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振袖 ぶん ぶん

正月の影響で、全体的に膨張気味だ。

振り袖も例外ではなく、袖丈が若干伸びたように感じる。

これではいかんとも思わず、箱で買ったミカンやリンゴに、気づいたら手を出している。

い込んだ食糧がまだ沢山あるためか、お正月気分から抜け出せないでいるのだ。

ごろりと寝そべって、相変わらず届く振袖のカタログに見入る。

最初は一社だったので、単なる間違いと思っていたが、成人式が近くなるにつれ、複数の会社から送られてくるようになった。

宛名になっている家族の住民票は、確かに「男」となっていた。

いったい、何を見てダイレクトメールを送ってくれているのか戸惑うが、綺麗なので、有り難く拝見させてもらっている。

以前知人が、成人式の着物を着たお嬢さんの、スナップ写真を見せてくれた。

そのとき、「前撮り」、と言っていた意味が、今回やっと分かった。

成人式当日は慌ただしいので、キチンと着付けをした写真を、あらかじめ撮影しておくサービスが、カタログに載っていたからだ。

ほほー。いいですな。

にも、本番が近いからだろう。

メインの着物カタログに混じって、成人式当日の具体的なアドバイスコーナーもあって、面白い。

や裾の乱れを直す方法や、「トイレでは」などかなり実践的で、役に立つ。

一番おもしろかったのは、彼氏と、パパへの、振袖アンケートだ。

て欲しい色は、1位がピンク、2位が赤で、彼氏もパパも一緒だ。

これは、振袖選びに、大いに参考になる。

位は、彼氏が白、パパが紫と、分かれた。

は、彼女の花嫁衣裳を連想するのかもしれない。

興味深いのは、成人の日の過ごし方だ。

位の、「家族と一緒」は分かるが、2位は彼氏が「パパとどうぞ」と言い、パパは逆に「彼を優先」と、お互いに譲り合っている。

大人の貫録で、やせがまんしているパパが、痛々しい。

ここで、言葉通りに彼女を連れだしたら、後々遺恨を残すことになりかねない。

彼氏よ、この日はグッとこらえて、パパに譲ろうね。

などと、勝手に想像して遊んでしまう。

振袖をきちんと着て、目の覚めるような美女に変身した彼女や、お嬢さんを目の前に、ボーーッとする気持ちは分かる。

、見とれたり、成長をかみしめているだけでは、ダメなのだ。

きれいだね」「とても似合うよ」など、いくつもの褒め言葉で、包んであげよう。

最後のページや隅っこに、申し訳程度に、男性用の装束も載っている。

どれも、私から見ると装飾過多で、まるで「その筋のお方」だ。

カタログのような、ド派手な羽織袴の彼氏を娘が連れてきたら、パパ泣いちゃうかも、と心配になった。

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