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ピーナッツ ピンチ

「困っています」「悩んでいます」と、オランダ家 池田孝雄社長がないている。

オランダ家さんは、昭和24年の創業以来、千葉にこだわった生産、販売をしている、千葉県民自慢のお菓子屋さんである。すぐに全国展開してしまい、地元に目がいかなくなる企業が目につく中、オランダ家のお菓子やケーキは、千葉でないと買えないところが、憎く、誇らしい。

誇るだけあって、味も値段も合格だ。店舗ごとに、地域性を出して、その場で無料の飲み物と、ショーケースの中のケーキなどを食するコーナーがあったり、そこでしか買えない、ご当地商品もある。ピーナツのブランド産地、八街店では、「八街キャベツ」なるシュークリームがある。シューも、クリームもバランスよく、美味である。しかも、130円という良心価格で、地元から深く愛されている。数に限りがあるので、早めに行かないと、売り切れるほどだ。

うちも、他県の親戚に送るお菓子は、ここでと決めている。珍しいものを送ったつもりが、親戚の近くでも売っていたという、ギャフンなことは、オランダ屋のお菓子なら、起こりようがない。

ベイFMとのコラボで出している、「千葉ミルフィーユ」もお勧めだ。

多分にお世話になっている、オランダ家の社長さんがお困りなら、ぜひお助けしたいが、原料のピーナッツの不足は、一消費者では、いかんともしがたい。             材料の不足からくる高騰に、断腸の思いで、「落花生パイ」と、「落花生最中」の値上げをするとのこと。早速買いに行って、応援せねばと思う。

不足の原因は、中国側が去年の夏以降、残留農薬問題で、輸出を自主規制しているためだという。

いったい、日本は、どれだけ中国に依存しているのか。こんなに、他国に寄りかかっていていいのかと、心底心配だ。

地産地消を、取り戻す時期は、とっくに過ぎているのではないか。食は、生きることの基本中の基本だ。そんな大事なことを、外国に頼っていて、いいわけがない。この近所でも、休耕田や、農地の転用が目立つ。もっと、農業を大切にして欲しい。

ピーナッツの話に戻るが、「千葉半立」という品種をご存じか。小粒ながら甘く、ポリポリと歯ごたえがある。近年生産量が減り、希少なピーナッツである。「半立あります」の張り紙をお店で見つけると、嬉しくなる。値段はほかのものよりも高いが、食する価値はある。機会があったら、ぜひ召し上がってみてください。

地元では、炒るおなじみの食べ方もするが、収穫直後のピーナッツを、殻ごと茹でる、塩茹でピーナッツも人気だ。ふにゃふにゃと柔らかいが、甘みと、塩気が絶妙で、やめられない美味しさである。が、なぜか、地元の人以外には、不評だ。思うに、新鮮さの問題だと思う。次の日には、もう、味が落ちているのではないか。賛否両極端の生茹でピーナツ。チャンスがあったら、ぜひお試しを。

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