« 福音 | トップページ | 感謝するデー »

素顔のままで

お化粧品のカタログは、どれもカラフルで綺麗だ。

とりどりのパレットや、口紅、マニキュアから、自分の好みで選びポーチに整理する。

しかし、いいなと思うのは、そこまでである。

事務職で、受付も兼ねていた頃は、お化粧は必須だった。

高校生を集めて、大手化粧品会社が試供品を配り、技術指南をしていたので、参加した。

資生堂と迷ったが、カネボウの講習会に行った。

しかし、けばけばしいお化けのようになってしまい、以来薄化粧を心がけていた。

ところが、お化粧をし始めて数か月、東北出身の母譲りの、白いもち肌に変化が起こったのだ。

ほほが赤く腫れ、ミミズ腫れがいくつも縦に走り、ひりひりと痛い。

泣ける映画など見ると、後悔する程しみて、また涙が出る。

これはただ事ではないと、同じビルに入っていた皮膚科を受診する。

しっかりお化粧をした、美人の女医さんに、こともなげにこう言われる。

今すぐ化粧を止めて下さい。」

れながらのものぐさだ。

は、お化粧が面倒で仕方なかった。

メイクして、自分が劇的に美人になるのなら、誰に何と言われようと止められなかったかもしれない。

しかし、向上心の欠如で、カネボウの講習会から進歩がない。

たいしてつけていないのに、厚塗りのケバイお姉さんから抜け出せないでいたのだ。

上司からは、「化粧もしないで」と陰口を言われながらも、以降スッピンを通している。

と言われようと、医者から禁止されたという言い訳ができる。

それに、自分の健康を犠牲にしてまで、上司のお気に召すようになど、する必要はない。

自分に何が起こったのか?考えていたときに、船瀬俊介氏や、日本消費者連盟の本に出会った。

化粧品は、化学物質である。

赤く腫れるなどは、それに対抗する肌の正常な反応なのだと知った。

化粧品業界のカラクリや、巧妙なウソなどが書かれた、ショッキングな内容の本だった。

勤め先が、当時の出版社三一書房さんの近くだったこともあり、以降それに関連する本を読みあさる。

大企業だから安心」の、一般的な感覚は、木っ端みじんに打ち砕かれた。

以下、お勧めである。どれも、分かりやすくどんどん読み進んでしまう程おもしろい。

読んで、自分の中に、社会に対し一歩引いた目線を持とう。

最新危ない化粧品 最新危ない化粧品

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

Book

どうしても化粧したいあなたに (三一新書 1000)

著者:船瀬 俊介
販売元:三一書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 福音 | トップページ | 感謝するデー »

美容・コスメ」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 素顔のままで:

« 福音 | トップページ | 感謝するデー »