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千客万来

といっても、人ではないお客様だ。

毎年、この時期に会うのは、青大将だ。去年は、外出からの帰り、鍵を開けていると、後ろでフェンスを手でなぞるような音が。振り向くと、絡みつつ、ゆっくり移動しているところだった。「そこ、暑くない?」日向だったので、思わず声が出た。「今の、あっしに言ってるんでやすか?」と向こうも振り向いた。青大将を実際にご覧になったことは、あるだろうか。青といっても、信号の青、うっすらと、翡翠のような、透明感のあるグリーンで、きれいである。毒はない。

この辺は、マムシも目撃される。発見者が出ると、連絡網で、「マムシ注意」とまわってくる。ありがたや。

先日は、初めて鶯の夫婦が、うちの庭に来てくれた。毎年3月に美声が聞こえると、春の訪れを実感する。声はすれども、姿はみえぬ鶯である。感激した。

「鶯色」をしているので、混同されやすいが、目の周りが白いのは、メジロである。本物の鶯は、もっとシックな色合いをして、目立ちにくい。こちらも夫婦でよく来てくれる。     食べ損ねてしおれてしまったミカンを、庭の木にさしおくと、何組もの夫婦が来て、メジロの成る木と化す。

束の間のパラダイスを蹴散らすのは、ヒヨドリである。体も態度も大きいが、小心ものである。窓の中に、人が動く気配を感じると、飛び去って、しばらく来ない。その臆病ものが、庭の木に巣を掛けたのである。「ここは安全地帯」と認識されてしまうほど、庭をほったらかしていたのだ。お恥ずかしい。

せっかく掛けてくれたのだから、暖かく見守りたいと思っていたが、どうしても庭に出なくてはならない日が来たのである。案の定、親鳥はしばらく来ない。しかしそれでも、決死の覚悟で、巣材を運び続けていた。3日ほど続いただろうか。が、とうとう、ほぼ完成状態の巣を、放棄した。ごめんね。

暫くして、先の青大将が、その巣を目指して、ゆっくり這っていった。残念で賞。

キジがうるさいのは、ご存じだろうか。オスは、孔雀のように美しい。が、その声は、断末魔の叫びである。「ギェ~!!」「グギヤー!!」など、背筋も凍らんばかりである。その辺に、普通にいる。向かいの空き地を、よく歩いている。道路を横切る。

ウサギも、イタチのようなものもいる。

雨上がり、道のど真ん中に、誰が置いたか、漬物石が。近づいたら、亀だった。甲羅だけで、長さ20㎝程だったと思う。ちょうど出てきたお向かいさんが、家にある水槽に避難させてくれることになった。念のため、ほうきとチリトリでそっと体を寄せようとしたら、目にもとまらぬ速さで、ほうきに噛みついたのである。日向で、のんびり甲羅干しをしているイメージが吹き飛んだ。こ、こわっ!!やっと水槽に納め、持ち主を探す張り紙を出してしばらくすると、亀は忽然と姿を消していた。飼い主さんが、引き取りに来たのか。逃げたのだとしたら、怖い。のちに、テレビでよく取り上げられた、「カミツキガメ」に似ていた気がする。

こんな、自然いっぱいの地で育った、スイカのお祭りが開かれる。6月15日日曜日。午前9時から午後3時ごろまで。「スイカ早食い競争」や、地元で採れた野菜の即売、もちろんスイカは、地方発送可能だ。父の日のサプライズとして、送ってみてはどうか。スイカロードレースの前に、今年のスイカのお披露目である。下見も兼ねて、ぜひお越しください。詳しくは、富里市のHPへ。やけに前振りが長い宣伝になってしまった。お許しを。

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受信: 2008年6月15日 (日) 00時40分

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