お店の方がお得になりそうだ。

いつも普段日に行っているが、週末に行ったからか、お馴染みの店員さんがいなかった。

し訳ないが、そっとしておいて欲しい方なので、ホッとした。

その時いた別の店員さんは、しつこくなくていいなと感じた。

出しをしながら、さりげなくお勧めのカラーなどを教えてくれ、スッと離れていく。

自分で選ぶと、いつも同じ傾向になってしまうが、その店員さんに好感を持ったことで、たまには有り難く従おうという気になった。

おぉ、いいんでない?

いがけず似合い、驚く。

お陰で、満足のいく買い物が出来たと、喜んで帰って来た。

ところで、店員さんの「お勧め」は、どっちなんだろう?と、いつも疑問に思う。

りたいもの」だと思っていたが、今日の店員さんが何度か勧めてくれたものは、自分では選らばないが、着てみるといい感じのものばかりだった。

こちらの方が、お似合いですよ」と、親切に教えて下さっていたのだろうか。

えながら、戦利品の値札を外す。

家族の分はそうでもなかったが、自分の物は、半額以上値引きされたものばかりだ。

よっしゃ!!

たくさん買ってしまった後ろめたさが、少し減った。

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ねむらせてあげる

二胡を演奏できるようになりたい!

入門して数か月。

てなく続く基礎練習から一段上がり、やっと楽譜というものを頂けた。

二胡の楽譜は、オタマジャクシではなく、数字譜だ。

を1として、レが2・・・と続く。

数字が並んだ譜面を前に、悪戦苦闘する。

そうしてるうちに、私のウィークポイントは、中指だということが判明した。

指が出番の「ミ」と「シ」に、素早く反応出来なくて困る。

数字譜だと、「3」と「7」だ。

それ以外にも、「赤ちゃんの手」と言われる程指が短いので、薬指を使うファと上のドに届きにくい。

かねた先生が、「他の人よりも、左手のボジションを下げてもいいよ。」と言って下さる。

ショパンを弾くために、指を長くする手術をした、殿馬くんの気持ちが分かった気がしたズラよ。

もらった楽譜を、自分なりに弾いてみる。

所々つかえたり、音が外れたりするが、メロディーらしきものになりつつある。

あぁ、やっと・・・・。

、じ~~~んとなる。

四川大地震復興支援コンサートで、春恵さんに憧れ、ナイアガラからバンジージャンプで始めた、二胡。

わたし今、二胡を弾いてるんだ・・・と、心の底から喜びが湧いてくる。

一人世界に入り込み、うっとりとしていたら、ツカツカと、先生がこちらにやってくる。

姿勢や手の形を補正されまくりで、現実に返る。

まだまだ人様に聞かせられる段階ではないが、帰り際に宿題として新しい楽譜を渡され、またハイになる。

ているからいいや、と練習を始めたら飛び起きて、本気で怒っていた家族。

にみておれ。

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み え る 美 女

FOXのドラマ、「ゴースト」を毎週楽しみにしている。

「ゴースト」だけでなく、FOXのドラマをよく、母のテレビで見せてもらう。

どれも見出すと立ち上がれない程、面白い。

内容とは関係ないが、日本のドラマのようにアーティストの宣伝と化したオープニングがないのも、いいと思う。

日本で放送するときは、カットしているだけなのかもしれないが

続きを観たい側からすると、日本のドラマのようなオープニングは、じれったい。

その点、スッキリ始まり、スッキリ終わるFOXの放送の仕方は、とてもいい。

ところで、アメリカのドラマで、一番惹きつけられるのは、「生活ぶり」だ。

あちらの、ダイナミックな日常が、とても興味深い。

え男性の一人暮らしでも、自分なりの生活を大切にしていることが伝わってくる「もの」で溢れている。

掃除し易いように」と、極力ものを排除している私にとって、何気なく飾られた「思い出の品々」や、暖炉の上の数え切れない写真立てなどが、気になってしょうがない。

すごいなぁ。あのごちゃごちゃを、ちゃんと掃除するんだもんなー。」と、尊敬の目で見てしまう。

男女問わず、大振りなジェスチャーで、はきはきと話しながらも、ちょちょいと家事をこなしていくことにも、目を見張る。

すんごく「出来る人」っぽくて、かっこいい。

しかし申し訳ないが、所作全体は決して美しいとは言えない。

女性であっても、どちらかというと雑で大雑把。

ここに関しては、「渡る世間」のような、丁寧な仕草を見習いたい。

ボンッキュッボンッの女優さんの、カッコよさにも、目を奪われる。

日本ではちょっと出来ない大胆なおしゃれが、サマになっているのが、見ていて楽しい。

えスタイルが良くなくても、着たいものを堂々と着てて、目が釘付けだ。

ゴースト」に話を戻す。

大変気になっていることがあるのだ。

話から続けて観ているが、3,4話あたりから、ヒロインのボディラインが膨張している。

最初の頃は、スレンダーなラインを強調したドレスを着て、颯爽と走りまわっていた。

ところが気づくと、腰から腹部にかけてが、驚くほどボリュームアップしている。

や、むき出しの腕はそのままなのに、中心部はすごいことになっているのだ。

ヒロインは霊能力者で、江原啓之さんのように、亡くなった人の声を遺された人に伝え、双方に前に進むきっかけを与えている。

江原さんの言い訳かもしれないが、霊媒体質の人は太りやすいとのことだ。

そういえば、テレビで見る能力者さん達は、ほとんどの人がふっくらしている。

に入り込み過ぎて、ということはないだろうが、主人公のあの激変ぶりは何なのかと、心配になる。

それとも、撮影と放送の順番が、一致していないのか。

しかし、あれだけの美人だと、お顔から目が離せない。

付いているのは、スタイリストさんだけかも。

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お花見のとも

が眠る霊園では、春、モクレン、桜などが咲き誇り、それは見事な景観になる。

毎年、桜が満開になる頃を見計らって、父の墓参りを兼ねて、花見をする。

じようにレジャーシートを敷いて、お弁当を広げている家族連れも多く、お花見スポット化しつつあるようだ。

今年もそろそろと、身近にある桜の開き具合を気にしながら車を走らせる。

家族が仕事場の人と近所のお花見スポットに出かけたが、まだ3分咲きだったという。

仕方なく甘酒を飲んで帰ってきたというが、暖かくなるとパッと開いてしまうこともあるので、油断が出来ない。

去年は見込み違いで寂しい思いをしたので、今年は見頃ドンピシャをねらって、いつもよりも慎重に観察している。

ところで、花より団子は、お約束。

お花見にかこつけて、お弁当を、青空の下で食べに行くようなものだ。

お弁当は家から持参しないで、途中で買う。

空港が近いので、飛行機の音、小鳥のさえずりを聞きながら、ほおばる。

お天気がよくて、ぽかぽかと穏やかな日だと、本当に気持ちいい。

しかしこの時期、割と天候が安定せず、季節が後戻りしたかと思うほど冷え込むことが珍しくない。

以前、事務所主催で、夜桜見物に行った。

場所は、広大な某企業の敷地内。

ちゃんと許可は、頂いてある。

い出し係を仰せつかった私は、個人的な欲求に逆らえず、ケンタッキーフライドチキンの、バケツを抱えて合流。

さぞや盛り上がっているかと思いきや、シートの上の皆はおとなしい。

を抜いて上がり込むと、底冷えした地面から熱を奪われ、寒気がしてきた。

かな訳が、分かった。

しかし、救世主が舞い降りた。

上司が気を利かせて、梱包用のエアーキャップを持って来てくれたのだ。

あの、クッキーの缶などに入っている、プチプチだ。

きくビラリと広げた上に移動すると、ホンワカあったかい。

がぜん元気が出て来て、飲めや歌えと、大いに盛り上がった。

が買って来たチキンの樽も空っぽになり、ホッとする。

時間も遅くなり、そろそろお開きにと、片付けが始まった。

さて、「救世主」をどうしようか。

設置してあるごみ箱には、入りそうにない。

そこで、少し離れた場所で花見をしている方々に差し上げると、すごく喜こばれた。

えてみると、あったかい敷物という他に、急に天候が崩れて降ってきてもかぶって凌げるし、軽いし、エアーキャップは優れものだと思った。

以降、通販の梱包に大きめのものが入っていると、くるくる丸めて取っておく。

レジャーで出掛ける時はそれを、車のトランクの隅にスポッと差し込んで行く。

あと、凍らしたものを、これで2重3重にきっちりくるむと、以外に溶けないものだ。

少量で、クーラーボックスに入れる程でもないなら、エアーキャップで包むとかさばらない。

さくても、重ねて敷けば座布団代わりにもなる。

ただし、しっかりした丈夫なエアーキャップでないと、踏んだ時、体重でプチプチが割れてしまうという欠点があるが、お出かけのお供にいかがか。

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き し ぼ じ ん

今年もそろそろ、タケノコの季節が始まっている。

亡きあとは、私がタケノコ狩りを引き継いで、母と出かける。

そこはかなり傾斜が急な竹藪で、気をつけないとゴロゴロと転がり落ちそうな場所だ。

不特定多数の人がやって来ては、思い思いに掘っていくので、所有者さんがおおらかなのだろう。

い訳になるが、タケノコ狩りを禁止したら、竹が縦横無尽にはびこり、厄介なことになりそうだ。

タケノコを掘ることによって、適度な間引きになりいいのではないか。

、自分に言い聞かせて、掘らせてもらう。

雨後のタケノコ。

という言葉通り、雨の降った後は、竹の赤ちゃんたちがこぞって顔を出す。

早朝6時頃車で出掛け、スコップや母特製の道具を竹藪に運び込む。

ったタケノコを入れる袋を各々手に持ち、斜面を降りていく。

が掘り出す役で、私は見つけ役だ。

落ち葉が積もっている地面を踏みしめ、先っぽの感触を探る。

理想的なのは、先っぱの色が黄色いものだ。

始めて時間が経つと、緑に変わっていく。

そうなる前に掘り上げると、身が柔らかくて、えぐみが少ないのだ。

センチから、十数センチの先っぽを求めて、ひたすら竹藪を歩く。

つけると、目印を付けて、母の到着を待つ。

は、掘りながらも周囲に先っぽを見つけるので、なかなか来ない。

に慣れない私は油断すると、自分が見つけた先っぽの場所が分からなくなる。

あそこと、あっちと・・・・と目で追いながら、見失わないように必死だ。

やっと母が来てくれ掘っている間に、タケノコを保管場所に運ぶのは、私の役目。

数十キロのタケノコを両手に持って、必死に斜面を登る。

り切ったはいいが、いつの間にか方向が狂い、保管場所が分からなくなって、泣きそうになる。

両手のタケノコは重く、紐が手に食い込んでちぎれそうになりながら、捜し歩く。

そんな有様なので、父からバトンタッチして最初の時は、「もう行くもんか」と思うほどきつかった。

、通っているうちに地形が頭に入り、斜面の上り下りにも慣れると、2時間程があっという間に感じるまでになった。

タケノコ狩りの醍醐味は、何といっても見つけた時だ。

最盛期だと、一つ見付けると、その付近で次々見つかる。

から、地下茎でつながっているので、先っぽのラインダンス状態なのだ。

だくになって堀り続ける母がバテた時が、休憩タイム。

に山のようになっている収穫を横に、お茶と甘味で疲れを癒す。

スッと疲れが抜け、さぁまた行くぞと、坂を下る。

それ程広い場所ではないので、同時間に数組が掘っていると、お互いの気配が筒抜けだ。

そんな時は、あちらに先を越されないようにと、余計に気合いが入る。

もう、いいでしょう!」黄門さまのように、母がいい出すまで、お伴の私はここ掘れワンワンを続ける。

引き上げるときが大変だ。

30kgのお米の袋にいっぱい詰まったタケノコを、数百メートル離れた車に運ぶのだ。

一回では無理なので、数回往復する。

り株に腰掛け、袋を背中に乗せてもらい、おんぶ紐を渡すようにして体にくくりつける。

よいしょと立つのが、また一苦労。

重量挙げの選手のようにタイミングを計り、勢いをつけて立つ。

油断すると、よろけて、倒れてしまうとこともある。

やや前傾姿勢のまま、車までヨチヨチと歩く。

が肩に食い込んで、アザができることもある程重い。

のトランクにどっこいしょと下ろすと、ほっとする。

今日もいっぱい採れたね。とホクホクしながら帰る。

しかし、ここで終わりではない。

今度は、毎年首を長くして待っている、山形の親戚に送るための準備があるのだ。

10個程の空き箱を準備し、新聞を厚く敷いて詰めていく。

世帯人数によって、大きさや本数が違うので、仕分けが大変だ。

伝票を書き、宅配業者さんに引き渡して、ようやく落ち着ける。

これが春の風物詩になっていたが、一昨年から雲行きが怪しくなった。

その日、いつものように大収穫で、車に一回目を積み込んでいた。

すると、いつの間にか後ろに、警備隊の車が停車した。

の高い男性が4人、こちらに歩いて来る。

ここ、立ち入り禁止なの、知らないのですか?」

「いえ、知りませんでした。」

ここは、○○○の管理なんで、入れませんよ。」よく聞き取れなかったが、成田空港の関係のようだった。

それ程の強面でないことをいいことに、聞いてみる。

今日採ったものは、持って帰っていいですか?」

責任者と思われる人が、ちょっとの間を置いて、許可してくれた。

の人が、「身元確認しなくていいんですか?」とその人に聞いているので、ドッキリ。

いや、そこまでしなくていい」と言ったので、ホッとする。

回目を運ぼうと歩きだすと、慌てて皆が追いかけて来る。

こらこら!どこへ行くの?!」

まだ向こうに、掘ったのが残ってるんです。」

じゃ、そこまで一緒に行きます。」と、3人が舌打ちしながらついて来る。

伝ってくれないかな?」と、調子に乗って考えた。

、当然だが知らんぷり。

てを運び終わるのを見届け、私達の車が離れるのを確認して、帰っていく。

の場所、探さないとだめだね。」しょんぼりと母が言う。

翌年は、知り合いに教えてもらった場所を当てにしていたが、そこも出入り禁止になってしまい、一度も堀りに行けなかった。

あれ以降は、知人が掘って来たものを分けてもらって、送っている。

大変で、本心は憂鬱な行事だったが、出来なくなると寂しいものだ。

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