« もういくつねると | トップページ | M・I・N・I・M・A・L »

しゃばける

畠中恵さんの、「しゃばけ」シリーズはおもしろい。

一度読んだ本を読み直すことはほとんどないが、「しゃばけ」シリーズは別である。

何度読み返したか、分からない程だ。

江戸時代が舞台の不思議物語で、柴田ゆうさんのイラストがかわゆい。

時代や状況の描写が巧みで、読んだ端から、その映像が頭に浮かぶ。

なにより、妖(あやかし)と、主人公の若旦那のやり取りが面白い。

の危険が迫っている緊迫したときですら、若旦那の育ちのよさからくる呑気さが途切れることがないのも、見所だ。

んでいて、クスリと笑ったり、ぼろぼろと泣いてしまったり、人が見ていたら百面相だ。

編、長編とあり、どれも面白い。

若旦那のSPである2人の手代の妖っぷりも見どころの、家族全員で楽しめる小説で、お勧めである。

小中学生のお子さんなら、「朝読」用でもいいかもしれぬ。

第一作が、テレビドラマ化したので、それをきっかけにお知りになった方も多いかと思う。

キャストには様々なご意見があったようだが、私の「グーッ!」は、十朱幸代さんと、真矢みきさんのお二人だ。

それぞれの美しさ、存在感に異論なしである。

前回好評だったのか、第2弾が今週土曜日に放送される。

こちらからご覧になるのも、良いかもしれぬ。

小説だと、ドタバタ編も楽しいが、意外に、ホロリ編がお勧めだ。

若旦那と、異母兄弟の兄、松之助の物語が、私の一番のお気に入りだ。

ばされてしまった小さな鬼、鳴家(やなり)を探す探索ドラマも、若旦那の凄さが垣間見れて、大好きだ。

図書館にもあるだろうし、文庫化も5冊までされていて、気軽に読める。

今日のように、冷たい雨の降る日に読んで、心がぽっかぽかになるのを実感してみては。

|

« もういくつねると | トップページ | M・I・N・I・M・A・L »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: しゃばける:

« もういくつねると | トップページ | M・I・N・I・M・A・L »