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感性の法則

タイ焼きを、頭から食べるか、しっぽから食べるか、よく話題になる。

かれると、答えに詰まる。

いつも決まっていないからだ。

ときには、頭やしっぽと言わず、お腹や背ビレにかぶりつく。

自分で意識してはいないが、なにか法則が隠れている気がする。

しばし黙考。

あたかも目の前に本物のタイ焼きがあるように思い、食する。

これは、もしや。と思い当たることが。

は、好物を後回しにする方だ。

最後まで大切に取っておき、じっくりと堪能し、フィニッシュ。

それで不自由したり、損をした覚えはないが、一度だけ悲劇に見舞われたことがある。

が家のカレーライスには、豚の角切り肉が入っている。

いつものように、皿の端に肉を取っておいた。

なんとそれを、福神漬けを取ろうとしている隙に、「あら、食べないんだ」と、母に根こそぎ持っていかれたのだ。

泣きで抗議する娘に大笑いする家族を、その時は本気で呪った。

タイ焼きで言えばお肉は、あんこに当たる。

よって、好物のあんこの含有率の最も低い箇所を無意識に判別し、かぶりつくのではないかと思う。

知人達と、手作りパン屋さんに行った。

お約束の、アンパンマンや、ドラえもんのパンに混じって、トトロのパンもあった。

トトロの立ち姿を模して、中身はカスタードクリーム。

目鼻はチョコで描かれて、お腹の部分はメロンパンの生地が被せてあり、なかなか凝っている。

知人がそれを見つけて、「まーかわいい!可哀そうで食べれないわ~!」と言った。

その可愛いトトロを、いつも縦半分に裂いて食べている私って・・・・。と自分を責めた。

だって、そうすると食べやすい。

しかし、確かに小さな子が見たら、泣くかもしれぬむごい食べ方だ。

以降、トトロに手を出せずにいる。

えるまでもなく、食べ方には、「その人」が滲み出る。

上品さや、優しさに欠ける私の食べっぷりは、今まで人に、どんな印象を与え続けたのか、考えると怖い。

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